*YMOだー。日本の誇る80’sの星も1st盤は78年の発売でした。爆発的にウケて思えばその頃、アカデミックな語り部が急増、私はと言えばパンク/NWのバンドを作りたくてプレーヤーとかのメン募とか見てはコンタクトを取り人に有っておりましたがYMO好きって人も2人ほどおりました。会ってひとしきり大演説後、えーっと楽器は何やってんですか?って聞くといやシンセをやりたいんだけど持ってないって。それが二人とも(^0^)。おいおい演説したかっただけかよと24年後の三村突っ込み、当然バンドは出来ませんでしたが。それほど何かをしたい衝動を巻き起こした日本のセックス・ピストルズかもしれません。うちにあるシンセ、ローランドSH−2もお店で「あのYMOが使っている」ってコピーが書いてあったなあ。英国チャートの曲を編集していて80年7月に登場、それをきっかけに久しぶりに聴いてみました。ひゃこれはいけるぞ。楽しいぞ。最初は細野氏のソロ扱いだったのだな。確かにあの人の趣味全開で。マーティン・デニーのエキゾチックサウンド、ニュー・オリンズ・アラン・トゥーサンのサザン・ナイツのエキゾチック・サウンド、バリー・ホワイトも出てくる。これを普通にやってたらはらいそ同様好きモノの密かな楽しみになっておったところ、インベーダー・ゲームの追い風が。ゲーム世界の近未来風味超身近なファンタジーがぴったし時代の空気とシンクロしてしまいました。日本産音楽に特有のペラペラした音の薄さまで計算に入ってるようで恐ろしい。最初期シーケンサー使用でこんだけやるには並大抵の労力がかかったかを想像するにそれでいてこんな気軽な音楽を作ったことにほんとうに尊敬いたします。もちろんドイツのクラフトワークとゆう先達がいたもののまったく違う発想で独自のものを作られたのにも。欠点はと言えばトンプーとか聴いてると「さあ働け働け」って言われてるようで。ははは。どうにも日本人勤労の雰囲気に合い過ぎ。な訳で私のベストはシムーンです。これは確かにコズミック・パラダイスだ。先に書いたように細野氏が念願してたように海外でも中ブレーク、イギリスでのシングル・ヒット(最高位17位)に続いてアメリカのアルバム・チャートでも最高位87位、何とブラック・アルバム・チャートでも最高位37位とこれはすげえぞ。言葉の壁が無いインスト戦略ってのも大きかったと思いますが。でもどうゆう感想で聴いてたんだろ。興味あります。外人さんに聞いてみたい。今でもNYの吉牛とかでかかってたりして。元々細野さんと音楽の好みが重なるところ多いみたいなんでこっちのツボ突かれまくり25年目のYMOってことで大演説人に邪魔されることも無く愛聴出来そうでほんと幸せだー。 (マスター)2004.7.12 |
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