ろっくす超大特選盤
*ついにここまで来てしまったか。スタジオにいるとほっとするとゆう4人が初めて思い切り5ヶ月あまりの時間をかけて作った盤。この頃既にペット・サウンズやザッパ・フリークアウト、ライカ・ローリンストーンなどが有った訳でそれらを横目で見ながらもうやりたいこと有り過ぎて困っちゃったんじゃないかな。そのアイデアを実現する為に湯水のようにテープを使い、フランジャーやベースを直に卓に突っ込むダイレクト・ボックスを開発させたり4トラックMTRじゃ足りなくて2台を同期させる技術まで考案させたり、趣味が音楽の4人は大成功してお金と立場の使い方を最も知ってた訳でほんま偉いぞ。で、ここに来て本領発揮はプロデューサーのジョージ・マーティン爺。楽譜も読めるは編曲も出来るは編集も出来るはのスーパー社員がピーター・セラーズとのお笑いアルバムなどで経験した何でも有り経験がここで生きた、4人のアイデアを面白がってどんどん実現させちゃうこの御仁がいなかったらラバーソウル後の彼らのアルバムは全然違ったものになっていただろうなあ。この世の不思議な巡り合わせに驚くばかりです。で、世界初のコンセプト・アルバムと呼ばれて何だか凄いことになってしまったこの盤ですが、突っかからせていただけばこれまたポールちゃんの思い付きでこれは面白かろうとでっちあげた訳で深いこと考えずにそれに乗って面白いよーと楽しめばよかろうと。はい。それを言えば今までの彼らのアルバムは一つ一つ見事にテーマと特徴が有った自然コンセプトアルバムだったよー。毎回聴こうとするたびにドキドキしちゃうアルバムですが聴き出すとあっとゆうまに終わっちゃって困っちゃう。私の一番は「ア・デイ・イン・ア・ライフ」でポールちゃんのズンタずんたも大好きです。ミスター・カイトも実は一番。しかしまあここまで短期間に大変貌しちゃうと正直なとこ付いていけないようと言ってるトルズ・ファンも多かったろうなあ。後から自然に受け入れる方が変な構え方が無くて良いかもとか思ったりします。 (山)2003.08.1 |
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↑私製ジャケ、私製邦題です。このやうな日本盤シングルは実在しません。 凧男の恐怖 ビートルズ 1967/6/1 えらく衝撃の登場で、えらく引き続き良くて、えらく人気が出て、えらくなっちゃって、えらく消費されて、 えらく商売になって、えらく好きな人と、えらく嫌いな人がいますバンド、 ビートルズ。 何なんだ? 5月5日は子供の日。 子供の日には子供は子供の日なんだから子供が楽しいような所へ連れて行けと大人に要求する日が子供の日です。 大人は仕方が無いからそれなりに考えて子供が楽しいような、しかしほんとは大人が楽しいようなとこへ子供を連れて行きます。 実際ほんとは大人が楽しいような所なんで子供は楽しい。 が、大人が楽しいとこなんで子供は正反対の恐ろしいトラウマを抱えて最後には泣くことになり、 大人は何故泣くんだと憤慨して帰ります。 「そんなに泣くとさっき見たサーカスのおじちゃんたちに連れていかれるよ。」 ほらやっぱり怖いとこだったんじゃないか。 1967年1月に開催されました世紀の名作、 サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド 〜Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band 表面の最後に裏側の歌が収録されてます。ジョン・レノンちゃん作。 凧男の恐怖 〜Being for the Benefit of Mr. Kite! ビートルズの曲中、一番好きな歌です。 そを浴びた2分と少々・・その間に様々な幼少期の恐怖体験が想起される。 その壱 とても楽しい遊園地 メリーゴーランドみたいな音が木魂して入ってんだもん。 遊園地といえばディズニーランドは遠いアメリカにあるので縁など無く、 コニーアイランドは無声映画で見てとても行きたくも遥か昔のNYに有ったので行けるはずも無く 横浜ドリームランドでした。 何しろ夢の国だ。夢の島じゃない。モノレールでわざわざ行くんだ。今は恐ろしいほどレールが錆びてるけど。 モノレールで行ったのだ。ロンドンの兵隊が門の前にいたのだ。笑わせようと奮闘するのが子供の役目なのだ。 エースで4番の密林探検ボートに乗るのだ。池から突然カバが出現するのだ。他愛も無いですか? それで充分ワンダーだったのだ。当然じゃないか。でね、 今にも折れそうな線路のジェットコースターが恐ろしいのだ。