リュウキュウコノハズク(セレベスコノハズク) Celebes Scope Owl

この鳥は、リュウキュウコノハズクと書いた図鑑と、セレベスコノハズクと書いた図鑑があります。
それは、コノハズクの琉球地方の亜種とした考え方と、別種のセレベスコノハズクとした考え方をする人たちが唱える呼び方の違いによるものです。
したがって鳥類保護連盟の図鑑にはセレベスコノハズクとなっているし、日本野鳥の会の図鑑はリュウキュウコノハズクとなっています。
昔から鳥をやっている人や、沖縄ファンは「リュウキュウ」の言葉が好きだという理由だけで、ガンとしてセレベスを受け付けない人がいます。僕もその一人ですが(^_^)
どちらを使っても間違いではありません。
リュウキュウコノハズクは、コホッコホッと風邪ひきのように鳴きます。
指笛で真似するとすぐそこまでくるので楽しい鳥です。
もちろん名の通り、沖縄から奄美にかけてしかいないコノハズクの仲間です。
写真は西表島で撮ったものです。


                  

リュウキュウコノハズクの見つけ方

リュウキュウコノハズクは、分布図で見るとおり限られた南の島にしかいません。
 でも数は多くて実に簡単に見ることが出来ます。
 沖縄旅行の際には、夜、ちょいと抜け出してぜひこのリュウキュウコノハズクをご覧下さい。
 「どこへ行くの、この夜更けに」
 「ちょいと野暮用よ」
 なーんてね。いいじゃないですか。


1.声を聞いて見つける
 春から夏までひっきりなしに啼き暮らしていますから、
 声のする方をライトで照らすと、すぐに判ります。
 繁殖期以外で、啼かないときでもこちらが指笛でまねをすると
すぐ目の前に現れる、珍しいフクロウの仲間です。


指笛の吹き方 両手を「頂戴」のように重ね、ワンコを作ります。
そして両方の親指の隙間から「コホーッ、コホーッ」と吹きます
声は「音声」を参考にして下さい。


2.巣を見つける
 これは絶対にやらないほうがいいです。
 リュウキュウコノハズクは、ガジュマルなどの
くねくね絡まった気根の間などに巣を作ります。そんなところに手を入れると。

 「痛て、噛まれたっ、こいつ歯を磨いているかなー」
 「なんだって?何に噛まれた、」
 「歯ブラシ」
 そういいながら太郎は気が遠くなっていくのだった。
 「ああ、ハブらしい・・・・か」

てなことになるのです。バッカだねぇ

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