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試聴はここで


日本盤



*アリナミンのCM他でお馴染み、テーマのメロディだけは95%の人がご存知、後の部分ははて?なテイク・ファイブが入ってる59年のデイブ・ブルーベック氏のアルバムです。ジャズのジャンルで言うとウエスト・コースト・ジャズとかクール・ジャズになるのでしょうか。ウエストコーストと言いましてもペダルスティールは入ってないよー。何でそんなんいきなりだーと言いますと中身のそなジャンルを超えた素晴らしさはもちろんのことこのテイク・ファイブ、英国チャートに初めて入ってきたモダンジャズなんす。それまでのUKジャズつうとトラッドジャズ一本、パッカパーなのをこよなく愛し自分たち流にアレンジ、ケニー・ボールさんとゆう人がが大人気で40年代からモダンジャズあるちゅのにまるで見なかったことのようになっておりました。ブルーベック氏にしても録音キャリア10年目のアルバム、しかも61年の10月にそろーっとヒット、それでも最高位6位まで行ったんだからこれは熱狂的に受け入れられたって言っていいかも。なぜいきなりなんだーてのを考えるにまず白人さんがやってるのもあるだろなあ。それと求道的なあの独特のモダンジャズの色合い薄く、一見軽くて、お洒落、粋だてのも。まあ何よりあのメロディですから。それが一番かも。そんな訳でこの盤のUKポップシーンに与えた衝撃たるや物凄いもの、その後の影響もすげーと推理することが出来ます。それは中身を聴いていただければ一目瞭然で1曲目トルコ風ブルーロンドに針を落としたとたん出てくるのが変拍子の嵐、わ俺イエスのCDかけちゃったよって確認すること2回いや間違っとらんと確信した時に4ビートジャズになってああ安心となったらまた変拍子とまーこの時点でこれをビル・ブラッドフォード幼少の時聴き狂ったんだろなあと想像してしまいます。この変拍子→4ビートの切り替わり時の快感って言ったら無いす。しかもクール。かっこえー。変拍子が当時ジャズ界で流行ったのもあるんだけど白人ジャズマンにとってステディなビートでのファンキイさではとてもブラックさんにかなわずってとこに風穴開けるしてやったりの手段だったのでは無いかと。それはロックでも同じだあな。無理せず自分で出来る最上の道を選んだとこにまず大勝利への道が。それは主人公ブルーベック氏のピアノにも。何か味薄いなーてな風だけど華麗で軽やか。2.のイントロ部分をリック・ウエイクマン氏が幼少のミギリ必死にコピイしたとみた。ほんとかよ(^0^)。あとロックへの最大の影響発見!そこかしこにビートルズ・メロディらしきものが出てきます。時代前じゃんかよ。タイムマシーンみたいだ。一聴してわかるのは5.のケイシーズ・ワルツの1分4秒あたり、いきなりオール・マイ・ラビングが登場します。これけっこうびっくり。ポールちゃんの脳みそにこびりついていたのでしょうか。この端正で律儀な世界も英国人気質にぴったしだったと推測しますがジャズ界のスーパートランプ、DBQ、いかがでしょうか。確実に一線超えてますんで買ってあちゃーと思うことはまず無いと確信いたします。

(マスター)2004.10.12

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