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ろっくす特選盤


試聴はここで


*プロコルハルム在籍時代にジミ・ヘンドリックスと共演、あまりの衝撃にその後の人生を変えてしまった男、ロビン・トロワー。顔を見れば取り合えず長髪にしてるもののまあ普通のおじさん。写真はいつも口がワウワウしてる。至って真面目。インタビューではブルース、ブルース言うだけ。つう割には音楽はモダン。パルスのようなギターフレーズを次々と繰り出す。歌物のハードロックがとにかく好きでポール・ロジャース・スタイルの盟友ジェイムス・デュワーと共にひたすらロック!ロック!した初期3部作。まめにツアーしたアメリカでじわじわっと人気が出て来てのこのライブ盤の登場です。75年2月3日スウェーデンはストックホルムでの演奏。ラジオ放送音源からのもの。ボーカルのデュワーさんはベースを兼ねての3ピース・バンドであります。ギターはギターの音をベースはベースの音をドラムはドラムの音を出してる。当たり前だ(^0^)。しかーしこの当たり前の音の快感をこれほど感じさせてくれる盤は滅多にあるもんじゃありません。ハードロック。これがそうです。切羽詰った音を逃がしたくないワウワウ・ギターで始まる1.あまりにローリング・ストーンも。スローでのたくる2.暁のデイドリームも。ブルース超有名曲、歌が粘る粘る3.ロック・ミー・ベイビも。4.キャッチー&アップ、リフの魂宿ったレディ・ラブも。虚空に彷徨うダイアモンド・フレーズの”わたしゃもう待てん”も。レディ・ラブと並ぶキャッチー&アップのアリシア”もー最高”も。ドラムは暴れまわる小天狗のように。うなるうなるうなるうなるラスト「ちょっとばっかしの共感」も。人にハードロックとは何ぞやと聞かれたらこれですと答えるぞ。絞りに絞った混じり気無しの世界。この高揚感は無敵。人生盤です。何千回聴いても興奮いたす所存。

(マスター)2003.12.3

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