第4幕 この力、神の力!!
PL一同「DM、敵が弱いよ」
DM「・・・安心しろ、今までは前座だ
(かなり本気で戦法とか考えてきたのに全部無駄に終わるとは(泣 )
次からは本気で行くぞ。」
強襲、Hextor
DM「次の転移先のボタンには、6つの赤い矢を握りしめた拳の紋章が彫られている」
PL「おっ次からAvatar戦か。」
なぜかフォーゴットン・レルム出身者まで敵の正体の目星がついてるのはご愛敬。
もはや躊躇無くボタンを押す一行。
転移した先には、6本の腕を持った戦神HextorのAvatarが待ちかまえている。
何でこんなところにいるのか聞かないでほしい(苦笑)
第1ラウンド
篠原氏「HextorってMedium Size? じゃあ、Mass Cocoon。STなしで、Helpless。」
その間にゲシゲシ攻撃されるHextorのAvatar。
しかし、神の力の片鱗で即死はありえん!
DM「じゃあ、こちらの手番でFree ActionでAlter Size使用し巨大化。Mass Cocoonの範囲から脱出。
Cast DefensivelyでMiracle使用、Hasteの効果を複製(多分、最善だよなぁ)。手近なPCに集中砲火して・・・」
勝家氏「じゃんじゃんやって下さい。いくらでもHealで治しますんで。」
DM「・・・すみません、6,000HP瞬時に削ることできません。このまま負けたでいいですか?」
Kiryu氏「・・・せっかくOutsiderと戦えると思ったのにっ!!」
DM「恨むなら自分の6,000HPを恨んでくれぇっ!!」
・・・Hextorの本体ですらHP1,100だというのにっ!
どうなってしまったんだ、この世の中は!!
ここでいったん休憩をとるPC御一行。
翌朝再び、「じゃあ、CONが600・・・」の悪魔の踊りが繰り広げられる。
異界からの来訪者
タラスキュー、Great Wyrm Evil Dragon、Avatarと順次苦もなく倒してきたPC達。
というか、前日の戦闘、ゲーム内時間で総計10分も使ってない気がするぞ。
それより踊ってた時間の方がはるかに長いし。
突きつけられた現実にげんにゃりしながらも、DMは次の敵を用意する。
DM「じゃあ、頭に緑のタコを乗せた大男が・・・」
PL「Cthulhu様かっ!」
一応お約束のSanity Checkをやらせるが、高Wisdom、レベルのPCが正気を失うはずも無し。
・・・戦闘結果は・・・Cthulhu様、Vorpal Weaponで瞬殺。
KH氏「死ぬんですか?いいんですか???」
仕方あるまい。近代兵器しかない世界の神である故、近代兵器を上回る超常の攻撃に対する防御については何一つ身につけていないのだから1。
・・・そろそろどうにかしなければならないという雰囲気を痛いほど感じつつ、DMは次の敵のデータを用意するのであった。
どうせこの先も、同じ調子なんでしょ? 続きを見る。
註
1)一応、CthulhuさまもDivine Qualitiesで「Instant Death無効」をお持ちです。ただ、VorpalをInstant
Death Effectと見なしても、首が落ちるのは確かなのでして・・・。しばらく検討したが、「例え生きていたとして、首と胴が離れてしまっては、Divine
Fast Healingではどうしようもない。せめてリジェネなら・・・」という話であったような。
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