第一話「見えざる腕」
GM: 新しいキャンペーン、はっじまっるよ〜
: まずは自己紹介してね。キャラクター名と技能と、アビリティ関連だけでも。
: 詳細なデータはリプレイ時には載せる予定。
パプリカ: 俺たちの冒険は始まったばかりだ。
オーリス: 敵は何処に?
まだ始まっていない。
気が早いにもほどがある。
オーリス: オーリス。ナイトメアのコンジャ:1、フェアテ:2。≪魔法誘導≫持ちの後衛
: パプリカとはもうパーティ組んでて良いですよね。導入が勿体無いし
名前:オーリス=クーカッブ 種族:ナイトメア(人間生まれ) 性別:女 年齢:74才 生まれ:操霊術師II
技能: コンジャラー 1 フェアリーテイマー 2
器用度:11 敏捷度:7 筋力:16 生命力:18 知力:22 精神力:23
HP:24
MP:32
戦闘特技:魔法誘導
魔力:操霊魔法4 妖精魔法5
言語:交易共通語(会話/読文) フェイダン地方語(会話/読文) 魔法文明語(会話/読文) 妖精語(会話)
武器:メイジスタッフ
防具:ハードレザー
装飾品:宝石(土ランク2) 宝石(光ランク2) 宝石(火ランク1)
所持品:魔晶石5点
所持金:0G
パプリカ: 人間のパプリカ、男。技能はファイター2、エンハンサー1、スカウト1。戦士をしていた父親を探す旅に出てるとかそんなの。
: オーリスとはその旅の途中で出会ったとかで。
名前:パプリカ 種族:人間 性別:男 年齢:? 生まれ:冒険者
技能: ファイター 2 エンハンサー 1 スカウト 1
器用度:13 敏捷度:13 筋力:20 生命力:14 知力:12 精神力:17
HP:20
MP:17
戦闘特技:防具習熟/金属鎧
錬技/呪歌/賦術:ビートルスキン
言語:交易共通語(会話/読文) フェイダン地方語(会話/読文)
武器:ヘビーアックス
防具:プリントアーマー ラウンドシールド
所持品:ヒーリングポーション
所持金:40G
空いた時間に突発的に始めたセッションなので、詳細どころか基本設定すら決まっていません。
ちなみに、今回のキャンペーンでは基本的に現時点で公開されている全てのサプリメント・追加ルール採用というレギュレーションである。
が、GMの手元にはミストキャッスルが無いのであった。
GM: 君たちのホームはフェイダン地方最大の交易都市リオスだ
: "集いの街"と呼ばれるところだね。
パプリカ: じゃあリオスで出会って、パーティーを組むことになったでいいんじゃないかな。
オーリス: ではそれで。フェアテが得意だから、田舎でのお上りさんなのかな
GM: 街にほど近い街道で蛮族を見かけたという話を聞いて、そいつを倒して手土産にして冒険者の店に登録しようという魂胆。
パプリカ: よし、じゃあ行くぞオーリス。蛮族を倒しての凱旋とくれば冒険者の店もほおっておくまい。
オーリス: では、早速蛮族の居ると思しき街道に行きますよー
パプリカ: こうやって武勇を上げていけば父親に会えるだろうとか思ってる。
GM: 街道を通る隊商の話では、見えない何かに襲われて、いつのまにか積荷を奪われるのだとか。
パプリカ: ほほぅ、見えない何かか。オーリス、心当たりはあるか?
オーリス: 「むむ、見えない敵とは奇怪な。パプリカ君、気を引き締めていこうね」
GM: 魔物知識判定していいですよ。話だけなので、目標値+2で。
オーリス:(ころころ)
: 「うーん、私は知らないなあ。パプリカ君はお父さんからそんな魔物の話を聞いてないかい?」
パプリカ: (ころころ)
: 「俺も聞いたことは無いな。まぁ何にせよ、殴れば倒せるさ」
GM: ところで、オーリスってなのはStSの嫁き遅れ眼鏡?
オーリス: 眼鏡してないけど、パプリカ君より年上の嫁き遅れ
「魔法少女リリカルなのはStrikerS」に登場する防衛長官秘書のこと。CV:桑谷夏子
GM: とか言いながら街道をウロウロしていると、前方で荷馬車の積荷が突然崩れた。
パプリカ: 「やや、こいつは面妖な。さては噂の見えない何かか?」
GM: 相対距離20mから先制判定いきましょうか。
オーリス: (ころころ)
GM: こちらの先制値は12ね!
オーリス: 6ゾロ以外駄目ぢゃあないか!
