*バグルスです。あーわあーわ。MTVで初めて放送されたとゆう「ラジオスターの悲劇」。ヴィデオでラジオスタアが殺されるとゆう内容の曲を最初の放送でやったのもとんでも話だけど無慈悲と言えば無慈悲、洒落でやったことが後で洒落じゃ無くなっちゃった。TVCM仕事やってたトレバー・ホーンさんが「おおクッキーフェイス」のティナ・チャールズのバックバンドでジェフリー・ダウンズと出会いさらに影の男ブルース・ウーリーとの3人体制で音楽練り上げこの先行シングル「ラジオ〜」を製作、そのヒットを受けてこの1stを出しました。問題の「ラジオ〜」、やっぱり強烈。当然あのクリップと一緒の印象だけど。思いっ切り未来コンセプト、扮装もセットも。が、画質は懐かしのフィルムコンサート並み、トレバー氏のルックスはもしやボブ・ウエルチがまたまた大変身して登場?なんて位、70'sでしたからまるでウエルズの宇宙戦争の映画見てるみたいな未来アナクロでした。アルバムの方も後年の80's兆児、派手な展開が嘘のような英国ポップ魂炸裂、10ccやアラン・パーソンズ、スーパートランプがやってくれた70年代のエッセンスが一杯詰まった楚々とした染みる音楽満載です。まだオーケストラヒットもサンプリングもありません。シンセもアナログ。暖かい音色がバックと溶け合って実に素敵。曲はもう全曲シングルカットOKかの如きクオリティ。しかも全部有機的につながってるとゆう。ラジオスター〜もアルバム中では後ろの小さなリプライズが付いて効果倍増。ほんとまごうことなき名盤だと思います。全体にどこか感じるもの寂しさはやっぱ70'sへの惜別、落とし前なのかなあ。パンクNWとは別の業界裏方さんから出て来た決別宣言。ここまでの質に達したロックとポップをひっくり返して一からまたやって果たしてそれに匹敵するものが出来得たのかちゅうのは新テクノロジーとのいびつな格闘長くいまだ決着付いて無いような気がしますが、熟れた実は落ちてしまうもの。これはその落ちる一歩手前一番甘い林檎なのかも。一歩抑えた感触がいっそう甘さを引き立たせてます。 (山)2004.4.28 |
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<完璧なシングルを讃える会>より Video Killed the Radio Star The Buggles 1979/9 今日は祝日。 え?成人の日なの?いつから15日じゃ無くなったんだ。 とゆうことはまたニュースで若者が壇上の市長に乱暴狼藉するパンキーなニュースが流れるのだな。 とゆう訳で、私が成人を迎えようと(実際は翌年か)に世に出た衝撃のパーフェクト・シングルを。 実は昨日ベストヒットUSAで2004年の行われましたトレバー・ホーン・トリビュートコンサートにおけるこの曲の映像を見て、 いたく感激し、なおかつ(ロース)、おーわ、歌詞はどんなこと歌ってたんだろう。あまりにもビデオが秀逸かつ邦題がドンピシャだったからわかっていたような気になっていたが。 むー。 あーあ、気になりだしちゃったよ。もう止まりません。 てめえ解釈しなきゃ。 それではとにもカーティス、じゃないとにもかくに歌っていただきましょう。 ザ・バグルス! ヴィデオがラジオ・スターを殺しました ♪ 僕は君を無線装置で聴いたよ 振り返るに52年に 寝っころがって、でもお目目パッチリ、そりゃもう必死に君に波長を合わせた 僕が若かったからだとしても、君が現れてくるのを止めることなんか出来やしなかった おーわおーわ ヤツらは君の2番目の交響曲を自分達の勝手にしやがった マシーンとニュー・テクノロジーで改造して で今、僕は問題を理解している ご存知の通りの おーわおーわ 僕は子供達に出会った おーあおーあ 君は彼らに何て言う? ヴィデオがラジオ・スターを殺しました ヴィデオがラジオ・スターを殺しました 映像がやって来た そして君のハートをこなごなに おーあおおーおー そして今、僕らは寂れたスタジオで出会った テープを再生して聴いて まるで遠い遠い昔のことのよう 君はジングルを憶えているかい いつものあのやつ おーわおーわ 君が最初の一人だった おーあおーあ 君が最後の一人だった ヴィデオがラジオ・スターを殺しました ヴィデオがラジオ・スターを殺しました 僕の心で 僕の車で、僕らはもう戻ることは出来ない あまりにも遠くまで来てしまった おーおおーおー おーおおーおー とててーとたあたと ぱんぱん とててーとたあたと ぱんぱん −−−−−−−−− ヴィデオがラジオ・スターを殺しました ヴィデオがラジオ・スターを殺しました 僕の心で 僕の車で、僕らはもう戻ることは出来ない あまりにも遠くまで来てしまった 映像がやって来た そして君のハートをこなごなに、VTRを罵倒しましょう・・・・・ あなたはラジオ・スターあああああ あなたはラジオ・スターあああああ ヴィデオがラジオ・スターを殺しました ヴィデオがラジオ・スターを殺しました ヴィデオがラジオ・スターを殺しました ヴィデオがラジオ・スターを殺しました あなたはラジオ・スターあああああ あなたはラジオ・スターあああああ ♪ これがMTV放送1曲目のビデオだったつうのも・・。あまりにも残酷な。 そしてこう歌ってる本人がラジオ・スターを殺す運命になるんだもんな。はまり過ぎ良太郎。 まだラジオのチャートが生きていた頃で、 全英では最高位1位。79年の9月に。 アメリカではマジでラジオのDJがむかついたか、こんなんかけちゃ洒落にならないと思ったか最高位40位。それもたった1週。 案外「can't」を「カント」って英国訛りで歌っていたから、それが鼻に付いただけかもしれんけどよう、 ヴィデオがそれをも救ったぞ、きっと。 ジェフリー・ダウンズの廻りの豪華鍵盤群。今の若人は何であんなにあるんだか不思議だったりして。 当時は一発ボタンで音色ぽんなんて出来なかったんですわ。 79年。ちょうどオーバーハイムOB−Xか、8音ポリフォニック・アナログ・シンセが発売された年。 それまでは単音しか出なかった。えらい高価で夢の楽器。翌年にはたしかMIDI化されて、すぐあれが出るんだよなヤマハのDX7が。 それで自分で音を作る時代が終わっちゃう。 サウンド音場の世界に突入。自動演奏の世界に突入。 人と機械とが暖流寒流ぶつかって、お魚いっぱいみたいに、夢と絶望が同居した、正に音楽の神様がおつかいになったとしか思えぬ 名曲です。 (山)2007.01.08 入手先参考(日本盤、アマゾン) 入手先参考(思いっきり80’sのコンピ、試聴可能です、アマゾン) VKRS動画 Video Killed the Radio Star http://www.youtube.com/watch?v=cmjuGIVyP4Q |
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みなさんオピニオン | |
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