ろっくす特選盤
*これはハービー・ハンコック氏60年代のブルー・ノート・レーベル時代の曲、6曲を集めましたコンピ盤です。ジャズ界一軽薄、失礼、もといフットワークの軽い男として顰蹙買いまくっておったハンコックさん。記憶に新しいところでは80’sの(新しいかー)ロキットなどとゆうのを覚えてる方もおられると思います。POPな人なんだろうなー。昔から皆が楽しまないような音楽はやらなかった。それが過ぎるとおいおいつうことになってしまった次第で。そしてこの時代60’sは正にヒップな存在でした。特に愛されたのがイギリスにおいてモッズの連中。新しくてクールでファンキーでってのを目を皿のようにしてジャンル無用で聴いていたブレイン・ドレインって呼ばれた不良どもがこれで踊ったと聴きます。リフを元にした8ビートで。ジャンルでゆうとソウル・ジャズとかファンキー・ジャズとかゆうのになるのでしょうけどわたしゃビート・ジャズって勝手に呼んでる。リフだからわたしらロックな人にも入りやすいのね。さて重要曲はまずはなんつっても2.の「ウォーターメロンマン」。スイカ男登場。あまりに素敵なんでカバーされたこと枚挙にいとまなし。ジャズ畑は別にしてもまずはマンフレッドマン、スライストーンもJB’Sのフレッド・ウエズリーはまだわかるけどスライ&ロビーのレゲ・ヴァージョンもかわゆい。ジャズのクールなかっこよさはもちろん、メロが曲としてジャンル超えてるのだ。そして1.のカンタロープ島。これは現代に蘇っております。3秒聴いただけでああ、あれあれっどっかで聴いたと思われるかも。アシッド・ジャズのUS3(あす3と読むらしい)が93年にサンプリングしてヒットさせた。言葉のせただけでほぼまんま。この連中も英国だからよっぽどこの感じが好きらしいぞい。映画「欲望」のサントラもやったくらいですから、ハンコックさんの音楽、確かに行った事は無いけどロンドン裏通りぽい。スウィンギン・ろんどんだなや。これで闊歩したらさぞ気持ち良かろう。流行を追うってことがまだ生き生きとしてて素敵だった時代。これが吸えます。3.のドリフティンはモロ・ジャズ。これぞジャズ空気。やらしいなあ(^0^)。このいやらしさが最高。4.のめくら男めくら男。って2回もピー。これもリフのビートジャズ。ニュー・オリンズ風味もあり。5.はもージャズ喫茶。濃いブラック・コーヒーのお味。まいうー。最後6.はメイデン・ヴォヤージはビートジャズ。どクール。静謐な空気の中うごめくぞ何物かが。このビート・ジャズはお仲間が沢山います。主流の眉曲げモダン・ジャズとは別にこれこそが実に生活で愛されてたジャズと見た。私もこっちの方が好き。ハンコック氏はこの後の70’s、マイルス・バンド経由でファンクどろどろの世界に突入。めざとい人じゃけに。それも味が濃厚最高です。いづれまた。まずはこれでコーヒー飲ませてもらいますわ。まいうー。 (マスター)2005.2.9 |
みなさんオピニオン |
マスター> 聴いてると弾けそうな気がしてくるのがいいすよねえ。弾けないんだけど(^0^)。 [02/10 07:45] oide> ブルーノート時代は結構聴きました。ジャズも好きです♪ [02/09 20:23] マスター> 最近えらくなっちゃったからなあハンコック博士。でもこの頃はどクールだわ。みんなはまったのがわかり過ぎるほどわかります。 [02/09 08:43] |
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