ろっくす超大特選盤
*いやーボイちゃんの絶頂期はやっぱ「ロウ」「ヒーローズ」「ロジャー」のベルリン三部作+スケアリー・モンスターズだーとこのヒーロースを改めて繰返し聴き直すと思う次第。何ともはや良いよう。なもんで褒めるとこ讃えるとこって言ったらもう湯水のごとく。ロウの勢いそのままに音楽的躁状態継続のこの盤、再びピカピカ・イーノちゃんとの合体音楽です。このベルリン時代、もうSFロックの最高峰、聴いてるこっちは想像力びんびん刺激されちゃって楽しいの何のって。手触りは欧州の哀愁退廃&私は誰ですが音の要はヤング・アメリカンズ以来のカルロス・アロマー、デニス・デイビスそしてジョージ・マレイのトン吉チンペイカンタのファンク3人衆、その強烈ビートの上にロバート・フリップさんのギターがのたうちまわりイーノのピューピュー鍵盤が覆うのだからもう、そりゃ悶絶です。出だしからいきなりKOされて後はもうぼこぼこ、最初のクライマックスはヒーローズで。この名曲フィルムも良かったねえ。歌詞がちょっと違ってコマ落としのようなボイの動き、いつかヒーローになれるさっちゅう叫びが虚空に舞ってひらひらしてたぞ。フリップさんのE−BOWギターであおられるし。B面の苔の庭とかの絶望インストも絶好調、しばし彷徨った後最後の強烈ファンク、シークレット・ライフ・オブ・アラベイアーで〆る構成も見事じゃ。しっかし各曲のタイトルがいかしてます。日本語に直してもそのかっこ良さは変わらず。V−2シュナイダーなんて何のこっちゃわからんけど(^0^)ちょっとやそっとじゃ思いつかんよ。この堂々とした颯爽たるボイちゃん、もし現在の姿のみ見かけられて、まだ聴かれてない方がおりましたら是非聴いていただきたいす。今もそりゃ凄いが体力気力最高潮横綱時代のこれはもう別格ベッカムなのでござい。 (山)2004.02.22 |
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ヒーローズ デヴィッド・ボウイ 1977/10 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ヒーローズ Heroes David Bowie - heroes - original video 1977 http://jp.youtube.com/watch?v=NEVNoYFpLps |
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