救急 First aid

 なお、久則庵のゲストブック宛に頂いた、傷病フクロウの顛末レポートを、
了承を得て転載させていただきました。
大変参考になることを書いて下さっています。是非ご覧下さい。
はここ
 

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 フィールドで、弱って動けなくなっているフクロウやその他の野鳥を見かけることがあります。
 これらのフクロウなどの野鳥は、ほとんどの確率で生きながらえることのない運命にあります。
 そしてそのこと自体は、自然界にとって大きなダメージというわけでもありません。
 生態系でのごく普通の姿であり、ルールなのです。

 弱った鳥を見て、何とかしてやりたいと思うのは人だけに起きる心の動きです。ええ、豚やカバやイノシシ、いや猿でさえそんな気を起こしません。大概はこれ幸いと食っちゃうのです。
 なぜか人は、このように他の生き物と違った行動をとります。僕は、この「心根」が結構気に入っています。人って捨てたもんじゃねぇよな、ってのがいいのです。
 ほら日本では昔から「級長台所に入れば教師もこれを打たず」いや「窮鳥懐にいれば猟師もこれを撃たず」といいますよね。

 しかし、これは自然界のルールには、反します。間もなく分解できると手ぐすね引いて待っている無数のバクテリアは、人がそれを救うために持ち去ると烈火のごとく憤ることでしょう。怒り狂ったバクテリアの顔が目に浮かびます。
 つまり、これを客観的に観ると、フクロウ救急という人の行動は、ルール違反であり、人が人のために「救う喜び」を得るための趣味、我が儘、センチメンタリズム、身勝手、そんなものでしかないのです。

 でもね、この身勝手は、ごく、ごく、ごーくちっぽけな身勝手でしかありません。そりゃそうでしょう、税金使って、票のため、土建屋に金をばらまくために日本中に必要もない道路を作って、グチャグチャにしてしまった身勝手と比べれば・・・・ね。

