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日本盤


グッヅ


*メタルAORなんて惹句付けちゃって怒られそうですがそれは置いといてブラック・サバス、アルバムで一番好きなのがこれ「血まみれの安息日」です。プロレス・ファンとしてはそりゃ「パラノイド」ですけどそれは置いといて(^0^)。活動方針とか曲名とかタイトル、歌詞はまことに不謹慎なサバスちゃん。にも関わらず何故愛されるかとゆうとご本人達も言っておるようにそれはお化け屋敷の楽しさ、平和じゃ無けりゃ決してできん喜びを惜しげも無く提供してくれて。そして何より愛嬌ちゅうか憎めないかわいらしさがあるからだと思います。その筆頭がヴォーカルのオジーちゃんの歌声、キャラかと。夜鳴きかんの虫の赤ちゃんみたいだし。そしてこのアルバム、その屈託無い魅力が一番出てるような気がいたしてまして。メタルAORなんて書いちまったのは1曲目、タイトルチューンのせいだー。この曲スエーデンのふにゃらかポップロックバンド、カーディガンズがカバー、もうそりゃふにゃらかーに。バカラック・ナンバーみたいに。それがまたはまってて。そう言えばと改めてその気でこちら聴いてみると確かに。リフこそメタルのふりしてますが(^0^)メロディ優しいやんけ。それはもうサビのところでバレバレ。ボサノヴァみたいになってるわ。まあこの人たちの曲うるさいくせにどれもわらべ歌つうか下手すりゃ子守唄に使用出来るようなとこがあってそれこそ魅力のど真ん中。血まみれって言ってもよく見りゃチョコレートだー。ばんざい。それなら甘くも食べちゃおう。とわいえやっぱ元祖ハードロッカー屋、2曲目のリフなんぞもう腰に来るだ。しばらく触ってないギター思わず手に取って弾きたくなる。展開部分で1曲目のメロディとクリソツなのも登場でデジャブ感まで味わったりして。ノリノリで3曲目入ると何じゃこりゃ。春のそよ風のような生ギター。これやってる間じっと待ってるオジーちゃんの顔を想像しちゃうともう爆笑物。まさかそれを狙った訳では...。きっとありません。奥に引っ込んでお茶の時間かもしれんな。で、おやつも食ったし元気百倍でずんどこハードロック全開のサブラ・カタブラ。”サ”です。曲調、リフともにメタルの古典の教科書に掲載されました。テストに出るからチェックしとくように。ロンリー、レイエイエイエイエイって節回しが絶品。5.は「生への自殺」ってどうそれを敢行するのだってタイトルだよ。リフが命のサバスにしてこのリフあり。6.はマギー司郎のマジックみたいなシンセびよ〜んに乗って始まる「お前は誰だ!」。えーマスター申します。以後お見知りおきを。誰がこの音にしようと提案したかは知りませぬがその方にばかロッカーのメダルあげるよー。Xんこ色だけど。サビの華麗なるピアノはリック・7人の妻より抜粋・ウエイクマン氏か。それに導かれて水戸のご隠居も厳かに登場。このインロー内角低目が目に入らぬか。と黄門様の歌だったのだ。7.の希望に満ちた今日を探した後、静かに就寝の時を迎えて...と思うたら、まだ寝ないよー。え、どれもメロディが極似だって?しっ。それは言っちゃ。これはラップ・アルバムだからこれでいいの。本人は気付いて無いし。そっとしておいて上げて下さい。活気溢れて最大限に引き出しこじ開けたこの盤、彩りも豊かで最高のエンターテインメント超大作です。

(マスター)04.10.28

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