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Super Hits of the '70s: Have a Nice Day, Vol. 17

V.A

1993 Rhino 71197

”鳥肌立つ瞬間”

75年を中心に組まれたライノ必殺のオムニバス。あんまり良いんで珍しく曲別に。
1.Dancing in the Moonlight/キング・ハーベスト
73年ヒット。不巧の名曲です。後にオーリアンズに参加するケリーさん作。言葉無しの胸キュン世界たまらん。

2.Rings/シマロン
71年。あー、良い曲だなあと思っても、聴いた後はすぐ忘れてしまうかもしれないタイプ。でもいいんだもんね。聴くたびにまた良い曲だなあって思うから(笑)。何せ清くあっとゆーまに終わってしまう。パンク並(爆)。

3.(I Don't Want to Love You But) You Got Me Anyway/サザーランド・ブラザース&クーバー
73年。これはもう隠れ名曲。知らない曲だったのですが、このグループ・サウンズを彷彿とさせる曲にもうめろめろ。鳥肌もんです。全世界の人に聴かせたいぞ。

4.Good Time Charlie's Got the Blues/ダニー・オキーフ
72年。カントリー風SSW風ポップ。これがまたしっとりと爽やかで。おだやかで。曲の向こうの風景が見えてきそう。空気がうまそうだなあ。

5.Painted Ladies/イアン・トーマス
74年。お茶目なイントロのリフに笑ってると、おお、サビになるとCSN&Yではないかあ。おまけにボーカルはニール・ヤングしてるぞう。もー嬉しくなってしまいます。これも鳥肌立ってしまいました。

6.Before the Next Teardrop Falls/フレディ・フェンダー
75年。元祖グレートテキサン・チカーノ・ヒット・シンガー。またこれが涙無しには聴け無い名曲。何歌ってるか全然わからないけど、スペイン語(だわな)になるとこ、特に「あみめ」のところがもー最高。とろとろとろってなってしまいました。

7.Rendezvous/ハドソン・ブラザース
75年。全米ヒット史上に残るばかロック。お座敷小唄のリズムで、もみ手をしながら歌うのが正しい姿勢です。さあ、みなさんもご一緒に。最後はもー抱腹絶倒。

8.Smokin' in the Boys' Room/ブラウンズビル・ステーション
74年。出だしでリンダ・ロンシュタッドと思わないように(笑)。元祖ジョージア・サテライツ。あ、逆か。タフな南部魂でトイレでタバコを吸う高校生のことを歌っているんだと勝手に思っております。

9.Dance With Me/オーリアンズ
75年。名バンド、オーリアンズのブレーク作品。ジョン・ホールがクロ−ズアップされるバンドですが、ホッペンさんのボーカルが伸びやかで気持ち良いのなんの。力と爽やかさを持ち得た凄い曲です。

10.The Rockford Files/マイク・ポスト
75年。同名のTVシリーズのテーマ曲。番組も面白かったけどこのテーマも魅力的です。あのころの空気まで運んできてくれそうだあ。

11.Love Hurts/ナザレス
76年。ロイ・オービソンのヒットを見事にカバーしました。これがまた良い味。英国B級バンドのど根性を感じさせてくれます。この曲が駄目なら明日のごはんがあ。抑えた迫力が逆に...。

12.フィーリングス/モリス・アルバート
75年。ハイファイセットでおなじみのあの曲です。ピアノがラスベガスしてて爆笑します。真面目に聞けば聴くほど面白いのでこれはもしかしてノベルティ・ソングなのではないですか(すまぬ)。


 
 
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