
| 体脂肪と油脂の関係についての 不安と誤解をなくしましょう。 |
私たちの体は、健康な成人で体重の17〜20%ほどの脂肪を蓄え、これらの脂肪はエネルギーの貯蔵をはじめとする
生理機能や内臓の保護の役割を果たしています。一方、その体脂肪が30%以上に増える肥満は、さまざまな生活習慣病の温床となります。 わが国では近年、総摂取エネルギーに占める脂肪の比率増大に伴い、肥満の増加が、深刻化しています。 ことに問題なのは、肉類などの動物性脂肪ですが、体脂肪が気になりはじめると、とかくすべての油脂を敬遠しがちで、 体脂肪と油脂の関係についての正しい知識の普及が求められています。 このページでは、体脂肪がつきにくくヘルシーな油脂のとり方のポイントを解説し、Q&Aでは、 特定保健用食品の成分として注目されている中鎖脂肪酸について聞きました。 |
| 「見えない油」のとりすぎに注意し、 体脂肪の蓄積を防ぎましょう。 |
体脂肪の蓄積は、消責するエネルギーにくらべ、食事で摂取するエネルギーか多いときにおこります。
脂質でも糖質でも、とりすぎれば余分なものは体脂肪になります。脂質を現状より控えめにとることで、エネルギー比率の
バランスを改善することが、重要な国民的課題となっています。![]() |
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| 総摂取エネルギーを1日2000キロカロリーとした場合、脂肪エネルギー比率を2%下げるには、脂肪の摂取を1日
40キロカロー、すなわち4〜5g減らすことが目標になります。 植物油などの「見える油」よりも、減らしたいのは肉類、スナック菓子などの「見えない油」です。動物性脂肪に多く含まれる飽和脂肪酸は、中性脂肪に再合成され やすく、体脂肪になりやすい性質があります。 肉類の摂取を減らすのでなく、選び方を変えるだけで達成できる目標です。 体脂肪か気になりはじめたら、すぐに始めましょう。 |
すぐ出来る食品の選び方例 ![]() |
![]() 脂肪酸比率をバランスよく摂取 |
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多価不飽和脂肪酸を多く含む植物油は、空気、加熱、光などで酸化が著しく進むと、風味を損なうだけでなく、
健康上好ましくない過酸化脂質を生成します。天ぷらなどの揚げ物には、なるべく少量の油を使 い、できれば1回で使いきりたいものです。 酸化しにくいオレイン酸の豊富な油を選び、170度程度の 低めの湿度(野菜、いも、きのこ類はそれ以下)で揚げることで、油の疲れを防ぐのも方法です。 また、開栓前の油でも、室内の蛍光灯の光などで酸化が進むおそれかありますので、冷暗所に保管してください。 |
中鎖脂肪酸にくわしくなろう 体に脂肪がつきにくい健康オイルの成分として注目されている中鎖脂肪酸。 その栄養特性、効果、活用方法などを聞きました。 |
中鎖脂肪酸とはどんなものですか? |
脂肪酸は分子の長さによって、長鎖・中鎖・短鎖に分類され、植物油の多くやラードなどは長鎖脂肪酸から成り立ってい ます。中鎖脂肪酸は長さがその約半分で、牛乳やココナッツ油などに含まれる、体にやさしい天然成分です。母乳の脂肪分にも約3% 含まれていますし、中鎖脂肪酸100%の油が未熟児の栄養補給に長年、活用されているlまどですので、どなたでも安心して食べられます。 |
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中鎖脂肪酸の栄養特性は? |
長鎖脂肪酸は、小腸でゆっくりと吸収されながら、粘膜で中性脂肪に再合成されてリンパ菅や静脈に入り、 筋肉や脂肪組織に運ばれ、余分なものは体脂肪として蓄積されます。 一方、中鎖脂肪酸は約4倍も吸収が速く、門脈という肝臓に栄養を送る血管に入り、肝臓で速やかに分解されてエネルギーに なります。代謝が長鎖脂肪酸にくらべ約10倍速いので、体脂肪になりにくいのが特長です。 ![]() |
中鎖脂肪酸で体脂肪が減るのですか。? |
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