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ろっくす特選盤


試聴はここで


日本盤


*とんでもなく好きです。何か悪口言われたら確実に暴れる。軽く褒められたり他のバンドとかと比べてどうのこうの言われたりしても逆上してしまう危険な盤です。私にとってのロックとPOPの最高地点にある盤。何回聴いても飽きませんがもし飽きちゃったらどうしようと不安になっちゃって今や手軽に聴くことすら出来ない。勇気を出して(^0^)また聴いてみたけどいやもう初めて聴いた時そのままのキラメキ。飽きるどころかますます渋みと照りが出て来てしもうたわ。全部一人でやっております。ドラムからキーボードからギターからベースからサックスまで。なもんで究極の息の合い方。今みたいに打ち込みじゃ無いすよ。昔に比べて特にドラムがめっぽううまくなってもはやもたつくことなど微塵も無し。1曲目のオール・ザ・チルドレン・シングから息もつけない12曲、34分50秒。入るところに音が入って極上のメロディにぴったり張り付いてます。たおやかに歌い、叫び、こちとら一緒に歌いたいがとてもじゃないが歌えないのでコーラスで参加させていただいてます。人がいると恥ずかしい。まったく才能のある人間がノってる時の力って恐ろしいすよねえ。どうやったらこんな音楽が作れるのか頭の中覗いてみたいわ。しかも時間をかけて作った風で無く短時間でどわーっと作った感じ、一人多重録音に有りがちなベターっとした辛気臭さなど微塵もありませぬ。物凄い勢いとノリ。一人で録音しててよくこんなシャウト出来るもんだ。きっと音楽の神様がそばで見ていたに違いありませぬ。CD化はライノ。これがまた音が良い。絶対そうだとリマスター担当を見てみるとやっぱしこの人、名人ビル・イングロット。アナログの暖かさそのままで聴こえない音も聴こえて来てオノマトピアなんかじゃ瞳孔が開きっぱなしになります。ジャケが地味な印象もありもし後回しになっちゃってまだお持ちで無い方、すぐさま行っちゃって下さい。家宝になること必定。保証いたします。つうかこれが駄目って方はこころっくすで私が書いてること全て信用して貰えなくとも仕方がありませぬ。頭の一部にいつもどっかと座って見ているよ。音楽を本格的に始めた頃スティーリー・ダンのAJAと並んでこんなん聴いちゃって決定的に自分で音楽やるのにどうしたら良いかわからなくなっちゃった。だからパンク/NWやるっきゃなかったんだよなあ。結局近づくことさえ出来ず仕舞いで。当のトッド氏にとってももしかしたらそうかもしれない。個人の才能を超えた何かが起こったとしか思えません。狂ってたんだなきっと。そしてその狂気ってのがロックとPOPの星の中心にめらめらと燃えてなけりゃいけないものなんだ。

(マスター)2004.11.8

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