そこで乗り物が恐ろしくなりゲームコーナーに行くのだ。 電気で動くゲーム機がいっぱい。射的もあるわ、潜水艦もあるわ、2レーンしかないボーリングするわ、 どうやって遊ぶのかわからないチカチカ光る機械はあるわ、夢中になって十円玉消費するのだ。 もう充分お金使っただろと言われて、鏡の部屋に入るのだ。安いから。 で、何が面白いのか、各所頭やら尻やらぶつけまくって、 泣きながら出るのだ。20分以上かかって。さー、も、いいだろ、と言われて泣いてるくせに最後にお化け屋敷行きたいと言うのだ。 しょうがないから入るのだ。気持ち悪いもの仰山見て、ヤられて結局泣いて出るのだ。 帰る。 そんなに泣いて何が楽しいのかって、楽しいじゃないか。 ディズニーランドってとこは泣けるのか? その弐 とても楽しいサーカス それはそうでこの歌は、ジョンちゃんが奇遇にも偶然入った骨董屋で見つけたサーカスのポスターを見て、 その中の文句を適当に並べて書いた歌詞に、 それに相応しいめくるめくワンダーランドなサウンドをつけたいつけたいとマーティンおじちゃんに駄々をこねて作って出来た曲だから、 そりゃサーカスを想起するのだ。断じてミスタサマタイムのサーカスじゃ無いぞ。いっとくが。 木下大サーカスです。 今も有るのかーーー!! たしか木下大サーカス。それかもう一つ有ったやつ。そっちかもしれん。名前は忘れた。 見に行きました。面白かったです。って夏休み日記に書ける。実際は先ほど書いたとおり泣いて帰る。 何故、ガキはわざわざ大人が休みを返上して連れていってやるのに最後は泣きやがるんだ。 それなら中央フリーウェイから降りて府中競馬場に行って、お前らはコースの中に有る中途半端な遊び場で遊んでろ! しちゃうぞ。しちゃうな。しかし本日火曜日。お馬は走ってない。 その参 とっても楽しいフリークス ピンク・フラミンゴと必ずW上映されていたもので、その内容は口走ってはいけません。 口走れない内容なので21世紀の今の今まで世界各所で大ヒット上映中! 間違っても子供を連れて見に行ってはいかん。マジでいかんぞ。 泣いて帰るから。 どっちみち泣いて帰るのだから同じか。 ♪ ミスター・カイトの御ン為に トランポリン上にて、ショーが今夜開催されます ハンダーソンズのすべてがそこで明かされます トリで御登場のパブロ・ファンキーの出し物・・ 何とゆう光景か! 男団と馬の車輪団とガーター団 そしてついに大樽に煌々と炎が上がるのだ このようにしてミスターKは全世界に疑問を呈するのであります 高名なるミスターK ビッショップスゲイトにて土曜日に彼の妙技が行われます ザ・ハンダーソンズが歌って踊るのです ミスター・カイトが輪をくぐるのですぞ、どーかお見逃し無く! ムッシュKそしてHは世で保証済みのお方々 彼らの産み出す物は世界に二つとありません そして勿論のこと、お馬のヘンリーはワルツを踊るのです! 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 バンドの演奏は6時10分前に始まります ミスターKが伴奏無しでトリックを披露する時・・・ そしてミスターHがデモンストレーション開始 完璧なる10回転宙返り敢行いたします 準備にかかった日にちは数日 見事なる時はすべてを保証いたす所存 そして今夜、ミスター・カイトは正に主役なのです! ********!!! ?????@@@@@@ ♪ 実は中間のフガフガ・オルガンの演奏の時、世にも恐ろしい凧男の姿が現れているのです。 歌うに歌えない、書くに書けないので、音で出したんだよ。 凧男とはいったい何者か? こんな人で有ったことは判明してるのだが、その変身後の姿を記した文書は闇に葬られる。 そして同じく闇に葬られたのは、 ハーモニカとタンバリンで参加していると物の本に書いて有るジョージ・ハリスン君。 どこにいるの? (山)2009.5.5 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band The Beatles - Being for the Benefit of Mr. Kite! http://www.youtube.com/watch?v=LGUB9Zc2Yos |
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みなさんオピニオン | |
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