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試聴はここで


日本盤


*37年ですから。ブライナン・ウイルソン氏ご本人にととっても半生ぶりです。人間37年前のことを覚えてるかって言われたら私なんか6歳ですよ、それだけで驚くしかありません。その間スマイルってアルバム自体どんどん大きくなっていきました。未完なだけに。音楽好きの人がビーチボーイズ好きになってまず入るのがサーフィン・ソングの数々、そしてペット・サウンズ。今ならそこから入る人も多いかもしれませんが。そして次はとゆうとスマイルって幻があるんだってって噂が否応も無く入ってくる。で大抵の人がどこかしらで未完成の状態のスマイルを入手して想像を膨らます。そしてそれが最長の人で37年。そりゃ肥大します。もう既に作り手の元を離れてそれぞれのスマイルがでっかく存在して。その上でそれを承知での今回の21世紀版の製作とゆうことで。深く考えるともう凍ってしまいそうです。聴く方もそんな訳で半フリーズ状態の中はたして溶かしてくれるか。溶けて行ってます。よほど今回は周囲の環境が良かったのでしょうか。屈託無き楽しそうなブライアン氏の声が聴こえてきてまずそれで安心してしまったりして。極東の一おじさんが心配しても大きなお世話でしょうが(^0^)。それから聴き馴染んだあのメロディこのメロディが寸断無くつながって圧倒、寸断慣れちゃってるので妙な感じも持ったりして。わーってぼけーっと聴き進んじゃうとああ、何て10ccなんだオリジナル・サウンドトラックじゃないかと馬鹿なこと。ははは。ゴドレイ&クリームが参加したら面白いなあ。ブライアン氏の唄、聴く度に力強くなっていくなあ。やっぱりソング・サイクルの空気がある。そう言えば共犯ヴァン・ダイク・パークス氏は今回どれくらい関わっているんだ。レココレ誌をパラパラ。うお新しく作られた部分を共作したとブライアン氏が言っておる。そして監修つうか相談役みたいなことやったんだな。VDP氏自体「ディスカバー・アメリカ」を境にがらっと音楽変わったからその辺の折り合いを知りたい。血気盛んな時に参加した音楽、今再び対峙するとどんな感じなんだろう。だいたい昔の製作時(今回のもだけど)には歌詞の面だけの参加だったんだろうか。音の人だから口を出したいところ、歌詞でブライアン氏を挑発して起こってくる音をじっと凝視してたのだろうか。少なくとも吸収したことは確かでそれでこそのあのソングサイクル・・・。いかん余計なことを。でもまいっか。37年ものの取れたてピチピチ音楽ですから時間はまだまだあります。聴きたい時にいつでも聴いてその度にちゃんと答えてくれる盤であることは確か。ゆっくりと味合わせていただくことにしよう。そうだ何よりもこうして落とし前を付けた後のブライアン・ウイルソンの音楽、これは物凄く期待出来るぞ。世界一のおじいちゃん、頼んまっせ。こっちも頑張ってまだまだ待ってます。

(マスター)2004.10.18

みなさんオピニオン

マスター> 一日二回元気注入ですね。何よりブライアン氏がノリにノッってるのが伝わって来ます。 [10/19 07:38]
島田@浜っ子> 「スマイル」毎日二回は聴いてます。栄養ドリンク代わりに。笑 ぶっとんでます。分断されたパズルのピースをひとつにしちゃったんだから。こりゃ大変です。ブライアンは3楽章のロックオペラと言ってますが、それがまたにくい。 [10/18 12:06]
マスター> スマイルです。これは板で皆さんに聞かなくては。 [10/18 09:48]









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