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各社ミラーレス一眼の違い

最近になって、各社からミラーレス一眼が次々に発表されているので
ミラーレス一眼の特徴をまとめてみました。

ミラーレス機、全体の特徴

一眼レフの特徴である、ミラー構造(レフ構造)を排除したモデル
*ちなみに鏡が入っているので一眼「レフ」と呼ばれるため、「ミラーレス一眼レフ」とはよびません
鏡がない分、本体を薄型化できる、一眼レフに比べシャッター音を小さくできる
という利点があります
ファインダーは、視差のない光学ファインダーは搭載できないため
モニターかEVFファインダーに頼ることになり
わずかですが、表示タイムラグが存在してしまいます。

各社の特徴

ミラーレスの場合、各社センサーサイズに大きなばらつきがあるので
センサーサイズを由来とした特徴が大きく違っています、まとめて、大体こんな特徴です
とはできません、そのため各社の違い
今後出る機種にも当てはまるであろうと思われる特徴を中心に書いていきます

キヤノン

キヤノンでは、現在のところ(2012年2月)ミラーレスの発表はなく
ミラーレス一眼を持っていませんが、これだけ各社から発表、発売されてるので
近い将来発表するかもしれません

ニコン マウント名:Nikon1マウント センサーサイズ:1インチ

ニコンはミラーレスではなく アドバンストカメラ と呼んでほしいらしいですが
ここでは、ミラーレス機と呼ばせていただきます

センサーサイズは1インチと、比較的小さいセンサーを採用しているため
背景をぼかすなど、一眼レフ風の作画は苦手

センサーの製造技術や画像処理技術の向上で、小さいセンサーでも、ある程度の画質は
確保されていると思いますが、「同世代」のAPS-Cなどに比べれば、どうしても不利かもしれません
センサーサイズも、他社が採用していない特殊なサイズのため、量産効果が得られにくく
価格競争となった場合、価格面でも、やや不安のあるセンサーサイズではあります

今後の機種でも続くかは不透明ですが、現行機では、位相差検出式センサーを埋め込んだ
特殊な画像センサーを採用しているため、ミラーレス機としては珍しい
TTLの位相差検出式AFを搭載しています。
そのため、AF速度的に有利で、動体撮影に強いという特徴
また、現在のところレンズラインナップにはないのですが、デジタル一眼レフなどに比べ
センサーサイズが小さいため、小型な超望遠レンズを作ることが可能
また小型とはいえ、コンパクトデジカメに比べればはるかに大きいセンサーのため
それなりに感度も高く保てるはずなので 
(個人的な感覚ですが V1のレビューを見る限り ISO800 ぐらいまでは実用的な画質でした)
動体に強いAF方式という特徴もあり
鳥の撮影や運動会などスポーツ撮影といった、望遠を使う撮影に強い機種になる可能性は秘めていると思います


ちなみに、純正マウントアダプターを使えば NikonFマウントのレンズを使うことも可能
たとえば、Fマウント用の85mmF1.8のレンズをつければ230mmF1.8相当になり
体育館など、やや暗めの室内で、かつ望遠での撮影をしたい (学校行事とかで多そうなシチュエーション)
という場合にぴったりと合う感じです

Nikon1マウントは、野鳥の撮影や、スポーツ撮影
または、子供の運動会や学芸会などの
望遠撮影がメインの方におすすめです

ソニー マウント名:Eマウント センサーサイズ:APS-C

ソニーは、一般的なデジタル一眼レフと同じAPS-Cサイズの画像センサーを採用しているため
デジタル一眼レフと同等の画質を確保でき
背景のボケなども、一眼レフと同等の撮影が可能
また、マウントアダプターを利用して、Aマウントのαレンズを利用した場合も
デジタル一眼レフとまったく同じ画角になり、同じ感覚で撮影できるのでサブ機としても扱いやすい

デザイン的には、センサーサイズが、大きいため、それにあわせてレンズが大きくなり
小型のボディーに大きいレンズと見た目はややアンバランスな印象もありますが
ソニーのミラーレスはデジタル一眼レフと同等の画質や作画能力を持つところが最大の魅力です。

ソニー Eマウントは、手軽にデジタル一眼レフと同等の撮影を楽しみたい、画質にはこだわりたい
デジタル一眼レフ(特にαシリーズ)のサブ機として利用したい という方におすすめです

ペンタックス マウント名:Qマウント センサーサイズ:1/2.3インチ

ペンタックスのミラーレスの特徴は、圧倒的な小ささです
手のひらに収まるぐらいまで、小型化された、レンズ交換式コンパクトデジカメ というべきカメラです
当然、それだけ小さくするためには、小さいセンサーを使わなければ、実現できないので
採用してるセンサーサイズは、1/2.3インチという、コンパクトデジカメと同等の非常に小型のものです
これだけ、小さいセンサーを利用してるため、ポートレートで背景をぼかすような一眼レフ風の作画はほぼ不可能です
(現行機は、ソフト的に無理やり再現するモードはありますが、どうしても不自然感は否めません)

