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ろっくす特選盤




グッヅ


*通称オレンジ・アルバム。ジェフ・ベック史上最高傑作の誉(勝呂)高き盤です。前作でがっしりとした手ごたえを掴んだものの売上げは芳しくなく全米最高位46位、イギリスでは相変わらずさっぱりで仕切り直し、それでもソウル熱、ファンキー熱益々高じて、プロデューサーに頼んだのが英国ギタリストの羨望の的ブッカーT&MG’Sのスティーブ・クロッパー氏。レコーディングもメンフィスに乗り込んでウキウキの製作だったかと。私、麗しき(^0^)十代の頃、買って聴いたんですけど実は少々ピンと来なかった。ああ、罰当たりだ。とゆうのもトゥルースの後、これ聴いちゃったんで。例に漏れずロッド・ショック。どうしても歌比べちゃって。それにどうもこじんまりまとまってる気がして。まあそれが今では大好きですから。当時はファンキイ熱も今ほどでは無かったもんで。しゃあないなあ。それでもこれでロッドさんが歌ってたらって夢想はします。だってテンチ氏の歌い方けっこう似てますよねえ。ロッドちゃんはこうしたファンキー傾向なのやってなかったしそれだけにもしって気持ち高くなって。それだけ演奏がえらいことになってるってことだわ。今回はカバー曲が多くなってます。無理せずクロッパー氏と相談の上、良い曲をたっぷし料理してやろうつうことか。1.アイス・クリーム・ケークはベック氏の曲。うっぴゃぴゃきゃりゅくりゅきゅりーんギター初っ端から炸裂。ざくざくリズム弾いててもはみ出しそう。必死に暴走抑えてる様がまたエキサイティングで。しかしアイスクリームケーキ懐かしいすねえ。今はあるのだろうか。昔はクリスマスつうとこれ親父が買って来て。ケーキってこれのことかと思ってた。これがまた最初は美味いんだけど最後が寒くて。ま、モノホンじゃなくてラクトアイスだからだったろうが。カチカチだったし。なんてこと思い出しちゃう。いやーファンキーだミドルトン氏。発振してるギター。2.ファンキー・ロックンロール。ペっとかぎょとかつい入れてしまいます合間にギター。ソロの軟体ぶりがまた。3.ナッシュビル・スカイラインに入ってますボブ・ディラン氏の曲。あれこんなどソウルだったっけって聴き直してしまうほどのアレンジ。見事なり換骨脱脂。これロッドさん歌ったら。なんて思ってはいかんいかん。4.シュガ・ケイン。ベックとクロッパー氏の共作。これがもう大好きです。この妖しいリフ。MG’Sの香りがするグルーヴ。ニュー・オリンズ・ファンクぽくもあって。ミーターズとMG’Sかーなんてニンマリしちゃう。ベックさん抜きでも大好き。この盤で一番なんですけど駄目ですかい。5.はアシュフォード=シンプソンとブライアン・ホランドの曲かー。確かに歌付けるとそうだわ。シリータ、ダスティ・スプリングフィールド両嬢のヴァージョン聴くとああ、この曲だって感動してしまった。とにかく華やか&セレヴィーが特徴、それがベックさんでひねくれると。6.強引だはほんと強引なハードロックチューン。南部のドン、ドン・ニックス氏の曲。これもロッドちゃんが・・・7.はお気に入りスティーヴィー・ワンダー氏絡みソング。もうちょっとで大爆発な感じのワンダー氏の魅力がばっちり。って訳わからん。彼のヴァージョンはどの盤に入ってるのかな。続けて8.はベック氏オリジナル。自分の見せ場冒頭からたっぷし(^0^)。彼が歌作るとこうなるかってなところに興味しんしん。やっぱはみ出てます。どこで解決するのだ。テンチ氏悶絶してるぞ。ラストは必殺ディフィニットリー・メイビー。問答無用代表作かと。ホップ・ステップで飛び越えて哀しみの恋人達モードに。たっぷりこのクライベイビーを味わうのみです。この後のツアーでバンドはあっけなく崩壊。やりきった感が強かったのか。また虫がうづき出して次の居場所を求めてさすらうは素浪人花山弦吉。

(マスター)2005.2.13

みなさんオピニオン

マスター> よりお猿な方がコージーはんですね。すまぬ。私も全然わかんなかったです。
name : ic
comment : 2種類しかいないギタリストのうちの1種類。とか、アルバムを2枚作ってやめる人。とか、孤高のギター職人、ベック先生にはいろいろ形容詞がついていますね。私はこのアルバム、出た頃より聴いていましたが、いまだにコージーとベックの見分けが・・・ミドルトンの可愛い(笑)オーバーオール姿、あのピアノの音とギャップありすぎ。どう考えても、てんこ盛りテーブルの前に座ってるようにしか・・・。
how : search engine

マスター> JBG!これレッチリとかから聴いた人とかにはどう聴こえるのかな。やっぱ地味なのかな。 [02/13 09:59]








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