*スティックス。70’s後半のプログレ・ハードの雄として全米及び世界を席巻いたしたバンドです。一方では「産業ロック」と揶揄されてるか自虐的かのジャンルの代表選手。本国ではアリーナ・ロックちゅうこれまたわかるようでわからんジャンルに入ってる。我が国では「どもありっがとミスター・ロボット」で一躍有名になって悪名を轟かせてしもうた。プログレハードってなんじゃらほい。プログレシブ・ロックの欧州ムードを持ちながらハードロックのノリでストレートにやってくれるって風にとらえてますけど正しいかな。スティックスはその点、ムードはローマ帝国かも(^0^)。いや感じですけど。産業ロックって。売れるようにわかりやすいメロディとアレンジでやってくれるって意味か。もしくは売れる為に己のロックスピリットを悪魔に売り渡して形だけロック風にして会社ぐるみで画策してあほぽんなロック・ファンに大量に売り付けるって意味にも取れるぞ。けしからん。そんなことをしてたのか。しっかしわからん。どこに根拠があるのだろうか。わかりやすいのが根拠か。わかりやすいのが悪いのか。バカにされるのかって考えるとそっちの方が頭に来たりして。だいたい音でわかりやすいわかりにくいって階級差別があるってのも不思議。要は過去に出て来た特にヒットした音楽の要素を結集して出来てるから馴染みがあって「わかる」ってことだろうけど。構成もちゃんとサビがあってリフレインがはっきりしてて。ってこれヒット・ポップスの常道ではないか。それで揶揄されるのはこれが「ロック」だからであるからだろうけど。「わかりやすい=堕落」の一本道の頭脳構造の方がよっぽど頭カチカチのスクエア親父、ロック的じゃ無い様に思えちゃうのだ。でもまあいいやロックって言われなくても。はい。スティックスは70’s後半のアメリカ歌謡曲の代表選手です。ああ、すっきりした。アメリカ歌謡曲、わしゃ大好きだー。スティックス、実は久し振りに聴きました。それがまーあの曲この曲全部知っててしかも大好きではないかってことを思い出して愕然としてます。証拠を見せましょう。ほらほら私の昔付けてた自家製全米トップ40チャート。文字と色がこーんなに大きい。このベストで言うと特に前半、レイディとかカム・セイル・アウエイとかローレライとか、そしてブルー・カラー・マン!鳥肌が立つくらい来てます来てます。人類の範疇を超えたとんでも無い高音ヴォーカル最高。マペット2体によるこれまたきんきらきん1パターン・コーラス最高。ミスタ・ロボットだってあーた何じゃこりゃとか言いながら結構喜んでるじゃないっすか。一口に売れ線ものって言うけどねえそれ作るの凡人じゃけっして出来ませんぜ。ミュージシャンたるもの心の中じゃみんなに愛される曲を作りたいと思ってる人達ばかり。そして幾多の挑戦をして玉砕してる方がはるかに多いんですから。さらにどうしてこんな風貌でロックスターなんだろうっちゅう70’s後半顔相も素敵。ちなみに私は高音ヴォーカルの人はギターの美形トミー・ショウ君だとずっと思ってた。それがあの髭親父ですから。トミー君はけっこう野太い声。ショーン・キャシディの胸毛のような世の中どうしてうまく行かぬの哀愁も感じます。とゆう訳で好きだからこんな風に書いてますけど嫌いだったら全く逆に書いてたかもしれない。ははは。それが音楽だ。 (マスター)2004.12.28 |
||
みなさんオピニオン | ||
|
++ご意見をこちらより是非。後ほど掲載させていただきます++ |