パプリカ: 「よっしゃ、腕が鳴るぜ」 (ころころ)
: 「あいつ、結構素早いぞ」
オーリス: 「パプリカ君、鎧が重いからぢゃあないかな?」
パプリカ: 「この重たい鎧が俺を引き立ててると思わないかい?」
GM: ……詰んだな。
オーリス: 早いわあ(笑)
GM: (具体的には、乱戦状態になくて姿の見えない相手がそのまま戦線離脱したら追えない)
: (というのはさすがにかわいそうなので)
: 積荷の一つが宙に浮かんで、街道をそれた森の方へとふわふわと移動していく。
: 相対距離で36mくらいの位置へ移動してこちらの手番終了。
オーリス: 「む、怪しい荷物が! パプリカ君、追って」
パプリカ: 「おうよ!」 全力移動で荷物の場所まで移動するぜ。
オーリス: パプリカ君の全力移動なら追い付くのか
: ……ちょ、待て
パプリカ: もう走っちまったが、何だ?
オーリス: 防護点、幾つだっけ?
パプリカ: 7点
オーリス: 7点ならまあ、大丈夫か。いいや、走って
パプリカ: 走った!
オーリス: 私も全力移動で21m移動して終了
PC的には相手の正体は不明だが、PL的には推測が付いている模様。
オーリスPLはパプリカが先行して落とされるのを心配したのだろう。
GM: 各人の相対距離は、荷物←0m→パプリカ←15m→オーリス という感じ。
: では透明な何かはそのまま森へ移動するけど。
オーリス: おおお、乱戦宣言してないし
パプリカ: 出来るようなら積荷の行く手を遮るぜ。
GM: 16m移動だけど、パプリカの移動力いくつだっけ?
パプリカ: 13です。
GM: 届かないじゃん!
パプリカ: 荷物はえー
オーリス: 積荷に対して移動妨害掛けて乱戦エリアを構築したんと違います?
GM: 乱戦宣言は自分の手番の補助動作で、乱戦エリアへの引き込みが相手の手番での妨害じゃないか?
オーリス: 敵が向かってくるのを移動妨害はできるから、その要領で「0m移動した敵に移動妨害」ってできないかしらん
GM: そばを通り抜けようとした相手への妨害は筋が通っているけれど、離れようとしている相手に乱戦宣言は妥当じゃないと判断するよ。
このあたりの解釈については、最新の「乱戦ルール」でもう少し厳密に再定義されているが、この時点では未採用であったために、このような処理とした。
GM: では続きを。2ラウンド目そちらの手番だ。 荷物←16m→パプリカ←31m→オーリス
パプリカ: さっきの時点では何故か浮かんでて動く荷物だったけど、どうも意思を持って動いてるっぽいので、全力移動で積荷の場所まで移動した後、乱戦宣言するぞ、という按配。
GM: では、透明な何かは乱戦された!
オーリス: 全力移動で21m移動
パプリカ: なんだか分からないが、きっと殴れば分かる。
GM: (……補助動作で荷物を下ろせば、妨害なしで乱戦エリアから離脱できるのか)
: (でもさすがにひどいので)
: では3ラウンド目。荷物@乱戦エリア@パプリカ←10m→オーリス
: 透明な何かは荷物を下ろして、パプリカに殴りかかってきた! ようだ。
: 命中達成値15で回避してね。 (透明なことによる補正を含んだ数値である)
パプリカ: 透明だから避けられないんじゃないかなあ (ころころ)
: どっちにしろ無理ね。 (ダイス目が悪かったらしい)
GM: 10点の物理ダメージね。
パプリカ: 3点貰って、HP20>17
GM: 攻撃してきた何かがその姿を現すと、それは筋肉と血管の浮き出た奇怪な姿だ!
パプリカ: 「痛ぇ! 何か殴ってきたぞ」
GM: 魔物知識判定していいですよ。12/15で。
パプリカ: 大分気持ち悪い姿だな……。
オーリス: (ころころ)
: 惜しい。セージ技能さえあれば
パプリカ: 平目だと6ゾロ以外無理なんですが (ころころ)
GM: なんだか解らないけど敵だった! 3ラウンド目そちらの手番ね。
パプリカ: 「知らない奴だがきっとこいつが街道に現れるという蛮族に違いない。オーリス!さっさと片付けるぞ!」
オーリス: 「あれは、透明標本理科室実験一号!」
パプリカ: 「知っているのかオーリス!」
オーリス: 「そんな天啓が閃いたのよ」 と云うわけで、パプリカ君に【プロテクション】 (ころころ)
そんな蛮族はいない。
結局、正体不明のままになってしまいましたが、普通のインビジブルストーカーでした。
オーリス: 成功。物理魔法ダメージ-1
: MP:32⇒31
パプリカ: 「ありがとよオーリス。蛮族(仮)め、こいつを食らえ!」
: 補助動作でビートルスキンを使用MP17>14 ヘビーアックスで殴る (ころころ)
GM: 回避は11だ。
パプリカ: ……ごめんなさい。命中力11でした。当たらなかった。
オーリス: ガッカリね
GM: やれやれだぜ。
: では4ラウンド目こちらの手番。
パプリカ: 今度は固いぞ。
GM: っても、こいつ殴るしか能がないんだよなあ。パプリカに命中力11でパンチ!