また、高感度撮影なども、他のミラーレスに比べると、やはり不利といわざる得ません
画質面では、あまり多くは期待しないほうがよいかと
デザイン面では、センサーサイズが小さいため、レンズも非常に小型化でき
ズームレンズを取り付けてもボディーとレンズの大きさのバランスが非常によい印象です
トイカメラ風の写りをするレンズなど、ほかにはない遊びのレンズも用意され、その価格も安く設定されてるため
手軽に複数のレンズを交換して、レンズによる描写の違いを楽しめます
また、レンズ自体も小型なので複数持ち歩いても苦にならないのも特徴です

また、先ほどコンデジと同じ大きさのセンサーサイズで、画質面ではあまり多くは期待しないほうがよいとは書きましたが
あくまで、他のミラーレスやデジタル一眼レフと比べるとという意味で
コンデジ相当の画質かというと、実はそうでもありません
しっかりと作りこまれた、高品質レンズで撮影された写真の画質は、一般的なコンパクトデジカメと比べると
間違いなく、一段上をいってます
ソニーとは逆で、手軽な一眼レフではなく、高画質なコンパクトデジカメというポジションのカメラです

ペンタックス Qマウントは、コンパクトデジカメ並みの手軽さで、よりきれいに撮りたい
たくさんのレンズを気軽に持ち歩いて、レンズ交換による描写の違いなどを楽しみたい
という方におすすめです

オリンパス・パナソニック マウント名:マイクロフォーサーズマウント センサーサイズ 4/3インチ

この2社は、マイクロフォーサーズというマウントを採用して、ミラーレス機を初期のころから出しています
それだけに、レンズの種類などは、他のミラーレスより豊富です
センサーサイズは 4/3インチと、APS-Cサイズよりは一回り小さいものの
ミラーレス機のなかでは2番目に大きいサイズを採用されているので
画質面でのポテンシャルも比較的高いです

一応、完全に同一のマウントを採用しているため、パナソニック機にオリンパスのレンズという組み合わせも
可能で、すでに発売されてるレンズの量が多いというのは
マイクロフォーサーズ機の大きな利点です

マイクロフォーサーズマウントは、画質も携帯性も、どちらもそこそこ高いものがほしい
ボディーもレンズも複数のメーカーから好きなものを選びたい
という方におすすめです

富士フィルム マウント名:Xマウント センサーサイズ:APS-Cサイズ

富士フィルムは、ソニーと同じく APS-Cサイズの画像センサーを搭載しているため
画質面でのポテンシャルは、ソニーと並んでミラーレス機の中ではトップクラスだと思われます
ただし、ソニーとはマウントが違うので、レンズの互換性はありません

また、今までユニークな画像センサーをつぎつぎ投入してきたメーカーでもあり
ほかにはない特徴をもつ、独特の魅力を持つ機種が今後も発表される可能性が高い
(現行唯一の機種も、他社にはない、ローパスフィルターを使わずに、モアレを防ぐ画像センサーを搭載してきました)

センサーサイズなどのポテンシャルの面においては、一眼レフと同等の作画を楽しめるはずですが
現状(2012年2月)では、レンズの絶対数が少ない、それを補うマウントアダプターもないなどの理由から
現時点において背景を大きくぼかした、ポートレートや望遠を使う撮影などは難しい感じです
今後レンズが充実してくれば解決していくはずですが・・現状では、この点は弱点といえます

Xマウントは、画質にこだわりたい、富士フィルムの発色に魅力を感じる
(富士フィルムの独自のセンサーに魅力を感じることが多い) という方におすすめのマウントといえます

被写界深度の比較

センサーサイズが違うということは、同じ画角になる焦点距離が変わってくるということになります
ですから、ミラーレス機は選んだマウント(メーカー)によって、被写界深度を浅くしやすいマウント
深くしやすいマウントが存在しています
同じ画角、同じF値で撮影した場合の、被写界深度の違いを図にしてみました。
比較として、一眼レフやコンパクトデジカメも図に入れてあります。

背景をぼかした撮影をしたいなどの場合など、
デジタル一眼レフに近い表現を楽しみたい場合は、デジタル一眼レフに近い方の
マウントを選ぶとよいかもしれません
(個人的な感覚だと、背景のボケを楽しむなら
マイクロフォーサーズ以上のセンサーサイズがほしいところです)

まとめ

各社とも、センサーサイズもまちまちで、選ぶ要素が増えた分、カオスな印象ですが・・
ほんとにざっくり分けると

画質重視で背景のボケなども、ほぼデジタル一眼レフと同等の撮影を楽しみたいなら
ソニー 富士フィルム

携帯性重視で、背景のボケとかには興味はないけど、コンパクトデジカメよりきれいに撮りたいなら
ペンタックス

画質も携帯性も、どちらもそこそこほしいなら
オリンパス ペンタックス ニコン

というところになると思います

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