*なんつっても74年のデビュー・ヒット、シュガー・ベイビー・ラブが印象的なルーベッツ。何と現在日本盤でベストが出てます。海の向こうでもことごとく廃盤だっちゅうのに。とゆうのもどうやら「ウォターボーイズ」とゆうTVドラマに使われたらしくどんな理由であれこれを逃す手はなかろう素敵ポップ・バンドなのだ。そもそもはウエインさんとトニーさんとゆうソング・ライター・コンビが件の「シュガー〜」を初めとするオールディーズ心たっぷりの曲を作ったもののやってくれる人がおらん。んなら自分達で探そうと東奔西走、集まったスタジオ・ミュージシャン達でレッツゴーが発端、ところが「シュガー〜」だけ歌って歌手のポールって人が止めてしまい物凄いヒットになったにもかかわらずどうするんでしょうと大丈夫何事も無かったかのように快調に活動を続けたのだ。このベストを聴いても言われなきゃ気が付かない(^0^)。魅力の第一はウエイン・トニー両氏の曲の素晴らしさ。メロディ印テンコ盛りです。初めて聴いても懐かしくてほろ苦くて楽しくて嬉しい。そしてガッチリとした演奏と集団コーラス&歌。そりゃもうプロの仕事だぜ。一聴してわかるビーチ・ボーイズ・ラブ心と共にフォー・シーズンスやらドゥーワップやら初期ロックンロールを一旦ばらばらにして寄せ鍋に入れてもう良かろう肉も煮えた食って下さい。私もずーっと「シュガー〜」1曲だけ大好きで知りません人間だったのですがこうして大人親父になって他のも聴くと色々違ったところが聴こえてきて面白くて。まずこれがELOが聴こえてきた。コーラスもそうだけど時々入るストリングス・ピチカートとか。そしてデイブ・エドマンズとニック・ロウ。「レイバー・オブ・ラスト」と「リピート・ホエン・ネセサリー」の抜けた感じ。途中メンバー達の趣味でカントリー方向にちと行っちゃうのでよけいに。それらがぐるぐる廻ってつながってああ同じ輪だそうだよ同じように育ったんだなあと感慨無量です。切ないメロですけど甘すぎません。大音量で聴くともうのりのり。ジュークボックス・ジャイブなんかヘビメタ並みにヘッドバッキン出来ます。2番目ヒットのトゥナイトでは見事な空耳が。うめっしxx。いかん俺が葉書出して手拭いもらうのだ。わっしゅわりわりコーラス愛好家にはたまらん曲沢山の上に段々と大ヒットから遠ざかって色々手を尽くしてやった曲が今となってこのベストにまとめられると実にヴァラエティに富んでてしかもけっして駄作でなくキュートですから丸々一枚、あっち突かれてこっち突かれてもう音楽メロディ玉手箱です。ライバルのファーストクラスもそうだけどスタジオミュージシャンでやってるにもかかわらずのこの熱情。ひたすら感服、そして感謝だ。 (マスター)2004.02.26 |
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シュガー・ベイビー・ラヴ ルーベッツ 1974/1 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 僕たちの洋楽ヒット Vol.7 1973~75 The Very Best of the Rubettes The Rubettes - Sugar baby love 歌詞付 http://jp.youtube.com/watch?v=XyIMi3uTpBQ . |
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