「新人類エヴァンゲリオンif」 Byプロフェッサー圧縮

    960921版Ver1.0

新人類エヴァンゲリオンif 其の壱「覚醒せしモノ」
Rid a person of her fear!




るぐぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉん・・・・・・・・・っ!!


初号機が、吼える。覚醒し、使徒を喰らい。

拘束具の弾ける響きは、歓喜の叫びか。

そして、最後に残った頭部装甲にも亀裂が入り・・・・・・

「・・・あっ、あれは!!」


          ◇          ◇          ◇


「・・・・・・うっ、うぅん・・・・・・」
「・・・あ、気が付いた?」

碇シンジが目覚めたのは、知らない天井の下であった。

ふと横を見れば、心配そうなミサトの顔がある。

「シンジ君、大丈夫?どこも痛くない?」
「・・・・・・あ、は、はい・・・・・・」

ぼんやりする頭を振りつつ、シンジは体を起こす。掛けられていた毛布がずり落ち、黄土色のわだかまりを作り上げる。

「・・・・・・ん?」

その異様な感触に、眉を顰めるシンジ。まるで腰から下が、何かに押えつけられているような・・・・・・?

視線を下に向けてみる。腰の辺りは毛布が邪魔で見えないが、視界の大部分は青紫色の何かで埋め尽くされている。

「・・・し、シンちゃぁん。何か食べたいものなぁい?何でも買って来てあげるわよ。」

いきなり、猫撫で声を出すミサト。その声を聞いた瞬間、シンジは確信した。

(ミサトさん、何か隠してる。)

シンジが今見ている辺りに、見せたくない何かが隠されている。

そう思ったシンジは、わだかまる毛布を一気に取り払った。モロに「ヤバイ」と言う表情になるミサト。

そこで、シンジの見た物は。


「・・・う・・・うわぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」


          ◇          ◇          ◇


「シンジ君!シンジ君!!お願いだから落ち着いて!!」
「だ、だ、だ、だってこれ!いったいどうなってるんですかぁっ!!」

そう、シンジの下半身は青紫色の何かに、すっぽりハマってしまっていたのだ。

(・・・い、いったい何が起こったって言うんだ。僕はどうなっちゃったんだ!?)

混乱する頭で、シンジは必死に記憶をたどり始める。

(僕は確か、エヴァに乗って・・・そうだ!使徒と戦ったんだ。アスカも綾波もやられちゃって・・・それで僕は初号機で・・・そうだ、戦ってる最中に、初号機が動かなくなって・・・それから・・・)

そこまでは何とか覚えているのだが、その後の記憶が全くない。もはや、途方に暮れるしかないシンジであった。

(でも・・・これ一体なんなんだ?不思議な手触りだけど・・・い、いや!そんな事より、僕はこれからどうなっちゃうんだ!?)

まさか、一生このまま?

学校にも行けないし、もちろん使徒とも戦えない。

本当に何も出来ない、要らない存在。

(・・・そ、そんなっ!!)

愕然とするシンジ。足元が崩れ落ちるような、深い絶望。

と、その時。

シンジの身体が・・・いや、シンジがハマっている何かが、突然上昇を開始する。

「な、なんだぁっ!?」
「し、シンジ君!?」

ミサトの声が、既に遠い。シンジは、思わず口走る。

「な、何だよこれ!?動くのかっ!?」
『動クワヨ。頭脳体ガこまんどスレバネ。』

突然頭に響き渡る、澄んだ女性の声。だがすっかりうろたえているシンジは、声に出して問い返す。

「だ、誰!?」
『誰ト言ワレテモ、頭脳体ト私デ初号機ダケド。ソンナ事ヨリ、何カ食ベル物無イ?私ハ覚醒シタバカリデ、オ腹ガ空イテイルノ。』
「・・・そ、そんな事言われたって・・・」
『別ニ、普段頭脳体ガ食ベテイル物デイイノヨ。モットモ、頭脳体ヨリハ量ガ必要ダケド。』
「・・・そんな事よりっ!いったい何がどうなってるんだよっ!ちゃんと説明してくれよっ!!」

