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日本盤

*1980年発表のスケアリー・モンズターズ。長年コンビを組んできたプロデューサーのトニイ・ヴィスコンティとこれで長のお別れとなってしまう盤です。私にとってボイちゃんナンバー1は何つってもロウ、そしてこれはそれに匹敵するくらい大好きなアルバムなのだ。ジョニィ・ロットン?、わしがロック界最大の山師だよとついにニューウエイブに殴り込みのボイ君、生き生きとしてて何やら謎の熱気充満だ。何が良いっつったってまず曲が良いです。全て記憶に残る名曲揃い文句無し。そしてこの雰囲気!空間を捻じ曲げての異世界ムード、シングル、アッシュズ・トゥ・アッシュズのビデオ、これがまたよく出来ていてあの映像そのもののここはどこ私は誰モードたっぷしでオハコのSF世界が終始楽しめるぞ。わたしゃ地声で歌った事がありませんと豪語する変身キャラ声の数々も低く脅かす様な声、すっとぼけてほけほけの声、きどっておすましの声と多種多様ご披露、これやってる時はもうノリノリの時です。さらにサウンドでんがな。最大の功労者は市役所のおじさんが腕に巻いてる黒いやつを巻かせたらロック界一似合う男、ロバート・フリップさん。冒頭イッツ・ノー・ゲームの捻じ曲げ感を加速させる凶悪な音のギターリフ、スケアリー・モンズターズでもファッションの叩きのめすコード&リフでもキングダム・カムの飛んで行っちゃう音でもアップヒル・バックヤードでもティーンネジイジ・ワイルドライフでも(しかしタイトルが皆決まってるなあ)、はい、はっきり言いましょう、このアルバムでのプレイがロバフリさんベストプレイです。人のアルバムだから思い切って出来たのでしょうが吹っ切れ方が尋常で無し。あーたこれでキンクリ作れば再編時すげえことになったのに。あ、ピート・タウンゼント氏もビコーズ・ユア・ヤングでやっておりますがこちらはちと地味。居心地が悪そうで(^0^)。とにもヴィスコンティも、いやかくにもこの大はったりと人騒がせと開き直りと詐欺師のアルバム。これがデビッド・ボウイです。おお何て騙される事が快感なんだ。やってくださいこれをまた。最近真面目過ぎますぞ。ボイさん。

(マスター)2004.02.15

みなさんオピニオン
マスター> 実はまだ見れておれません。わらわら忙しくて来年用の仕事のソフトもインストール出来て無いありさまでして。

name : くまっち
comment : なぁる・・ロバフリ先生最高でしたよねぇ♪ Ashes to ashesはフェリーニ監督テイストいっぱいで、人生旅芸人さっ とおすまし☆鏡を持っているシーン、一時停止して写真に撮りましたっけ。うちにも「一家に2枚もの」があります。ジギーとピンナップスです。ところで、うちのボクのムービーはご覧になれました?
how : rocks

みみちん> 実はうちには、このLPが2枚あります。ダンナのと私のと。ボウイさんってホントにカッコイイよ、音楽が(笑) [02/15 11:59]
マスター> 日曜ストーンズは一旦終了、今週から日曜ボイちゃんで。イッツ・ノー・ゲームの日本語はこんなにかっこ悪くて恥ずかしいのに気持ちよいなんて、ああ、おかしくなってしまいそうだわ(^0^)。 [02/15 08:50]









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