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*70’s後半のファンク・ディスコ絶頂期の一番美味しい曲を集めた怒髪天コンピCDがこれであります。オンリー・ダンス75。猫も杓子もデスコーデスコーとなりロック・ファンの中にはデスコレコード焼打ち集会なども開かれさらに踊るだけの音楽なんてとことごとくいっぱからげに害悪視されておった可哀相な曲たちよ。思わず踊ってしまう曲と踊れりゃ良いだろうちゅう曲とは根本的に違います。どのジャンルもクソがあれば宝石もあり。今振り返り今なお光を失っていないこの極上音楽いかがですかい。選曲は92%文句有りません。8%の文句もあえて言えばのこと。この盤だけで言えば100%満足なのだ。個人的に頂上曲のフォクシー「ゲット・オフ」、ヒートウエイブの「グルーブライン」、KC’Sの「ゲットダウン・トゥナイト」がどでんと真ん中に。そしてステープル・シンガーズの「レッツ・ドゥ・イット・アゲイン」、ベンEキングの「スーパナチュラル・シング」、ラベルの「レディ・ママレード」とソウル完成期の濃密なのもちあんとあるでよ。あ、ジョニー・テイラーの「デスコ・レディ」も忘れてはいかん。全く正反対ベクトルのニューウエイブから殴りこみのブロンディの「ハート・オブ・グラス」なんて嬉しいやつも入ってる。後半にリズムギター・リフ・ファンクつう大発明したシックは低重心の「グッド・タイムス」で。追い討ちで「ウイ・アー・ファミリー」で。これらがCD収録時間限界73分ぶん目一杯詰まっておるのだ。もうあっとゆうま。人生短いよと嘆かしてくれまする。こんだけ良いのであえて文句言えばアース・ウインド&ファイアは「シャイニング・スター」かこの盤の方針からすれば「マイティ・マイティ」にしてくれれば。そしてパーラメントは「フラッシュ・ライト」を、パーラメントがおるのならファンカデリックの「わん・ネーション・アンダー・グルーブ」を。そして肝心な1曲、アイズレー・ブラザースの「ファイト・ザ・パワー」をー。それにビージーズの「ジャイブ・トーキン」がおらんじゃないかー。なんて贅沢言ったら切り無いな。ここはわざと穴を残しここでハマってそっちを追いかけて貰ってずぶずぶと深みにはまらそうとゆう壮大な意図ありと好意的に取ってしまおう。こころっくすのサイト生命をかけて宣言します。このCDはお宝だー。
 このオンリー・ダンス・シリーズ、他の時代のも、うわうごうむむと感嘆、感激、シャウト連続のナイスなものばっか。そろそろ入手難のも出ているようなので有るうちに是非行っちゃっておいてっくださいまし。

(マスター)04.9.6

みなさんオピニオン






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