 かまうことありません。どんどんフクロウを救ってやろうじゃありませんか。どんどん。ね。

そうして巧く救ったとか、失敗した(これで元々と思って下さい)とかをお知らせいただけると、きっと役に立つことと思います。 


                   人が生きものを殺すわけ
 庭作りは、自分の好きな木や花を園芸店で購入したり、山や野原から移植したり、知人にもらったりするのが普通です。
 そうして育てる自分にとって大切な植物をここではとりあえず「贔屓(ひいき)植物」としましょうか。
 で、それ以外の植物は全ていつも雑草と呼んで引き抜いている不要な植物ですね。ここではそれを「ムネオ植物」としておきましょう。(北海道では必要としている人もいるようだけど我が家では必要のないスズキ・ムネオから命名)名字は「イカシマ」。イカシマは、アイヌの人たちの言葉で、いらないもの、役に立たないものの意味です。つまり「イカシマ・ムネオ植物」です。
 というわけで、庭に現われた「ムネオ植物」は即座に抜くか除草剤で粛清してしまいます。
 植物に限りませんな、昆虫の「ムネオ」も害虫などと称して殺虫剤でしゅーーっ、しゅーっ。
 今度、僕は、その「ムネオ」達の名を覚えたいと思い立ち、覚えることにしました。覚える数が増え、その「生きざま」を知るにしたがって、今まで「ムネオ植物」だった生き物たちが「贔屓植物」に変わっていく己の心の変化に気が付いたのでありますよ。
 こんな体験は初めてで、いやー実に新鮮、「改心した」とか「真人間になった」とか、そんな感覚と言いませうか、ちょっぴり清々しい気分であります。
 密かに心の闇の中で不快なる物が愉快なるものに変化する、まさに変態の姿が見えたのでありますから、驚きです。はい。
 といっても決定的な「贔屓植物」」に変化したのかというと自信は無いですなぁ。 今でも引き抜いて殺しているし、ツバキのチャドクガの幼虫をしゅーっとやってます。
 講演で、よく生命の大切さ、などと聞いた風なことをしゃべっているくせにですよ。 そうです。言うまでもなく植物も昆虫もみな立派に生命をもつ生きものなのです。にもかかわらず、ね。そう、僕は偽善者なのです。
 しかし、我々はいつも、誰もがこの生命にプライオリティを持たせていますね。誰もが当然のように人の命とゴキブリの生命には差があると信じるものです。アウンサン・スーチーさんを救えーっと叫ぶ人の話は聞きますが、日本ゴキブリを救う会などという団体を聞いたことがありません。
 僕は、今までの人生で「虫も殺さぬ人」は、世界中にたった一人、藤原英司(野生のエルザを翻訳した自然保護運動家)さんを知るのみです。
 藤原さんは、本当に蚊に刺されてもそのままじっと見ている方です。「美しい」のは、その蚊を殺さない禁欲的な行動を自分だけのモノとして、人には決して勧めないところです。(勧められたら困りますが・・・)
 僕はというと、蚊に刺されると即座に殺してしまいます。殺した蚊は、多くの場合メダカに与えます(メダカはボウフラだけじゃなくて成虫も好きなのですよ)。
 時には僕の血をたっぷり吸ったままの蚊をメダカが食べるのだから、メダカが僕の血を食べたことになります。やがていつの日か、僕の血を求めてピラニアのように飛びついてくる日が来るかもしれません。たのしみです。
 脱線したらいけません。
 斯く斯く然々に、普通、人は、自分にとって不要な生きものは殺す、命を絶つ、こういう図式であります。如何なる環境保護論者でも、HIVウイルスや、インフルエンザウイルスは殺します。今まで種の多様性のためにHIVウイルスを守れと言った人を知りません。
 つまり、病原菌は最優位の撲滅リストに上がる生きものなのです。
 ははぁ、あなたは病原菌は生命だと思ったことはなかった?でしょう。
やや大きくなって寄生虫、体外ではノミ、シラミ、ダニ、ゴキブリ、ハエ、の類は大概優先的に殺される運命にあります。蚊は前述の藤原さんがいるのでここらあたりから個人差が出てきます。
大形の昆虫とか、植物になると、相当選択されてきますね。
不思議なことに日本での鳥類は、殺す対象から完全に外れているのは滑稽です。そう、カラスはあれほど不必要だと言われながら、殺す発想はありません。
 一方、魚類は全て自動的に殺す対象なのもこれまた不思議です。
明らかに差別ですね。鳥も魚も同じように人間の食料になりうる生きものなのにです。
どうしてこうなったかは、またいずれ、機会を見て書きましょう。
さて哺乳類となると、国や地方によって文化が異なり、接し方が異なるので大きく選択肢が別れます。
ちなみにあなたはチンパンジーを殺せますか?
彼らは、近年DNA塩基配列の比較によると人間と98.77%(サイエンス)が合致しているというので、分類学上人科(ひと科)に分類されました。だからNHKの番組では、チンパンジーをひとり、ふたり、と数えています。知ってました?
では、ニホンザルなら殺せますか?(DNA差異約50%)
原猿類なら殺せますか?
猫が殺せますか?
犬が殺せますか?
オオカミならどうですか?
クジラはどうですか?
コイはどうですか?
スズメはどうですか?
鶏はどうですか?
これぐらいにしましょう。
なんとなく、殺すことがどういうことか感じられてきませんか?
ちなみに以上は、みんな人間が殺して食べている生きものです。
長くなりすぎましたねー。
時に、庭やベランダを見ているだけでこんなことを感じるものです。


                                                       


四月、五月は、フクロウの雛を拾ったとか、捨てられていたので助けてきた、とかの「事件」が一番多い季節です。
一般に、季節を通じて最もフクロウの「事故」の多いのは、この「雛拾いシーズン」と春秋の渡りの季節かもしれません。

1.窓にぶつかって失神したり、骨折したり、時に外傷が出来るもの。
2.今年生まれの若鳥が、餌がとれなくて衰弱したもの。
3.交通事故によるもの
4.その他感染症と云えるもの。
5.そして4、5月にフクロウの雛が「助けられて」くること。


 野鳥全体では、油汚染や農薬中毒など、水鳥の鉛弾呑み込みによる鉛毒、釣り糸による被害などが挙げられます。フクロウの仲間は、食物連鎖の上位にいるため農薬被害などの可能性は高いのですが、我々には判断が難しいと思います。というわけでだいたい以上が主なものでしょう。



                                                       

 そこで以上のような鳥を見つけたり、誰かに持ち込まれたらどうすればいいのでしょう?
 これらの鳥は、なんとか元気にして自然に帰してやる、いわゆる自然復帰が大前提です。
 そのためどういう工夫が必要かを考えてみましょう。

 傷病鳥を見たとき、自分の手に負えないと思ったら、直ちにリハビリセンターのような関係の機関に連絡します。近くの動物園へ、と考える方がいるでしょうが、動物園は忙しくて自然復帰まで手が回らなず、そのまま飼ってしまうケースが多いようです。自然復帰が目的の団体や個人の運営するところがベターでしょう。
 いくつかHPを紹介しますが、メールではすぐに読んでくれるとは限りません。あくまでも参考に。
 日本野鳥の会の支部なども、どうすればいいか親切に教えてくれる筈です。
 しかし、それでも時間がかかるので、「その前に死んじゃうよ」と、いうような時のためのノウハウ、を述べましょう。
 
