世界の伊達男ブライアン・フェリーのためのためだけのベスト・アルバムです。何をどう間違ったかキムタクのドラマ「ギフト」に東京ジョーが挿入歌採用でMore
Than This: The Best of Bryan Ferry and Roxy Musicつうアルバムの中からプット・ア・スペル・オン・ユーを件の東京ジョーに差し替え差し替えたその曲タイトルをアルバム名にして日本独自ジャケットで発売されました。本人によろしいでしょうか?と問うたら「ええよええよ。」と二つ返事だったらしい。ここでかねてからの疑惑浮上、フェリーはんは果たして伊達男、お洒落人間なのか?と。普段はユニクロでいやイギリスの古着屋で買った服を無造作に着て頭ぼさぼさちゅう噂有り、この盤のジャケも気取っているものの何か似合っておりません。いかにして私がアヴァロンに至ったかのこのCDの魅力もそこにあるような気がいたします。気取りと照れ、目一杯スカシテみせようとするものの女に惚れっぽくて一生懸命尽くすもあっけなく振られて「ふ、恋なんてこんなものさ」なんて言ってみるくせに髪はボサボサ目は涙目、発表する作品は嘆き節満載と素性バレバレ。してみると世間をあっと言わしたフレッシュ&ブラッド以降の大お洒落路線もようやくそんな自分をわかってくれたのねの奥さんにスティーリーダンのガウチョを聴いてる時に「ああ、俺もこうゆう音楽出来ないかなあ」「貴方だって出来るわよ自信持ってやってみなさい」とゆう会話の結果かと想像してしまいます。そしたら出来ちゃった。もちろんちょっと変人だけど良い人間の友人、フィルさんとアンディさんの協力があってのことですが。人と自信を持ってさらに作った「アヴァロン」、そしてその路線でさらにわがまま進めたソロ作の「ボーイズ&ガールズ」そりゃあ見事です。曲の出来もサウンド・プロダクションももう完璧今でも聴いてて惚れ惚れしちゃう。やったぜこれだとその路線を継続のその後のソロ作が最初にやったやつのあまりにも見事なはまり方のせいでどうしてもそれに追いつけず残念なんですけどその結婚ボケ丸出し(^0^)からもそろそろ突破しそうで。随分長いことかかりましたが。この盤で言うと9まで、あっけなく過ぎ去ってしまう伊達を気取ってズンドコしてた時期、これは相当魅力的だったんです。他の誰にも真似出来ないものだった。若さゆえの勘違い暴走だったかもしれん。しかしこれを親父の確信を持って今後超ズンドコして欲しいぞとゆうのが私の希望で。孫も喜ぶぞきっと。いるかはわからんが。はは。みんなあの顔か? (マスター)2004.6.22 |
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