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 70年代を聴くにあたって外せない幕の内弁当はライノ・レーベルの"Have A Nice Day"シリーズと"Have A Nice Decade"ボックスです。このシリーズの良い所は、ビッグ・アーティストにこだわらずに当時のアメリカ・チャートの雰囲気を表現している選曲、さらにAMラジオの音質を再現した迫力の音でしょう。そして聴き終えた後にもっと聴きたいと思わせる奥の深さ。是非食べてみて欲しい作品です。
 今回この企画を始めるに当たって、70'sのブリティッシュ・ロックを俯瞰できるオムニバス・アルバムが見つからないのにびっくりしました。どなたか手軽に手に入るものご存知の方教えてはいただけないでしょうか。プログレシブ・ロックには同じくライノのこのアルバムを見つけました。私は未入手なのですが選曲が素晴らしいと思います。入手された方おりましたら感想を是非お聞かせ下さい。

*全米トップ40のDJケーシー・ケースン選曲のオムニバス発見。ライノの方の欠落した部分を補う素晴らしい選曲です。最初の1枚としてはこちらの方が良いかもしれません。

では、みなさんのご意見をじっくりと。

管理人マスター記

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 お宝の山70年代。それだけにどれから手をつけたら良いか迷われる方も多いと思います。そんな貴方に私のお奨めのフルコースを一つ。
あ、お昼には上の3枚のお弁当食べといてね。

前菜・・・フリートウッド・マック「ファンタスティック・マック」
70年代でしか味わえないジャンルの混ざり具合を味わって下さい。ポップなんだけどそのグループにしか出し得ない味わい。そんな音を出すバンドが多かったのも70'sの特徴です。正にこのアルバムはその辺の感触をつかむにはピッタリです。

魚料理・・・トッド・ラングレン「ミンクホロウの世捨て人」
このアルバムには、70'sミュージックの全ての要素が入っています。ハード・ロック、60年代とはまた違うポップ感、クイーン(笑)、ウルフマンジャック(爆)、プログレ。積み重ねた歴史が有ったからこそのこの完成度。アナログ・レコーディングの究極としても味わって下さい。

肉料理・・・エルトン・ジョン「黄昏のレンガ路」
70'sを代表する音楽家と言えばこの人。ボリュームたっぷりの素晴らしい音世界。メイン・ディッシュにふさわしい一品です。ごゆっくり。

デザート・・・ニック・ロウ「ジーザス・オブ・クール」
70's後半に忽然と現れたパンク、ニューウエイブ。完成されたポップ・ミュージックのさらに先を行こうと思えば当然の帰結だと思います。その入口としてこのアルバムを。正に両者の橋渡しをした人物の1stです。過去への音楽の愛情とアンチ・テーゼをユーモラスに表現してお食事終了。またBコースを食べに来て下さい。

ワイン・・・スティ−リー・ダン「Aja」
孤高の歴史物。スイーティで切れがありしかもほろ苦い。極上の品をガブガブ行っちゃってくださいな。

パン・・・ザ・バンド「南十字星」
ロッキーの山越えた天然水で仕上げられた香り高きアルバムです。まねの出来ない味。けっして古くなることがありません。

食後にやっぱりレッド・ツェッペリン・コーラやディープ・パープル・ビール飲みたくなるかもー。

by マスター

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2日間散々悩みました(本当)
で、どうしても外せない6枚をピックアップしました。

1)Tapestry/Carole King
2)Carpenters(ベスト盤がベターでしょう)
3)Rumours/Fleetwood Mac
4)Live In Japan/Deep Purple
5)Close To The Edge/Yes
6)Wings/(ベスト盤)
次点)ELO/Discovery

キャロル・キングのつづれおりは棺桶に入れてもらいたい一枚。
カーペンターズは70年代ポップを語るのにどうしても外せない。
噂は個人的な思い入れ
ライブ・イン・ジャパンは「ライブってこんなにカッコよいんだあ」と認識させてくれる一枚。
危機は完璧すぎてけちのつけようが無い一枚
ウイングスは天才の70年代ということで。
ELOに関してはビートルズの進化形ということで。

by へヴィさん

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マスター それはないっすよ〜 (>_<)
70's だなんて・・・
Deja vu かな〜 The Stranger もあるよな〜
Comes Alive もあるし、After The Gold Rush だって捨てがたいし・・・
個人的には My Aim Is True ってのも頭に浮かんじゃうし
Band On The Run もあるじゃないっすか!・・・

が〜〜〜
ここは心を鬼にして(笑)
70'sの象徴として、セールス的にも文句はないでしょう!
この1枚を! \(^.^)
♪Hotel California を!!