パプリカ: (ころころ) 11
オーリス: 何と云う接戦
パプリカ: おお、ギリギリかわした。「ふふん、蝿が止まるぜ」
GM: ちっ。
: そちらの手番だねー。
オーリス: GM、相手はオーリスからも目視できるようになったんですよね
GM: 見えるよん。
オーリス: では【ファイアボルト】 (ころころ)9
GM: 精神抵抗12だから抵抗したよー。
オーリス: 抵抗されたか。ダメージは (ころころ)
: 半減して5点の魔法ダメージ。MP:31⇒28
GM: ちょっと削れたか。
パプリカ: 続いてヘビーアックスで正体不明に攻撃 (ころころ) 15
: これは当たったな。
GM: 当たったよ。ダメージどうぞ。
パプリカ: (ころころ)9点ダメージ
GM: いたた。皮がないから痛い。
オーリス: そういうモンなのかしらん
パプリカ: ズバッと切った。
GM: 5ラウンド目こちらの手番。
: パプリカに殴り。命中11
パプリカ: もう当たらんわ (ころころ) 14
: 「ふふん。どうってことないぜ」
オーリス: 無駄に頑張って避けたなあ
GM: そちらの手番だよー。
: (やっぱり姿が見えたら弱いなあ。これ一体じゃ弱すぎたか……)
オーリス: 「皮が薄いなら、パプリカ君を支援した方が良いかしらね」 というわけでパプリカに【エンチャントウェポン】 (ころころ)
: 成功。ダメージ+1。MP:28⇒26
パプリカ: 「ようし、もう当たらないから盾はいらないな。ポイッ」
: 盾を捨ててヘビーアックス両手持ちにして殴りかかる。 (ころころ) 16
GM: はいはい。当たったあたった。
パプリカ: (ころころ)
: おっと、運命変転だ。 (1ゾロだったらしい)
GM: これだから人間は……!
パプリカ: 変転で回ったのでもう一回 (ころころ)
オーリス: 見せ場の予感?
パプリカ: 25点ダメージ
GM: 奇怪な蛮族は死んでしまった!
オーリス: 「やったー」
: では、剥ぎ取りの名誉はパプリカ君に上げましょう
パプリカ: 「へへっ、どんなもんだ」
オーリス: 「みなさーん、不埒な荷物泥棒は私たちが退治しましたよー」と呼び寄せます
GM: 君たちが蛮族をやっつけると、積荷を奪われた隊商の人が近づいてくるよ。
商人: 「ありがとうございます。見たところ傭兵か何かをしてらっしゃるようですが……?」
パプリカ: 得意そう。
オーリス: 「はい、私達これからリオスに行って冒険者として旗揚げする予定なんです」
パプリカ: 「有名になるから覚えておいた方がいいぜ」
オーリス: 「というわけで、できたらこう、荷物を取り返した御代なんかをいただけないかーなんて・・・・・・」
商人: 「おお、そうでしたか。ではこれは積荷を守ってくださったお礼と、新しい門出のお祝いということで」
: と、銀貨の詰まった小袋を渡してくれる。
: 「いや本当にありがとうございました」と頭を下げて、積荷を回収すると荷馬車に積み直して去っていった。
オーリス: 「わーい、有難う御座います。今後も何かありましたら、是非オーリス&パプリカをよろしく御願いしますね」と手を振って見送ろう
パプリカ: 「ありがたく頂戴するぜ。また何かあったら俺たちに頼めば間違いないぜ」
オーリス: で、私が銀貨を数えている間に、パプリカ君が剥いでくれるに違いない
パプリカ: お、俺は積荷を運ぶぐらいは手伝ってやろうと思ってたんだが・・
オーリス: 「そうしたら、私が剥ぎ取りしなくちゃあいけないぢゃあありませんか。そんなの嫌です」
パプリカ: 「冒険者をするのなら慣れておいた方がいいと思うがなあ」とぶつくさ言いながら剥いだりした。
: (ころころ) 6
オーリス: 「女の子に、血と脂でドロドロなところに手を突っ込めというだなんて、パプリカ君はとんだ『さでずむ』ね」
GM: なし。
: こうして君たちは、初めての共同作業を無事成功させたのだった。
オーリス: パプリカ君にはガッカリだ。で、銀貨はお幾らほどで?
パプリカ: 透明で何も見つからなかったんだYO
GM: 今回の報酬。
: 経験点:1030点
: 現金:800ガメル
: 戦利品:なし
: (あ、ナイトメアってことに触れなかった……次回以降の課題だな)
という訳で最初のセッションの終了です。
キャラクターを作っている間にダイスを振ってモンスターを決めただけなので、シナリオも何もなかったのだが、基本的には戦闘中心で戦って戦って戦うキャンペーンの予定なので問題なし。
……という予定だったのですが。
......Continues to the next session!