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図の下の名前をクリックすると声が聞けます。
ブロードバンドで、重たいファイルも心配なくなりましたね。

このコーナーのデータの一部は、目盛りが見えませんが、底が0、天井が11000HZ、
下から500、1000、1500、・・・10500と500HZ刻みになっています。
横軸の時間は鳥によってまちまちです

このコーナー共通・サンプリング周波数22000HZ 32bit mono mp3ファイル


クロツグミの声(115K)   河口湖で収録


美しい歌の持ち主、クロツグミの面白いのは、近くにいる鳥の
声を自分の歌の中に歌い込むことです何のまねをしているでしょう?
クロツグミのパロディをお聴き下さい。

キビタキのちょっとこい鳴き
キビタキのちょっとこい鳴き(13k) 山中湖で収録
キビタキのツクツクボウシ鳴き
キビタキのつくつくほうし鳴き(32k) 山中湖で収録
キビタキも妙な鳴き声を持っています。




カッコーの仲間たち・これだけ違います

カッコーの声(3k)  北海道で収録
カッコーは結構低い声ですね。600HZ前後です。

ツツドリの声(3k) 富士山麓須走で収録
もっと低いのが筒を手のひらで叩くように鳴くツツドリで、500HZ以下なのが判ります。

ホトトギスの声(4k) 山中湖で収録
鳴いて血を吐くといわれるホトトギスです
「てっぺん駈けたか」と聞きなしますね




ウグイスの方言もこれだと一目でわかりますね
石垣島のウグイス
石垣島のウグイスの声(7k) 沖縄石垣島で収録

三宅島のウグイスの声(8k) 三宅島で収録



野鳥の内で最も高い声の持ち主ヤブサメです

ヤブサメの声(183k) 河口湖で収録
あまりの周波数の高さに昔のレコード盤では収録できませんでした。

日本の野鳥の内で最も高い声で歌う鳥です。
実は、僕はこの後半は聞こえません。50を過ぎると聞こえない方が
現れます。相当大きな音で再現されるはずですが聞こえますか?
逆に低すぎて聞こえないのがクジラの声紋にあるシロナガスクジラで、
ほとんどのスピーカーでは聞くことが出来ないと思います。
これらは、スピーカー性能によるものです


鳴き声の美しい鳥は、ソナグラムも華やかです
ビンズイ
ビンズイの声(15k) 山中湖で収録
オオヨシキリ
オオヨシキリの声(11k) 大井埋め立て地で収録
「仰々し、仰々し」
ホオジロ
ホオジロの声(8k) 多摩川で収録
「一筆啓上仕り候」と聞きなしますが、これはあまり似ていません。

センダイムシクイの声(8k) 山中湖で収録
「焼酎一杯グイー」
みそさざい
ミソサザイの声(19k) 富士山麓須走口五合目で収録
サンコウチョウ
サンコウチョウの声(10k) 山中湖で収録
「月・陽・星・ホイホイホイ」で三光鳥
オオルリ
オオルリの声(12k) 桧原村で収録



コマドリとコルリは鳴き声がよく似ていると言われるのですが、
ソナグラムで見ると これほど違うことがよく判ります

コマドリの声(5k) 富士山三合目で収録

コルリの声(22k) 河口湖で収録
最初の前奏ヒヒヒヒヒは、周波数が高いのと、声が小さいので
フィールドでも聞き取りにくいものです。

三種類のキツツキが木を叩く音を比べてみましょう

コゲラ、アカゲラ、クマゲラのドラミング(15k)  山中湖・山中湖・北海道で収録
身体が大きいくなるにつれて叩くスピードが遅く、
周波数が低くなっているのがよく判りますね。
木の太さによるものでしょうか?