以上、私の苦渋の決断でした。(^^ゞ

by ごんべさん

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さて、’70年代何聴きですかー!?
これは広いなあ。何から食べよう。
まずは前菜から。
・カーペンターズ「NOW AND THEN」
・キャロルキング「つづれおり」をどうぞ。
わー、パクパクパク。
あ、お客様「イエローバルーン」なんてどうでしょうか?
あ、そりは結構です。
お次はメインディッシュ。時間がないんで。はは。
ウィングス、イーグルスをどうぞ。
・「グレイテストヒッツ」
・「ラム」
・「ホテルカリフォルニア」
をお召し上がりください。パクパクパク。
ではデザートは、ギルバートオサリバンでござります
・アローンアゲイン
おー、こりゃすばらしい。

以上。高級レストラン仕立てにしました(爆!)。

by 島田@青梅さん

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何から聴けば良いのだろうか、70’Sです。
結局、自分が聴いて好きだった、感動したものになりました。

Led ZeppelinW
Ziggy Stardust(デビッド・ボウイ)
Siren(ロキシー・ミュージック)
Abandoned Luncheonette(ホール&オーツ)
Aja(スティリー・ダン)

これらは自信を持っておすすめいたしますよ〜♪

by みみちん

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ギリギリ70’S(笑)若い衆に「これ、いいよー」と奨めて喜ばれたお品でございます。(単に趣味が似てただけかも)

♪ベスト・オブ・トラフィック/トラフィック
♪スーパージャイアンツ/ブラインドフェイス
♪ハートに火をつけて/ドアーズ
♪レッドツェッペリンU
♪パール/ジャニス・ジョプリン
♪ベルリン/ルー・リード
デザートには・・・
♪アメリカンパイ/ドン・マクリーン

60’Sが入っちゃってるかなぁ?いかがでせうか。

by bow0038さん

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70’Sの幻想

ひとくちに70’Sと言っても、ジャンルも幅広いので、
80年代生まれの子たちに勧めるような気持ちで選んでみました。
黒いのも入ってますが、それもまた70年代ということでお許しを(笑)。

<オードブル>
 SOMEDAY MAN/ Paul Williams
  …60年代後半の空気が花開いた傑作。カーペンターズの好きな男性におすすめ。

 SPINNERS/ Spinners
  …初期のギャンブル=ハフ作品にはバカラックの影響が感じられます。
   「踊らずに聴き込むソウル」がこの時代にはあったんです。

<メインディッシュ(魚)>
 BAD GIRL SONGS/ Tony Kosinec
  …シンガー・ソングライターものとして一押し。
   イギリスとアメリカの空気がバランス良くブレンドされています。

<メインディッシュ(肉)>
 RELEASE YOUSELF/ Graham Central Station
  …60年代以前にも80年代以降にも存在しない音楽。
   底抜けに明るいファンクなのに、体育会系の臭いがしません。

<デザート>
 GOING PUBLIC/ Bruce Johnstone
  …反則かも(汗)。でもBBのどのアルバムよりも甘くてデザート向きです。

by and@yさん

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悩みました。苦しみました。のたうち回った夜もありました。しかし、それももう終わりです。多くの人々の心配をよそに(?)、fxhud402的何聴き70'sの発表です。

とにかくヒット・シングルを聴いてもらおうという観点から、まずベスト・アルバムを5枚、そしてアルバム単位で聴いてもらいたいものを5枚という2部構成にしてみました。そして、可能な限り幅広いジャンルを押さえることも念頭においてやってみました。もちろん、アマゾンで容易に手に入るかどうかのチェックもやりました。では、いきます。

T-REX/グレイト・ヒッツ
Chicago/IX<輸入盤>
スリー・ドッグ・ナイト/ベスト
アース,ウインド&ファイア/グレイテスト・ヒッツ
ユーライア・ヒープ/The Best of...

ムーディ・ブルース/童夢
ニッティ・グリッティ・ダート・バンド/アンクル・チャーリーと愛犬テディ
レイナード・スキナード/ワン・モア・フロム・ザ・ロード
チープ・トリック/at武道館
ラリー・グラハム/いかしたファンキー・ラジオ

グラム、ブラス、サザン、ファンクと、全方位に真正面からガツン!!と行ったつもりだったんですが...黒くなり過ぎたかなぁ。気が付けばSSW系のこと忘れてるし。ちなみに次点に泣いたのは、アラベスクのベストとJBの「ライブ・イン・パリ'71」...ええい、ままよ。

by fxhud402さん

 

 

貴方のご意見も聞かせて下さい。こちらで。

バックはhave a nice dayカラー