とうとうたまらなくなって、怒鳴るシンジ。だが声は、ますます平然とした口調で語る。

『ソレジャア聞クケド、イッタイ何ガ知リタイノ?』
「だからっ!僕はいったいどうなっちゃったんだよっ!?」
『サッキ言ッタデショ。頭脳体ト私デ初号機ダッテ。』
「・・・そんなんじゃ、解んないよ。」
『ソウ?ショウガナイワネ・・・ジャアモット簡単ニ言エバ、貴方ト私ハ融合合体シタノヨ。』
「・・・ああ、なぁんだ。それならそうと・・・」

そこまで言って、凍り付くシンジ。

「ち、ち、ちょっと待ってよ!!それじゃ僕は初号機に取り込まれちゃったの!?」
『マァソーユー言イ方モ、アルワネ。』
「あるわね、じゃないよっ!どーしてくれるんだよっ!」
『ドーシテッテ・・・ド〜ニモナラナイワネ。』
「あっさり言うなよぉ・・・・・・」

シンジは泣きたくなって来た。無理もないが。

『アラ、ド〜シタノ頭脳体?』
「ど〜したのじゃないよぉ。これじゃあ、学校にも行けないじゃないかぁ・・・」
『ダイジョーブヨ、私ハ動ケルンダカラ。チャ〜ント学校マデ行ケルワヨ。』
「違うぅぅぅぅぅ!そんな事を問題にしてるんじゃないんだぁぁぁぁぁ!」

既に、パニック寸前のシンジ。当然といえば当然だが。

『・・・モ〜、ショーガ無イワネェ。イッタイ何ガ不満ナノヨ?』
「不満って・・・そんなの決まってるじゃないかぁ!」
『決マッテルト言ワレテモ、解ンナイ物ハ解ンナイノ。ハッキリ言ッテヨネ。』
「だ・か・らっ!こんな格好で人前に出られる訳ないだろ!」
『失礼ネ。私ソンナニ不細工ジャナイワヨ。』
「ちがぁうぅぅぅぅぅ!そんな問題じゃないぃぃぃぃぃ!!」

何処までも、会話の噛み合わない両者である。当たり前かもしれないが。

『・・・結局頭脳体ハ、ドウナレバイイノヨ?』
「・・・だからぁ、僕を元に戻してってば・・・」
『デモォ、元ニ戻ッテ・・・何カイイ事アルノ?』
「・・・・・・だからぁ・・・・・・このままじゃ、みんなと一緒に暮らせないんだってば・・・・・・」
『・・・・・・ア、ソッカ。頭脳体ハ、元ノサイズニ戻リタイノネ?』
「う、うん。それはそうだけど・・・・・・」
『ナ〜ンダ、ソンナ事ォ。ソレナラソ〜ト、早ク言ッテヨネ。ホラ。』

言うが早いか、光に包まれる初号機。余りの眩しさに、顔の前に手をかざすシンジ。

『モウイ〜ワヨ、頭脳体。』

相も変わらず平然とした声に、シンジは恐る恐る目を開ける。

また世界が、変わっていた。

「・・・ここは・・・」

つぶやき、ある事に気が付くシンジ。恐る恐る下に視線を向ければ・・・・・・

「あ、足がある!」

自分の身体を点検するシンジ。どこもおかしくない。見慣れた、自分の身体だ。

『ドウ?コレデイインデショ?』
「・・・う、うん。ありがとう。」

別に礼を言う筋でもないような気がするが、何にせよ普通の生活が送れるようになった事は確かである。

「・・・・・・シンジく〜ん!」
「あ、ミサトさん!」

ハシゴを駆け降りてくるミサトに、シンジは笑顔で手を振るのであった。

これから巻き起こる大騒動の事など、知らぬが故に。


          ◇          ◇          ◇


「・・・で、どうなのシンジ君は?」

ネルフ内、第壱診察室。

ミサトは診察台上のシンジを見つめながら、傍らに佇む白衣の友人に問いかける。

「問題無いわね。健康状態、極めて良好。何処からどう見ても、健康な男子中学生の身体だわ。」

リツコはいつも通りの、冷静な口調で応じる。

「問題無いって・・・そんな訳ないでしょ。何しろ今のシンジ君は・・・」
「エヴァでもある、でしょ。分ってるわ。・・・でも実際、とても信じられないわね。」
「・・・あたしが、夢でも見たって言いたい訳?」
「そっちの方が、未だ信じられるわ。・・・ビデオカメラだって、たまには夢くらい見るかもよ?」
「それ、皮肉?」
「・・・とにかく、今の私達の科学では、あのシンジ君と今までのシンジ君との違いを見つけ出す事は出来ないわ。・・・もしかしたら、初号機は消えてしまったのかもしれないわね。」
「それはそれで、頭の痛い話ではあるわね。」

