111　 感涙。
　　		 　111　 Ripe Tomatos
Little Feat


2002 jun 18 Hot Tomato0204

1. Teenage Nervous Breakdown (George) - 0:52
2. Cold Cold Cold (George) - 8:48
3. Dixie Chicken (George/Martin) - 4:29
4. The Fan (George/Payne) - 5:17
5. Cat Fever (Payne) - 3:35
6. Texas Rose Cafe performed by Little Feat / Bonnie Raitt - 3:37
7. Lafayette Railroad (George/Payne) - 2:19
8. Hamburger Midnight (Estrada/George) - 5:57
9. Apolitical Blues (George) - 4:15
10. Tripe Face Boogie (Hayward/Payne) - 4:01
11. Down Below the Borderline (George) - 4:33
12. That's Her She's Mine (Barrere/Clayton/Payne) - 5:08
13. Daily Grind (Barrere/Fuller/Payne) - 4:48
14. Hangin' on to the Good Times (Barrere/Fuller/Payne/Tackett) - 5:02
15. Feelin's All Gone (Fuller) - 5:14
16. Silver Screen (Barrere/Payne/Tackett) - 4:21
17. The Ingenue (Barrere/Fuller/Payne/Tackett)
18. The Ingenue [Acoustic] (Barrere/Fuller/Payne/Tackett) - 11:57
19. Loved and Lied To (Barrere/Fuller/Haywood/Payne) - 5:09
20. Texas Rose Cafe (George) - 4:10
21. Under the Radar (Barrere/Murphy/Payne) - 6:27
22. Cadillac Hotel (Payne/Wray) - 6:35
23. Ain't Had Enough Fun (Barrere/Murphy/Payne/Stand/Tackett) - 3:43
24. Vale of Tears (Murphy/Payne/Tackett) - 5:59
25. Eden's Wall (Barrere/Murphy/Payne) - 6:17
26. Voices of the Wind (Barrere/Fuller/Payne/Tackett) - 7:58
27. This Land Is Your Land (Guthrie) - 4:41
28. Blue Jean Blues (Barrere/Payne/Tackett/Wray) - 5:06
29. I Got Happiness (Barrere/Murphy) - 4:53




　
　
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購入参考

 Bonnie Raitt - Performer
Lowell George - Guitar, Vocals
Sam Clayton - Percussion, Vocals
Roy Estrada - Guitar (Bass), Vocals
Kenny Gradney - Guitar (Bass), Vocals
Richard Hayward - Drums, Vocals
Gil Morales - Engineer
Shaun Murphy - Percussion, Vocals, Vocals (bckgr)
Bill Payne - Keyboards, Vocals, Producer
Fred Tackett - Guitar, Mandolin, Trumpet, Vocals
Craig Fuller - Guitar, Mandolin, Vocals
Linda Gibbon - Photography
Dave Nuttycombe - Photography
Jeff Carroll - Mastering



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＊私見＊
2002年6月18日についに出たリトルフィート未発表ライブ集でございます。
＊１〜４が72年ロングビーチでのローウェル、バレル、ケニー、サム、ペイン、リッチーの面子で。
これはびっくり。この面子での最初期のライブかと思うのですが、いやあローウェルさん元気です。さらに雰囲気がこれまで聴いたどのライブとも違います。音楽の漬物もまだ浅漬けながらまだ生の野菜のしゃっきり感が残ってる味わいとでも言いますか。４の「ザ・ファン」はもー壮絶ですよ。これだけでも買う価値有りかも。

＊５〜８が71年ヒューストンでのローウェル、ペイン、リッチー、ロイの面子で。
これが問題の初出の２ｎｄアルバムまでのベースのロイ・エストラーダさんがいたころのライブです。これが意外だったんですが、ディキシー・チキン以降の空気感と違和感が無くて。レコードではまるで違うバンドかいなと思うほどだったんですが。この４人ならではのかっちりまとまった演奏でもっと聴きたくなるワイルドさです。ロイさん色は思ったほど出て無いので、ここに彼の脱退の秘密有りかも。ディキシー・チキンに収録の「Lafayette Railroad」がこの時点で出来ていたのですね。フロリダの鰐が仰山いる沼地みたいな感じ。ボンゴの音入ってるけど、これサムさんじゃないのかな。５．の「Texas Rose Cafe 」では、ボニー・レイットと共演なのですが、まだどこにいらっしゃるかよくわからん(笑)。ローウェルのギターのリズム感がフィートにとっていかに重要かが実感できます。

＊９、１０が１〜４の面子での７８年カルフォルニアでのライブ。
これは逆にローウェル参加の最後期のものだと思われるのですが、これも彼は元気満点。演奏も「ロックパラストライブ」でのようにちょっと疲れた感じは皆無でちゃきちゃきしてます。手馴れた感じはさすがにかなりしますが。もしやそれが一番問題だったか。

＊１１．は上と同じ面子で７５年ラスト・レコード・アルバムのころのライブ。
いやあこの曲がライブで聴けるとは。快感のひっかかりリズム。うわーたまらん。じわじわっとね。

この後はローウェル他界後の再出発の面子でのライブです。全体的にリラックスした雰囲気。新加入のクレイグ・フラー、フレッド・タケットさんは双方とも小粒できらりとゆうタイプなので、どうしても全体的にそんな風に。フィートに対する味わい方がガラリと変わるので、違うバンドとして再出発したと考えるのが妥当かも。そして女性ボーカルのショーン・マーフィさんなんですが。うーん、はっきり言おう。フロントに立つ人材じゃありません。これは私見ですけど。

ローウェル時とその後とをこうやって抱き合わせにして、今頑張ってる姿を知って欲しいとの気持ちは痛いほどわかるんですが、やっぱり違うバンドなんだなあ、これはきっぱりと分けて志を示して欲しいです。再編フィートにも祈りにも似た期待感を．．．。


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