用意する羽根は、比較的大きい鳥の風切羽根を探します。 旅行の時とか、何かの時に気をつけているといいでしょう。 カモメ、トビ、カラス、鶏でもいいですね。 ハトでも可愛いい羽根ペンが出来るかも知れません。 1.羽軸の先をハサミで切ります。 2.上側にカッターで羽軸の縦方向に、切れ目を入れます。これは、インクが通るインク道です。 3.次に、裏がえして、ペンさきの形にそいでゆきます。 4.これで出来上がりですが、これは素朴で味わいのある線が引けます。 アメリカのスミソニアン博物館のミュージアムショップでは、カモメの風切羽根で作ったものを3ドルで売っています。 もう一つは、1.が終わると、羽軸の大きさにぴったりの金属か、プラスチックのリングを探して差し込み、それに市販のペン先を差して使用する方法もあります。 ロンドンの紳士用小物で、このやり方で作った金のリングをはめたセンスのいい羽根ペンを売っていました。 |
ススキみみづくの作り方2.ついでにススキの穂を失敬して帰ります。 3.家に帰ると、(帰らなくともいいですが)3−5本の束を4つ作り、茎を縛っておきます。こうすると作業がしやすくなります。ススキの数は穂の豊かさによります。 4.頭、胴体、左右の翼の形に丸めて今度は、しっかり縛ります。 翼は、胴体と一緒に丸めて左右を翼の形に整形してもいいでしょう。 5.頭を胴体より大きくすると、可愛いくなります。 6.眼は、割り箸を折って、先に円く切った紙を張ります。眼はふたつです。それを差し込みます。目も大きい方が可愛いくなります。つむらせたり、半分開いたり、ウインクさせてもいいです。 7.耳は、折り込みの紙かんかを細長く切って差し込みます。 8.くちばしは、ススキの茎を少し曲げて差し込みます。 ススキの穂で作るのですから、割と自由に整形できます。 秘訣は、やや穂を多めにして、堅い感じに仕上げるとしっかりした いいススキみみづくが出来ます。 見本を見たければ、【雑司が谷鬼子母神】に行くと、由来を書いたものをつけて売っています。親孝行な少女の話です。 |