そこまで言って、二人は実りのない会話を打ち切った。辺りにはただ、電子音が無機的に響くのみであった・・・・・・


          ◇          ◇          ◇


「碇・・・どうするつもりだ。」
「・・・言うな、冬月・・・」

ネルフ執務室。

ゲンドウは頭を抱えて、机に突っ伏していた。

「委員会は、黙ってないぞ。」
「・・・言わんでくれ、頼むから。」

珍しくも、途方に暮れているようである。まぁこんな事態を想定出来る奴など、世の中にいるとは思えない。

「・・・まぁ、こうなったら成り行きに任せるしかないかもな。」

これまた珍しく無責任な台詞を吐く冬月。確かにその通りではあるのだが、惜しむらくは何の役にも立っていない。

そして会話の途切れた広大な部屋には、ただ重苦しい空気だけが充満していた・・・・・・


          ◇          ◇          ◇


「ただいまぁ〜・・・・・・って、何だよこれぇ!?」

いやになるほど徹底的な検査から何とか解放されたシンジは、久し振りの我が家−−−−−−葛城家に帰って来た。

が、そこでシンジを待っていたものは・・・竜巻でも通ったかのような惨状であった。

『アラアラ、チョット見ナイ内ニ随分変ワッチャッタワネェ。誰ガ暴レタノカシラ?』

言ってる中身とは裏腹に、ちっとも困ってない口調で言う初号機。

言われたシンジは困惑しつつも、律儀に答える。

「いくらミサトさんでも、こんな散らかし方はしないだろうし・・・ペンペンがこんな事する訳無いし・・・」
『トナルト、ヤッパリあすかチャンッテ事ニナルノカシラ?』
「・・・やっぱ、そうなるのかな?」

そこまで言って、ふとある事に気が付くシンジ。

「・・・なんでそんな事知ってるの?この部屋の事、知ってるみたいじゃないか。」

初号機は、さも当然のように返答する。

『ソリャア知ッテルワヨ。言ッタデショ?頭脳体ト私デ初号機ダッテ。ダカラ、頭脳体ノ事ハ何デモ知ッテルワ。』
「・・・と、と言う事は・・・」
『モチロン、知ッテルワヨォ。何時マデオネショシテタトカァ・・・』
「わーっ!!と、とにかく!片付けしないと!」

真っ赤になって叫びつつ、いそいそと作業を始めるシンジ。

が。

「・・・うるっさいわね!いったい何よ!!」

奥の部屋から顔を出す、不機嫌そのものの影ひとつ。

「あ・・・アスカ・・・」
「・・・あぁら、誰かと思えば。無敵のシンジ様じゃないの。今頃ご帰還、ってワケ!?」
「・・・え・・・えっと・・・」
「何てったって、使徒を1人で倒したんですもんね〜。ほぉぉぉぉぉんと、凄いわよぉ。」
「・・・そんな・・・スゴイなんて・・・」
「あ〜ら、謙遜しなくたっていいのよぉ。どぉぉぉぉぉせあたしは、役に立ちませんでしたし〜!」
「そ、そんな事ないよっ。」

その途端、アスカの様子が激変する。斜めに構えて皮肉な態度をとっていたのが、俯き、肩をわななかせ・・・1文字に引き結ばれた唇からは、歯ぎしりの音さえ聞こえて来そうだ。

