トラフズク Long-eared Owl |
左の写真は、都内で。 右の繁殖は、 長野県八ケ岳です。 |
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赤外線カメラで撮影 画像クリックで首の 上下ひっくりかえりビデオが 見られます 700k |
八ケ岳の地べたに作った巣で雛を抱くトラフズク。 このまま不思議な形に翼を広げて威嚇する習性がある。 この写真は威嚇の途中。 |
英名では、コミミズクの「短耳フクロウ」に対して、「長耳フクロウ」で、長い耳のように見える「羽角(うかく)」を持っています。 標準和名ではトラフズク(虎斑木菟)です。 このフクロウを見るには、巣を見つけるか、冬季町中に越冬に来たものを見つけることです。 巣は、鴉の空き巣を利用したり、時には鷹の空き巣を利用したりします。さらに山地の草原では地べたに 卵を産んだりもします。 冬になると全国の街内に現れ、数羽が一緒になって同じ木にとまっているのが常です。 気が付かないだけで、貴方の家のすぐ側の公園にも居ると思いますよ。 食性 ハタネズミ、カジプトネズミ、ドブネズミ、ヒメネズミ、セスジアカネズミ、などのネズミ類。アズミマモグラや小鳥類のスズメ、ヅクミ、ホオジロ、オーストンウミツバメなどもとらえる。 異名 とらふ、とらみみづく、 |
一般に、トラフズクは短い渡り(昔で云う漂鳥)をします。だから冬場に見る機会があります。 1.道路を走る 道路を走っていて見る機会はほとんどないでしょう。 2.巣を見つける トラフズクの多くは、鷹や烏などの開いた巣を利用して繁殖します。ここから空き巣という言葉が出来たのだと、大辞林には載っていません。 時には、草原の地べたに巣を作ることもあります。 3.越冬地を探す これは可能性が高いですよ。 都心でも越冬していますから、公園やちょっとした林の常緑樹の枝を根気よく探して廻るといいでしょう。 これは昼間ですよ。昼間。夜は無理です。 たいてい2−3羽でいますが、十羽を越すほど団体でいることもあります。 |