*REOスピードワゴン、長いキャリアを誇るバンドだそうで苦労して苦労してヒットを飛ばし、なんと今でも解散せずに活動しているらしいです。第一印象としては、ちょっと取っ付きにくい感じもします。女の子がキャーキャー騒ぐような華のあるルックスの持ち主でもないし。が、しかし、じっくりと聞いてみると、ハマります。言い方が微妙なんですが「お約束の楽しさ」みたいなものがあるのです。この曲のここらへんで、こんな感じで展開して、そしたらギターがキュイーンと来て、コーラスが入って・・・とまさに期待を裏切らないところが見事なのです。たとえば時代劇「水戸黄門」で午後8時45分ころに印籠が出てくるような気持ちよさ。そう、律儀な音楽なんだなぁ〜。曲が良いのはもちろん、歌も演奏も上手い。さすが苦労人集団です。恥ずかしながら私がREOスピードワゴンと出会ったのは「キャント・ファイト・ディス・フィーリング」でした。何気に見たTVのビデオクリップでめちゃくちゃ感動したのです。もう素晴らしい曲!今でも私はこの曲が一番好きです。この曲を聞くと1秒で泣く。どうしてなのかわからないんですが、たんに歳を重ねて涙もろくなっただけなのかも・・・いや、それだけじゃなくて。ビデオに出てくるバンドのメンバーが地味なのにじ〜んと来て、さらにボーカルの人のキラキラ輝く瞳にグッと来る!そして泣ける(爆)いやぁ、バンドを長く続けるってことは、ものすごく大変なことです。それはバンドを一度でもやったことのある者なら誰でもそう思います。決してくじけない根性と真面目に頑張る気持ちがないとバンドをやることは難しい。ライブ演奏からは、そんな彼らが楽しくハジける様子が伝わってきます。REOスピードワゴンは、のちのデフ・レパードやボン・ジョビなどにも影響を与えたと思えるし、アメリカでは大人気バンドなんだけど、日本ではどうなんでしょうか?もっと売れてもいいと思うんだけど。 (みみちん)2004.12.29
(マスター) |
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