ろっくす特選盤
*英国パブ・ファンク・シーンから正に一人勝ち状態で全米ヒット奔出、一躍スターダムにのし上がったAWB。その正に旬、絶頂期に残してくれたダブル・ライブ・アルバム、70’sを代表するライブ盤の一枚です。バンド・メンバーの気持ちも最高潮、それを迎え撃つ観客の期待、ノリもレッドゾーンで時間を超えても聴いてるこっちも思わず巻き込まれてアドレナリン、ぴゅんぴゅん出るぞ。初の本格ホワイト・ファンク・バンド、レコードであれだけぶりぶりファンクを聴かせてくれたけどライブだとどーなのかなあなんつう疑いのなまこ、いやまなこを吹き飛ばす快演だ。やっぱ英国バンド、基本は律儀、しっかりと自分のパートを演奏しつつ控えめに己を出しております。要は2代目ドラマーのスティーブ・フェローン氏でこれがまたパシパシ引き締まったドラミング、危ういとこで緩くなるやもしれんパブ出身者達をプロの身技できゅきゅきゅと引っ張りいや見事MVP、ベースはフロント二人で交代で担当、メインはヘイミッシュさんだと思うけどこれもまた見事、流行のチョッパーなど目もくれずベイエリアスタイルのももももベースでソロも取っちゃう、歌いながらのこれは脳と手が分離できんわしなんかもううっとりして見つめるだけだわん。ギターはもうカッティングの鬼です。ソロもカッティング。スレイブ・トゥ・リズムだ。どきどきしちゃうのはヒット曲、ピック・アップ・ザ・ピーシズのイントロね。このちゃらちゃらちゃらちゃら、うげ、トチりそう。こっちまで緊張です。これをキメてやるのは大変だぞ。カチとリフを吹いてるラッパ隊の実力もこの曲で思い知る。いやよくこれだけのメンバーが集ったもんだ。さらに英国にはまだまだいるのだから恐ろしい国です。やっぱあそこは。さてヒットはもっぱらインストのAWB、ここで白日の下にさらされる生での歌の魅力、憧れのソウル・ミュージック、しごく自然体で歌える出来ることを。声としてはけっして立っている声では無いけれどその真摯さがこっちにも直撃、そのベストが3曲目イフ・アイ・ルーズ・ジス・ヘブンとラストの悲しい噂だと思います。えー、めでたくこのたびエドセルより「ベニイと僕」との2イン1で23日に発売されるこの盤、アナログでは全体音質では今一ながらドラムがバシバシ立ってて素敵な音質、出ていたCDでは綺麗な音質ながら今一ぐんぐん来ない音質と、さあさて今回はどうだろう。アルティメットなやつになってるかな。もし購入なさった方がおられたら教えて欲しいす。そうだったらわしも行っちゃおうっと\(^o^)/。 (マスター)04.3.17 |
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