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このロボット、正式名称を「爪ロボ」、といいます。…いや、冗談でなく(笑) 本編中でもこの名前で呼ばれてましたし。しかし、なんとも直球なネーミングでする。 彼らは「新造人間キャシャーン」の宿敵、「ブライキング・ボス」率いるアンドロ軍団の尖兵であります。 野や町を蹂躪し、その打ち出し可能な電磁爪(有線式)で人をためらわず殺します。おっかないロボットなのです。 おまけにベラボーな数が量産されてます。当時の基本だった「敵メカがワン・オフ」というのを「ザク」以前に破っていた希有な例なのです。 さらに人語を解し、しゃべり、空を飛び、変形までこなし、あまつさえガソリンを飲んで酔っぱらいもする(!)という芸達者ぶり。 しかし「キャシャーン」や「フレンダー」の前では、彼らも単なる雑兵。一撃で次々に破壊、両断させられてしまいます(OP参照のこと) 爆発する間際に左胸(心臓の位置ですね)がボクンボクン点滅するのが印象的。 放映当時、ワタシは幼稚園の年長組(うひゃー…) 何かの児童雑誌の付録についてきた、「アンドロ軍団の全ロボット一覧図」が凄くお気に入りだったのを今でも憶えてます。 思えばあの頃からワタシは「味方よりも敵が好き」な、変な子供だったようです。
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