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ろっくす超大特選盤


You Don't Mess Around with Jim

*ジム・クローチ。70年代前半にアメリカで活躍したシンガーソングライター。さんざ苦労したあげくやっと成功した矢先の73年に飛行機事故で亡くなりました。これは彼のベスト盤です。ジャケが強力。表も裏も顔のどアップ。うちのはアナログだからさらに強力で。よく言えばエリオットグールド、普通に見ると現場にいるおぢさん。実際にそっくりな人と昔仕事したことあり。歌ってもらえば良かった[(^o^)]。と思ったら本当にこの人現場仕事してたそうでその時デカハンマーで手を打ってその時痛めた指を使わないで弾けるギター奏法になったらしい。私も現場で指ポッキリ骨折したことあり。他人事では無いなあ。さてこの盤、顔と同様に超強力です。言われなくても憶えちゃってその後の人生で口づさんじゃう曲ばかり。口づさみながら泣いちゃう。良くて。どう見てもユダヤの人なんですが、どんな背景があったのだろう。同じ鼻のザッパちゃんはあれだし。生活の中で自然に小ジャズやラグタイム、フォークを聴いてすぐ自分の歌を作り始めたのだと思う。真面目にジャンルを追求してないオリジナリティで一杯です。あまり追い求めるとはまっちゃうから。アンプラグドなんて言われなくてもこれしかないの簡素な生のアレンジのジム・クロウチの歌だけ。難しいことはよくわからないけどと自分の見て聴いた感じたことだけを歌って、それだけに染みる染みる。歌は本来身近にあるもんだから。批評やなんかの外にあるこれらの歌はほんとに私にとって大事なものばかりです。ベスト盤にありがちなこれでもか感など無し。タイム・インナ・ボトル、アイ・ガッタ・ネーム、オペレーター等々素敵な曲に浸って、やっぱ感謝するっきゃないな。気付かないうちに確実に自分の一部になってる。あまり人に言いたくないこっそりここで泣いてます。

(マスター)2003.11.24


みなさんオピニオン

anais> リロイ・ブラウンは悪い奴、タイム・イン・ア・ボトル、いいなぁ。ジムさんや、ゴードン・ライトフットさんの歌声は今なお心にす〜っっと溶けていきます。 [11/24 22:04]
マスター> 本日はジムさん。時間を切り取ってそれが永遠になっていくような気持ちになりました。 [11/24 09:52]