*そのマーティン・デニーの大ファンだとゆうジェネシス・P・オリッジ率いるスロッピング・グリッスルの79年度作品。猿が楽器を叩いてそれが偶然素晴らしい音楽になった場合私は受け入れられるかなんてふと思ってしまう。TG(バンド名略)さん達もちろん猿じゃないけど工業人間です。風景が確かに見えていて音楽にしたい。しかし楽器の鍛錬する暇無し。待ってられん。やっちまおう。うまくいった。てのがこれかもしれませぬ。うまく行ってないかもしれんけど(^0^)。PILとゆうバンドがありましたパンクが始まって皆でパンドラの箱開け合戦してた時に一際でかい箱を開けた連中。彼らはまだ良かった。ドラム、ベース、ギターとロックの楽器でやってくれたから。表面的には入りやすかったのは確か。して続けて襲来したこのTGさん達、もはやそれらも無くもちろんロックビートなど皆無です。ジャケはこんな顔して笑ってるしタイトルはジャズファンクだし「おお、サイコー聴きたい」なんてそれだけで大枚2800円出して英盤買っっちまった私みたいなのもおったろうし、聴いて何じゃこりゃって言いながら工場マークのロゴとこの得体の知れなさに自分でも訳のわからん魅力を感じてはまる。無ビートの曲と律動してる曲がほぼ交互に。一見テクノ曲、Hot On The Heels Of Loveはその後ハウス、トランスなど数多く出たエレクトロ、これに勝てるもの無しの最強ナイフ。CDボートラのディシプリン、これを聴く事自体ディシプリンかー。付き合って参加出来るかどうかが人生の分かれ道。マーティン・デニーを聴いてワンダーに憧れるも見上げれば立ち並ぶ工場街、ワイハの人工楽園音楽があるのならここでも人工楽園音楽はあるのではないかで出来たのかと推測いたすが。楽園どころが失楽園になってしもうたかもしれませぬが。同様のYMOと比べてみるのも一興かと。その後最近になってジャケで写ってる場所は自殺の名所だったこと、さらに工場ロゴの工場はアウシュビッツだったとゆうことを知る。容赦無し。企業が笑いながら使っても我々は何ら気付かず笑って楽しんでしまうかも知れぬではないか。その後TGさん、こんなだから周囲がよってたかってカリスマ化しようとし、アンチで束縛破壊叫ぶも自ら教条化する運命に引きずられて、いやむしろ自分たちで進んで教条化して笑ってるのか。わからーん。しかもこれは名盤なのか名盤じゃないから名盤なのでは無いかなどとゆうパンクの中のパンク、NWの中のNWだわ。聴くのはよした方が良いかもしれません。 (マスター)2004.7.14 |
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