*ラム・ジャム、何だべさと思われる方も最近「ブロウ」とゆう映画のCMでTVでガンガン流れたあの景気の良い曲やってる人達だよつうたらああ、あれかと思い出してくれるかも。77年に彗星のように現れて件の「ブラック・ベティ」中ヒットとミュージックライフアルバム評3ツ星半を残してあっとゆうまに消えたバンドです。大体ブギ系だと3ツ星半のMLはほっといてそのシングルの強烈さが全世界中のロックファンの心の片隅に残っているのだ。中心メンバーのギターのビル・バーレットさんはオハイオ州出身で60年代はレモンパイパーズとゆうサイケポップバンドにいた方、ベースのハワードさんはビリー・ジョエルと一緒にバンドやってたとゆう。残りの二人は不明。で70’sの何時ごろかNYでバンド結成、エピックからこのアルバムを出しました。プロデュースはビルさんがレモンズにいた頃に知り合った1910フルーツガム・カンパニイ等のバブルガムポップ製作をしてたジェリー・カセネッツ氏とジェフ・カッツ氏。で出て来たのがゴリゴリのハードロック&ブギーてんだから訳わかりまへん。さて件のブラック・ベティ、元々シンシナティのローカルバンド、スターストラックのシングルが元だそうで、全然売れなかったそれをたまたまビルさんが耳にして改良、世に出したらしい。作者はレッドベリー、カントリーブルースの人です。まあ地味、そっけないそれを彼らは超絶ロック・ヴァージョンに。世のバンド組んでる連中なら絶対やりたくなるであろう仕掛けにつぐ仕掛け、2分ちょっとの中にドラムソロまであるとゆう。もう少し長いアルバムヴァージョンではウエスタン風ビートまで飛び出しツイン・リードやら何やら豪華幕の内美味しいなパクパクだよ。カンサスの「伝承」と並ぶ仕掛けソング双頭だ。とゆう訳ではまった人は抜け出せなくその世界、後にテクノ・ヴァージョン・カバー、トム・ジョーンズによるカバー、さらにはヒップホップ・ヴァージョン・カバーまで出て、あれだ1世紀弱それぞれの時代のサウンドに乗って生き残るとはレッドベリー爺さん夢にも思わなかったでしょう。あまりにその曲のインパクト大なんでその他の曲があれになり3ツ星半なんですが、どうしてどうして聴いて見ると誰だそんなこと言ったのはのグッドな音満載です。このふてぶてしいまでの湿り気の無さ、泥臭さはアメリカの音に憧れる英国勢が一番羨ましいものじゃないか。最後のブギー曲、「誕生日がメロメロよ」は見るとこはちゃんと見てるジョーン・ジェットがカバー。ケツに入ってる会話が粋。ブラック・ベティ続編ぽいインストもありでちょっとでもブギ好き、後年のブラック・クロウズ、ジョージア・サテライツとか好きな人にはほんとお勧めいたします。現在これプラス1曲の「ゴールデン・クラシック」とゆうCDが入手出来るかギリギリ状態か。いやもうちゃんとCD出してくれなきゃ駄目よ。バカロックの隠れ大将なんだから。 (マスター)04.4.26 |
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