*昨日はエキゾチカはエキゾチカでも真っ黒なエキゾチカでしたが今日は掛け値なしに楽しい夢のエキゾチカ・アルバムを。ウルトラ・ラウンジ・シリーズてのがあのお堅い米キャピトル・レーベルから出てましてこれはそのサンプラー盤。良いとこどりつうかヘンなとこ取りつうかこうゆう音楽をやってるシリーズなんやとゆうマニフェストとなっております。まー普段ロックしか聴いて無い人間には目が点続出の異型音楽ばかり。俗にゆうラウンジ・ミュージック、モンド・ミュージック、してエキゾチック音楽つうものですが要は50’s60’sにハリウッドを拠点として作り出された日常生活脱出を目的として行くとこまで行っちゃった音楽とゆうことかと。真面目に行くとこまで行っちゃったやつは強いすよう。正に頭クラクラみぞおちワクワクの連続です。パーソネルも知った名前もあるものの誰だこりゃシリーズで。ま、探検はおいおいにしてサンプラーだけにまず楽しむだけ楽しんでうおっとかわっとか言ってるのが吉かもしれない。えー1曲目はそりゃそうだこの分野の巨匠マーティン・デニー氏の登場。よっ、マーチン屋。スワンプ・ファイアってキャンプファイアじゃなくて(^0^)謎の掛け声と魅惑のリズム、どこの地方のスワンプかちいともわからん。どっかの密林を主張しております。次だってカリブ海のヴードゥーを主張してるけどこりゃあスパイ映画だぜ。3曲目がまた強力、この世界で有名な女人とのこと何人だのユマ・スマック嬢の歌。マンボだよな確かにマンボだ。ミニ・リパートンのおばさんかもしれない。ただ声の使い方をとんでもな方面に。この人ハル・ウイナーのディズニイ・トリビュート、ステイ・アウエイクでアイ・ワンダー歌っておりましたのでその華麗なる歌声聴いた方おられるかもしれません。そして次はチャチャチャのリズムで。ちゃちゃちゃって何だー。これです。タイトルは「育った虫」。なんつうもの描写してるんだか。オルガンがとおてもお洒落だ。途中私のお名前なんてーのになる。5.もそうだけどどっかで4.共にどっかで聴いたような既知感が。知らないまにやられてるのかもしれない。6.のロンサムロードは..。最初からまあ何て声ちゅか音出すんじゃこの人は。曲の中核をなしてます。こうなるともはやザッパ大明神の範疇に入り込んでる。7.はお馴染みルート66のテーマ。ちょっと安心。何をだろう。8.はR&B界の巨匠、キング・カーティス氏が貴方の夜のしじまをむせび泣くサックスで応援してくれます。ただしこれでくどいたらブっと吹き出す事うけあい。9.はルイ・プリマ氏。曲はそうです。最近CMで流れてるあれ。ブライアン・セッツァー・オーケストラがやってるあの曲です。ほぼ同じアレンジ。ロックンロールってあったんだよなあ、こんなところで。そのルイ・プリマ氏ですがあのデビッド・リー・ロスのカリフォルニア・ガールス・ミニ・アルバムでのエイト・ガット・ノーバディのオリジナルを歌ってる方。ロック界と何かと縁有りで。10.は映画モアのテーマ(だよな)で一安心。11.はコステロさんの曲ではありません。ぽぽぽぽってオルガン好きな方に是非。12.は歌モノ。ジュリー・ロンドンさん。誰だ。聞いたことあるような。きっとロンドン出身ね。なわけじゃないでしょうがどスローな曲でリンジー・ディ・ポールさんしております。最後の一言でトドメを刺された。ぐさ。13.は映画ブルース・ブラザースでもお馴染みピーター・ガン。嬉しくなる。14.サンダーボールからの曲ってことでこれは007だけど妙なレゲエ・リズムになってる。偶然かこれは。15.はいピンクパンサーのあのテーマです。大好きです。もう。そうですこのシリーズはこの曲の感じが好きな人間にはたまらないものになっているんです。わ。16.でですねこれがこの盤のハイライトかも。エイプリル・スティーブンス嬢の歌。「おしえてタイガー、わわわわ」。この「わわわわ」がミソでしてこれはもう聴いてもらうしか。しっかしなんちゅう歌い方だ。えーとあと8曲か。全部やるとえらいことになるんでこの辺で。あ、あと18のソー・ナイスは絶対聴いたことあるはず。こればっかは最高にお洒落で。とまあ楽しさ満点のこのアルバム、是非ご入手お奨めいたしたいのですが、これをパソコンで聴く時にあれですウインドウズ・メディア・プレーヤーのトゥルー・ベースをちと上げてのWOWエフェクトを最高に上げての左右に目一杯音を広げてみてはいかがでしょうか。これダブ聴く時にも最高に気持良いのですがこの盤でやるとそれはもう目一杯あっちの世界に連れて行ってもらえますです。 (マスター)2004.7.15 |
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