日刊ろっくす 前日のThAnk YoU rocks top back
ろっくす超大特選盤
*裏ジャケにお言葉が載っております。 (山)04.1.19 |
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↑私製ジャケです。このような日本盤シングルは実在しません。 ストーン・ブルー フォガット 1978/6/24 どんがしゃあんっ!! 「ああ、私のムール貝のコキールがっ。」 「父ちゃん、何すんだよ。姉ちゃんがせっかく作ったムール貝のコキールが台無しじゃないか!」 「うるさい!!お前は最近たるんでる。何がムール貝のコキールだ、このやろこのやろ、踏んでやる。」 「父ちゃん、食べ物を粗末にする描写するとPTAから苦情の電話が来るぞ。」 「うるさい。お前は最近たるんでる。忘れたのか? あの星を。あの射手座の隣、北緯36度23分東経89度74分に位置する、 巨ブギの星を!」 「と、父ちゃん・・・忘れてなんかないよ、俺。ただ飯を喰おうと思って・・・」 「それが甘いとゆうのだ。 飯を喰ってる暇があったらその大ブギボール養成ブギを身に付けて15フレット飛びのセーハを制覇せい! このぼけなすがあ。」 「わ、わかったよ、父ちゃん。俺やるよ。」 ずんずがっご、ずんずがっご・・ 「ひゅうま・・・」 ずんずがっご、ずんずがっご・・ 「まだ押さえが甘ーい。小指にもっと力を入れてっ。ええい、この天カスがあ。 仕方が無い。これを使うのだ。 この大ブギ曲に合わせて修練せい。さすれば茄子がなる。」 「父ちゃん、為せば為るだろ。」 「うるさーい!。」 どんがしゃーん 「ああ、また私のムール貝のコキールがっ。」 「ほしーーー!!」 「誰だ、あんた?」 「間違えた。ほしーーーー!!!」 「おおっ、伴か!」 「親父さん、勘弁してやってつかーさい。ワシが星の相手をして大ブギボールを完成させてやりますからっ。」 「無理無理。青春には安全な株は無いのよ。34円安。」 「アキコさーん。だーーー。その曲を貸せ!俺がかけてやる。」 「その曲とは、英国からアメリカの地に渡って64年、地に這いつくばって涙の血を流したあの伝説のブギ・バンド、 フォガットのストーン・ブルーね。 1978年発表の同名アルバムからのシングルカット! 同年6月24日に6週目に37位で初登場、翌週36位、それで消えた幻の曲。 故郷の英国ではヒットせず、我が国日本でもまるで無視。 それでもブギー界の夜空に燦然と輝く星・・・・」 「姉ちゃん、何でそんなに詳しいんだ?」 「嗚呼、俺のアキコさんまでえええええ。」 どんがしゃーん 「ああ、コキールのムール貝がっ。」 「何をぐそぐそぐそぐそぐそぐそ言ってる。早くやらんかあ。」 「はああい。」 ♪ がががが、ぐげごがぐごがががあ がががが、ぐげごがぐごがががあ 風は裏通りを引き裂く 俺はテメエの鼓動を聞く 雨が俺の顔にぶち当たる 俺は下らねえとこにはもう飽き飽きだぜ 俺の裏口をノックしてるブルース 俺は2階からは飛び降れねえ ラジオを点けろや、でかくでかく ロックンロール・ミュージックが燃えたぎり俺の耳にぶっ飛んで来やがった 俺がドン引きだった時 ロックンロールは最後まで面倒を見てくれた 俺が石のように落ち込んだ時 ロックンロールは最後まで付き合ってくれたんだよ 仕事をクビになっても俺は自由になれなかった 俺にはロックンロールの治療が必要だぜ 45回転を置いて、針を乗せよう ジュークボックスが飛びます跳びます、俺はご満悦 俺はドン引き ロックンロールは最後まで面倒を見てくれた 俺は石のように落ち込んだ ロックンロールは最後まで付き合ってくれたんだよ スライドーー! 俺の魂のロックンロール 俺は制御不能になった ロールせよ! ロールせよ! ロールせよ! ロールせよ!!! 俺がドン引き ロックンロールは最後まで面倒を見てくれた 俺は石のように落ち込んだ ロックンロールは最後まで付き合ってくれたんだよ 俺はドン引き 裏通りを歩いてる 俺は石のように落ち込んだ テメエの鼓動を聞いた 俺はドン引き ビートを受け止めて疾走するのだ 俺は石のように落ち込んだ 朝日の前に俺は故郷に戻るぞ 俺はドン引き 雨が顔にぶち当たる 俺は石のように落ち込んだ 俺は下らねえとこにはもう飽き飽きだぜ スライドオオオ!! 俺がブルーだった時、石の如きブルー ロックンロールは最後まで面倒を見てくれた 俺がブルーだった時、石の如きブルー ロックンロールは最後まで付き合ってくれたんだ ラジオを捻れ、捻れや、いえいえ でかくでかく 捻れ ひねれ おう いえ でかくでかく スライ道! ぎゅおーぐれ お前は俺を最後まで面倒みれ ぎゅおーぐれ お前は俺を最後まで面倒みれ ぎゅおーぐれ お前は俺を最後まで面倒みれ ぎゅおーぐれ お前は俺を最後まで面倒みれ お前は俺を最後まで面倒みれ お前は俺を最後まで面倒みれ お前は俺を最後まで面倒みれ お前は俺を最後まで面倒みれ 俺がブルーの時 面倒みれ みれ みれやみれたまえ ♪ その時、がらがら引き戸玄関の外でそっと様子を伺っていたのは 豊作サモーン。 「ほ、星くんが、ついに大ブギボールを完成しよったばい。スティーヴ・ヴァイ。 ワシもなんとかしなきゃあかんばい。スティーヴ・ヴァイ。 よし、こうなったら大量弟妹まとわりつき攻撃ばい。スティーヴ・ヴァイ。」 「何だ何だ・・・左手が動かない。生霊がとりついてるぞ。なむー。 あ、外にいるのは誰だっ? さ、左門・・・・ お前、そんなことをしてまで俺を!!」 「ち、バレたか。」 どんがしゃあんっ!! 「ああ、私のムール貝のコキールがっ。」 最初に戻る・・・・・ (山)2009.6.27 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ストーン・ブルー(K2HD/紙ジャケット仕様) Stone Blue Foghat Stone Blue live 1981 http://www.youtube.com/watch?v=lLQnhGS-Av8 |
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