「あ、アスカ?どうしたの?」

今まで感じた事のない殺気に、完全に腰が引けるシンジ。それでも声をかけるところがシンジらしいといえばらしいが、この場合は少々まずかった。

「・・・どうしたの?どうしたの、ですって?・・・アンタ、あたしの事バカにしてるでしょ!?」
「そ、そんな事ないよっ。」

期せずして、さっきと同じ台詞を口走るシンジ。それがより、事態を悪化させようとは全然気付かない。

「じゃあ、いったいどんなつもりだってのよ!?え!?」
「そ、それは・・・」
「同情なんか、沢山だわ!あんたの顔なんか見たくない!どっか消えてよ!!」

言うなり、そばにあった一升瓶を投げ付けるアスカ。シンジは余りの突然さに、目を見開いたまま動けない。

が。

かきぃぃぃぃぃぃん!

「・・・な・・・」
「・・・え・・・?」

済んだ音を立てて、シンジの目の前で一升瓶は弾きかえされた。

見慣れた八角形の、光の壁によって。

『・・・マッタク、頭脳体ノ記憶以上ニ乱暴ナ娘ネェ。アンナノ当タッタラ、痛イデショウガ。』

例によってのんびりと頭に響く初号機の言葉も、シンジは聞いてはいなかった。

アスカの視線が、怪物を見るそれだったから。

「・・・アスカ・・・」
「・・・・・・いや・・・・・・」

恐怖に押されるように、後ずさるアスカ。

その、余りにも一般的であろう反応に・・・・・・シンジは俯いてしまう。

「・・・・・・ごめん。」

口から洩れる、いつもの言葉。

人から嫌われない為の呪文。

だけど、今度ばかりは効きそうに無かった。

そして、沈黙。

「・・・・・・・・・シンジ?アンタ、シンジよね?」

それから、どれだけの時間が経っただろうか。すこし落ち着いたアスカが、おずおずと言った感じで聞いて来る。

「うん・・・・・・そう・・・・・・だと思う。」
「じゃあ、今のは・・・・・・」
「僕だと、思う。」
「・・・何でアンタに、そんな事が出来るのよ?」
「・・・・・・実は・・・・・・」

シンジは、ポツリポツリと話し始めた。自分がどうなってしまったのかを。

「・・・・・・つまり、要するに・・・・・・アンタ、初号機と合体しちゃったって事?」
「・・・うん。」
「元に戻る方法って、無いの?」
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・そう・・・・・・」

再び訪れる、沈黙。

「・・・・・・・・・僕、これからどうなるんだろう。」

今度の沈黙を破ったのは、シンジであった。そのままポツポツと、言葉を継いで行く。

「もう、普通の暮らしなんて出来ないのかな・・・みんなから嫌われて、恐がられて・・・僕のいる場所なんて、もう何処にも無いのかな・・・」
「そ、そんな事・・・」

無い、と言いかけて・・・アスカは気付いた。

さっきのシンジの言葉と、丸っきり同じ事を言おうとしている自分に。

「それにきっと・・・使徒がこなくなったら、僕は色々実験されて殺されちゃうんだ。・・・でも、仕方ないよね。僕はいちゃいけない子供なんだ。生きてても、僕のいる場所なんてもう無いんだし・・・」
「・・・シンジ・・・」

(そっか・・・考えて見たら、使徒だって永遠に来続ける訳じゃないんだ・・・)

どうしてこんな事に気が付かなかったんだろう?この惣流・アスカ・ラングレーともあろう者が。

ただの手段のはずだった。エヴァに乗る事が、自分の全てじゃないはずだった。

一体何処で、狂ってしまったんだろう?手段と目的が入れ替わっているなんて、チープでイージーなミスではないか。

(このあたしともあろう者が・・・バカみたい。)

心の中でだけ呟くと、アスカは自嘲気味に笑った。

だがその笑いは・・・ほんの少しだけ、やわらかなものが含まれていた。

が。

「・・・・・・アスカ。」
「え?・・・な、なにシンジ。」

そう、シンジの話は未だ終わってなかったのだ。

「ごめんね、こんな話聞かせちゃって・・・迷惑だったよね。」
「そ、そんな事ない。だ、だってあたし・・・」
「・・・アスカ。今まで、ありがとう。とっても楽しかった。」
「・・・・・・ち、ちょっとシンジ?」
「もう逢えないかもしれないから、今の内に言っておくね。アスカに逢えて・・・ホントに・・・良かっ・・・」
「・・・シンジ・・・」

涙声で言うシンジの姿に、アスカは言葉を詰まらせる。

だが。

「・・・こぉのバカシンジっ!!」

ばっちーん!

