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ろっくす特選盤


試聴はここで


日本盤


映画DVD

*燃えるギター小僧ロリー・ギャラガー。数ある激闘の記録の中からどれが一枚かと問われれば三日三晩寝ないで考えたあげく一日昼寝してこのアイリッシュ・ツアー74を。最初のライブ盤ライブ・イン・ヨーロッパのギターを掌に乗せるかのごとくプレイもまことに捨てがたきものありますが、必殺キラー曲収録とボリュームでこっちだー。トニー・パーマーとゆう方が監督して撮影したツアー・ドキュメンタリーのサントラです。時は1974年1月。扮装渦巻く母国アイルランドのベルファスト、ダブリン、コークでの録音。何よりも母国の平和を望んでいたであろうロリー氏の音楽に賭けた祈りと情熱、メンバーもそれは同じ。ライブに文字通り命をかけ完全燃焼の男が、さらに120%の力を出し尽くしたただならぬ空気充満の盤です。スライドを弾いても音が延びるまで待ってられずの掻き毟り。プラグをアンプにぶち込みナチュラル・ディストーションで全ての指の表情丸出し。ヴァイオリン奏法ミュート奏法ピッキングハーモニー連打コキカキコクコキ。ドブロギターも掻き毟りハープもぶわー。音程取るのももどかしい吐き出し歌唱の江戸っ子ボーカル、1曲目から大全開。引くとか手抜きなどゆう言葉はロリー大辞典には一切無し。聴いてるこちらも脳みそが大汗だくだく、覚悟召され。前回のライブ盤との大きな違いはキーボード氏の存在です。ルー・マーティンさん。この方のエレピ中心のプレイと来たら、ほぼ右手だけであろうかっちゅうかわゆくも真っ正直なもの。その猪突猛進さは兄貴の正に朋友でござる。まあそれは鬼神のリズムセクション、前回と同じぶりんぶりんベース、ジェリー・マッカボイ氏、ブルー・プリントから、まーよくぞ人を得たのドラム、ロッド・デス氏も同じですが。チームワークとはこのことであります。楽天イーグルスの皆さん、教材で全員これを聴きましょう。音楽の根っこはもちろんブルース。ただばくばく食って完全消化、もうこのアイルランド人の筋肉グリコーゲン化しておる。そしてロックの気持。ロックは形態でなく態度、心意気であります。実際どんなんか、さあどれを試聴しようかとお悩みの貴兄。3.タトゥー・レディ行っちゃって下さい。6.100000万マイルも離れて、も。キラー中のキラーであるからして。今は元の映画のDVDも出てるのかー!!。知りませんでした。見たいX100000万。かつてバカ正直な大真面目なこんな燃えろ男がおりました。かっこつけたり斜に構えたりする暇があったら人生この音にひたすら浸っていたい。感謝。

(マスター)2003.12.4

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