シロナガスクジラ |
化石生物を含めて、最大の生きもの。 体色は幾つかあるらしいけれど、グレイ、いぶし銀のような光沢と斑があり、実に美しい。遠くから水中にいるのを見ると、 ブルーに見える。 記録としては35メートルがある。尾ビレの幅 約7-8メートル。 ピグミーシロナガスクジラなどいくつかの亜種があり、それらの体長は小さいが、フィールドでの識別は 不可能だと言われている。 太地の記録では、当時、人力で漕ぐ船の中世界最速と言われた日本のクジラ船も、シロナガスクジラには 追いつけず捕れなかったとあり、時速30キロメートル以上で泳げるそうである。 体重 100-120t 個体数 6000-14000 ブローの高さ 約10メートル クジラヒゲの数 270-395枚 ともかくでかいよぉ。マッコウクジラ、ニタリクジラ、ザトウクジラなど体長12-15メートルのクジラを見慣れていると 浮上→ブロー→背中の露出→背ビレの露出→尾ビレアップ、とだいたい時間が決まっているけれど、シロナガスクジラ は、それぞれの間隔がその倍の時間を要するため、いつまで経っても背ビレが出てこないので「まだ出ない、 まだ出ない、まだ出ない」と、感覚的にその巨大さを実感することができる。 |
識別ポイントと身体のパーツ
とてつもなく高いブロー(10メートル)は遠くからでも種が判明できるほど |
おまけにまるで蒸気機関のような力強いブロー |
背ビレは身体の割りに小さくて尾の近くについている。 右は仰向けになった腹部で右側が頭。右の胸ビレが見える。 |
シロナガスクジラのストランディング(バハカリフオルニア)
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