まほや 日刊ろっくす 前日のWANTED rocks top back
ろっくす特選盤
*思いっきりジャケ買いをしてしまいました。先週のレコ買いで。だってまー見てくださいこのジャケ。素晴らしい。情景、タッチ。ツボです。クレジットでは「クリーム」となってますがチームなのかな。そんで中身はすっとんでても構わないぞとの決意の元に買ってしもうたんですけど、とゆうのもムーディーズ、あまり得意でなくて。デニーはんがおったころのゴーナウ・ムーディーズならいざ知らずスロウのサテンの夜がとにかく苦手。すやすや寝てしまう_<(_ _)>_。ソフト・プログレ御三家、つうとソフトSMみたいで訳わからん形容かもしれぬが、キンクリ、エピタフの魂を受け継いだこのムーディーズ、キャメル、バークレイ・ジェイムス・ハーヴェストの中でも特にぼよよーんとした印象を持っておりまして。まあ、そんなもんだろうと聴いてみましたら。来た来た来たーー。目から瞳孔が外れた。初めて来たぞムーディーズで。こりゃ最高です。特にA面。ELOみたいで(^0^)。しっかしジャケからするとプログレ・ファンには大合格、でも中身はうんぱうんぱと調子良くてしかもかなりELOとなるとどうなんでしょう。出たのは81年。思いっきり時代錯誤っていやそうなのかも。逆に開き直って5年くらいのタイムラグで同郷バーミンガムのジェフ・リン・サウンドをやってみたかったのかな。1曲目のザ・ヴォイス。とにかく曲が素敵です。どうも聴いたことがあったと思うたら全米ヒットしてたのね。最高位15位とは。おまけにアルバムは最高位1位だって。全然知りませんでした。その頃全然違う方向見てたからなあ。それにしても81年恐るべし。名盤の宝庫だってことがこれでますます実証です。2.はデリカシーの無い男の歌。うっかり一言が失敗の元ってやつです。私も失言の射手座だから気をつけねば。よく怒られます。誰にって。はい。曲はタイトルにふさわしく後悔してるように歌う。ってほんとか。オーケストレーションがばっちりはまった素敵曲。3.ジェミニ・ドリームはテクノ。とゆうよりコンフュージョンの頃のELO。もうまんまです。覆面で聴いたら区別出来ない。大好きだから当然大好きなのだ。4.僕の世界。べったべたのラブソング。対訳を見てしまうと赤面ツトムしてしまうので見ない方がいいかも。ミディアム・スロウでたんたんと。曲はさらっとしてるので私にも大丈夫。くるっと引っくり返してのB面はプログレに相応しい組曲。まずは5.ミーンホワイル。スティーラーズ・ホイールつうかジェリー・ラファティ調シャッフルでもちろん大好きだから大好きです。6.は22000日。人間60歳まで生きると2万2千日なんですと。してみると短いなって妙なところで感動。あと何日だろうかなどと考えてしまう。おろそかに出来ません。とゆう内容。曲はピンク・フロイドみたいかな。7.不安な日々。アコなスロウ曲。小心な男の片思い曲。これもELO。歌もかなりジェフリン。だから好きだぞ。8.偽りの微笑み。サーカス・ソング風。これも素敵です。ミスター・カイトじゃないけどこうゆう曲にはコロリとやられてしまう。あのピロピロピロ回転オルガンっていいですよねえ。9.道化師による口上の次はラスト、ベテラン・コスミック・ロッカー。自らを省みて開き直ったマニフェストソング。このアルバムから何とあのパトリック・モラーツが鍵盤で加入したそうで。あのラテン・プログレは炸裂してなくサポートに徹してますけどピリっとしたところはこの方のおかげか。このラスト曲なんかではよく聴くとあの独特の音色が聴けます。それにしても苦手なバンドでも油断出来ませんわ。どこでホコっとはまるかわからぬ。逆に言えば苦手な私がはまったんだから中身は相当なものと言えるのでは。ジャケともどもこれは買いですぞほんま。 (マスター)2005.1.24 |
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ジェミニ・ドリーム ムーディ・ブルース 1981/6/13 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− Long Distance Voyager Gemini Dream http://jp.youtube.com/watch?v=tdo7KZFbico Moody Blues - Gemini Dream - at Wembley Arena 1984 http://jp.youtube.com/watch?v=U9MpBwbENXI ザ・ヴォイス ムーディ・ブルース 1981/8/15 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− Moody Blues "The Voice" http://jp.youtube.com/watch?v=lfk21gnMA2c |
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みなさんオピニオン | |
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