電光石火の早業で、アスカの平手が炸裂する。茫然と、見返すシンジ。

「なぁぁぁぁぁに悲劇のヒーロー気取ってんのよっ!?自分に酔ってんじゃないわよ、このバカ!大体、絶対元に戻れないって決まった訳でもないんでしょ!?もっとしゃんとしなさい、しゃんと!!」
「・・・で、でも・・・」
「デモもストも無いッ!アンタには、初号機の能力があるんでしょ!ATフィールドだって張れるじゃないの!ミサト達にアンタをど〜こ〜出来る訳が無いじゃない!」
「・・・そ、そうかな・・・」
「そうよっ!このあたしが言ってるのよ!・・・まさかシンジ、アンタこのあたしが信じられないってんじゃあないでしょーね!?」
「そ、そんな事は・・・無いけど・・・」
「それに・・・・・・・・・それでいいじゃないの。」
「・・・・・・ありがとう・・・・・・ありがとう、アスカ・・・・・・」

涙ぐむシンジを見つめるアスカの顔は・・・・・・すこし赤かった。

もう少しで、恥ずかしい事を言ってしまいそうになったから。

(・・・このあたしともあろう者が、「シンジの帰るところは、ちゃんとここにある」なんて言いかけるとは・・・そりゃあたしだって、シンジがいないと寂しいし・・・って、な、何考えてるのよあたしは!?)

てな訳で、自分の心で勝手に自爆するアスカの顔はますます赤くなるのであった。

『・・・ン〜、青春ダワァ。あすかチャンノびんたヲがーどシナカッタ甲斐ガアッタワネ。ホントイイワネ〜、若イッテ。』

などと呟く、年齢不明の初号機の言葉をシンジが聞いてなかったのは、お互いにとって幸いだったに違いない。もっとも聞いていたところで、どうなるものでもないかもしれないが。


・・・そして事態は、誰も予想し得なかった方向へと進み始める。

そう、神でさえも予想出来なかった方向へ。

シンジ達の、明日はいったいどうなるのであろうか?

《つづく》



                        by プロフェッサー圧縮



あとがき(其の壱)


皆様初めまして。

「新人類エヴァンゲリオンif」作者、プロフェッサー圧縮でございます。以後、お見知り置きを。

・・・・・・実を言うとこの話、本編放映中に単なる冗談で書いたものです。

確か、第弐拾話の予告見て「こ〜だったら笑うぞ」みたいな感じで、とある草の根ネットに書き込んだものがそもそもの発端です。

・・・で、今まできれ〜さっぱり忘れてたんですがォィいくぽん氏とのメールのやり取りで思い出しまして・・・こうして皆様にお披露目出来る運びとなった訳です。

ちなみに、完全新作書き下ろしです。もうその時のログなんてどっか行っちゃってますから(笑)

・・・・・・しかし我ながら、スゴイ話を始めてしまった気がします。本編の展開、まるっきり無視せざるをえないもんなあ。

と言う訳で、作者もドキドキのォィ「新人類エヴァンゲリオンif」最後までお付き合い頂ければ幸いと存じます。

プロフェッサー圧縮


   次回予告

完全に未知数の存在となってしまったシンジ。

困惑するミサト達は、彼を刺激しないように腐心する。

だがその裏では、恐るべき計画が進行しつつあった。

次回、新人類エヴァンゲリオンif「人であること」。

この次もサービスしちゃうわよん☆



どうも、いくぽんです。

プロッフェサー圧縮さんによる、新連載が始まりました。

シンジが初号機と合体するという、とんでもない展開になってますが(笑)
今後更に発展するそうなので、皆さんも応援して下さい。

皆様からのメールは、作者のユンケ○&リゲ○ンです(笑)。

 作者に感想、アドバイス頂けると大感謝です(^^。

このHPは“いくぽん”によるものです。
   よろしくお願いしま〜す!

  


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