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ろっくす特選盤



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*明けましておめでとうございます。今年もどうかWANTEDをよろしくお願い申し上げます。さああて。新年一発目はこれで行かせていただこうとあっためておいたのだデリンジャー・ライブ!。ウインター一家の大番頭、リック・デリンジャー兄いが自ら結成したバンド、デリンジャーの77年ライブっす。同年のトロントとオハイオのギグを収録。オハイオは生まれ故郷じゃけん凱旋帰国公演だ。お兄さんはこんな立派になって帰ってきました。まーとにかく楽しい。皆さんはロックは好きですか?ハードロックは好きですかい?いえー大好きだー。ではもしこれ行ってなかったらまず行っちゃいましょう。ヘヴィメタで無いハードロック、やたらうるさいやつの魅力の全てが詰まってます。お約束の仕掛けも満載。聴いてるだけで光景が目に浮かぶ。しかもアメリカンじゃからカラっとしてます。ぐわーっと引っ張ってパスっと決める。江戸っ子だねえ。あまりのキップの良さに玉屋ー、いやデリ屋ーって声掛けちゃったよ。大体4.のビヨンド・ザ・ユニバースのギターリフ聴いて血が騒がないロック野郎はおるかいのう。でんでこでんでこ、だっだー。でこでこでんってかっこいいのか悪いのかわからんがとにかくかっこいい。鳥肌です。バンドもみんなうまいよー。チームワーク一糸も乱れず兄いを盛り立てての総攻撃。それに答えて唇突き出して歌うは弾くは。アイ・ラブ・ジミイ・ページのリックのリックが冴えに冴え渡ります。リック・デリンジャーさん、メロウな曲も大得意だけど今回はとにかくロック!ロック!。はいちゃんと入っておりますロックン・ロール・フーチークウ。いえー待ってたぜ。堪能してください。皆さんで西条秀樹踊りしてくださいー。途中で何故かトルコ?ロシア?方面にも旅立っちゃうぞ。ユ・リアリ・ガト・ミも登場するのだ。そう言えばリックはんはエドワード・ヴァン君と並ぶ笑顔が素敵なプリテー2大ロック・ギタリスト。笑いながら吠える男。えー、な訳で英国産みたいな哀愁、情念はありまへん。しかーしこれがアメリカン・ハードロックの真髄です。そればかりか70’sハードロック・ライブの屈指の名盤だ。昨年11月にCD化。祝!大祝!。うちはこの前アナログで27年ぶりに再ゲット、歓喜にむせんでおります。さてアナログだとちょっとこもり気味の音質、それでも臨場感抜群だけど、これがCDだとどうなっておるのか。うお聴きたい。この底抜け脱線発情ロック、無類の無邪気さは現在ではけっして生み出すことは出来まへん。大推薦です。いや現場にいたかったなあ。グラッチェ。これで輝ける大新年レッツゴー。

(マスター)2005.1.1

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