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*なんつっても我が家で予約までしてアルバムを買ってしまう数少ないバンド、スティーリーダン(以下SD)、3年振りの新作です。いやー今回は良い。ガウチョより後はどうも個人的にピンと来ず納得でけんかったのですが今回は繰り返し聴きたくなる味わいです。どこが違うのか。相変わらずのヘイ・ナインティーン・リズムも有るけれど、やっとリズムに広がりとファンク・フィーリングが戻ってきおった。フレーズも一つ一つ歌っておるしハードボイルドなジャズ哀愁も復活、リラックスして明るく曲もキャッチーになってきたぞ。42分とゆう収録時間も良いねえ。最近のCDは長すぎるからなあ。ちょっと足りないくらいが美味しいし体にも心にも良し。万事行かねばならん。腹をくくって結果最高。SDファンに嬉しいプレゼントです。わしゃ本当に嬉しいよ。初めてSDを聴かれる人にはやっぱAJAを薦めるけど。ははは。
あ、そうだ。ウォルター・ベッカー氏がSDで初のリード・ヴォーカルを1曲とってます。回転を間違えたスティーブ・ハーリー又はお酒を抜いたトム・ウエイツでございます。つまり大好き。

(マスター)03.06.12