傷病の程度
 ぐったりしている。翼をたれている。
 どこからか出血している。 などがあると思います。


 ぐったりしている。
 外傷も骨折もなくぐったりしている場合、窓ガラスにぶつかったとか、車に飛ばされたとかのショックもあります。農薬、その他の毒物、細菌によるものなど、なんらかの理由で衰弱している場合もあります。 衰弱の程度もなんとか立っていられるぐったりから、横になって息をしているだけのぐつたりまで様々です。
 原因も単に餌がとれなかっただけで衰弱したり、寄生虫がいたりとこれまた様々です。
 空腹かどうかを看るには胃袋をそつと摘んでみます。胃袋は首の付け根、胸の筋肉の上辺りです。食べ物が入っていると感触があります。
 皮膚に付く寄生虫の場合は、羽毛をめくってみると多いものは、びっしりダニが付いていることもあります。多くの鳥は巣の中にいる雛にダニが寄生していて、僕は撮影中、ついに親が雛を捨てるのを見たこともあります。
 ダニにしてみれば長く待ったチャンスなのですから懸命なのです。
 耳の奥や鼻の奥に入り込んだものもいます。
 そんなダニには除虫菊の成分で出来た殺虫剤を用いるのがいいでしょう。小鳥屋で売っています。ダニには申し訳ないけど、鳥には害がなくて鳥の周囲がダニ色で染まるほどパラパラ落ちてきます。
 こういう場合、餌をとっていないことが多いようですので、餌も与えますが、同時にやっていただきたいのは保温です。
 鳥は体温が高く40度前後です。だから暖めてやります。
 ショックだけの場合は、これで元気になることもあります。



                                                       


 自分で餌をとる元気もないほど衰弱している場合は、くちばしを持って口を広げ餌を押し込みます。
 これにはやや要領が要りますが、少し元気になれば、それを嫌がつて自分で食べます。
口の開け方
 餌は、「種」のところで列記してあるそれぞれのフクロウが食べているものに準じますが、季節が悪いと昆虫などなかなか手に入りません。そういう時は、釣り餌屋に行くとミールウォームという「ウジ虫」を売っています。フスマ(麦糠)をバケツに入れてミールウオームを5.6匹放り込んで置けばどんどん増える生き物です。
 バードウォッチャーは、これで餌付けをして写真を取ったりするのに用います。
 江戸時代の飼鳥の本を見ると、七分餌とか六分餌とかいって、魚粉など動物質と米糠など穀物の粉を混ぜたもので飼育していたようで、当面は、これでも飼育が可能かも知れません。

 息をするのがせいぜいのような極度に弱っているものについては、先ず保温、そしてごく少量の水か、または市販の高カロリー飲料をくちばしの横から湿してやります。一度に沢山与えると、窒息してしまいますから要注意です。
 チョボチョボ飲んでいるようでしたら、しばらく時間をおいてまた与えるといいでしょう。
 さらに状況がよくなったら、赤ちゃん用の総合ビタミン剤(水溶性)があるのでそれを人間より薄めにして、体重比で与えるのもいいでしょう。

 水は飲むけど、どうも回復が思わしくない場合は、細菌によるものであることも考えられますから、薬箱から、残っている抗生物質をほぐして、水に溶き、同じ要領で飲ませます。分量は人間の体重との比例で見当をつけます。水に溶けないものもありますが、そんなときは水と一緒に飲ませます。これで症状がよくなるケースはけっこうあります。
 これは、空腹で弱っている時にも同時に与えてもいいのです。原因が絶食だけなのか、病気で絶食状態にあるのか判らないからです。

 それらの結果、さらにさらに好転したら、レバーペーストなどを与えます。もちろん自分では食べないので、くちばしを開いてヘラで口の横になすりつける感じです。
 そうこうしているうちに、レスキューの団体に連絡が取れるかも知れません。
 しかし、この頃になると、ここまで回復したのだからなんとか元気にして自然に帰したという欲求が出始めます。
 ここまではけっしていけないことではありません。が、結論は後にして、次に、外傷がある場合について述べましょう。
こうして、ネズミを口の内にねじ込めますか?



                                                              


 まず傷の周囲の羽毛をハサミでカットします。あるいは少量なら抜いてもかまいません。あとは、人間の傷の手当と同じです。家庭常備薬は鳥の常備薬でもあります。
 オキシフルで消毒して、アカチン、ヨーチン結構です。
 傷が大きい時、爪で引き裂かれてパックリ開いている時などは、もし度胸があるなら縫ってやるのがいいのですが・・・・・その場合一番小さい針と絹糸がいいですね。
 もちろん家に残っている抗生物質を水で溶いて、人間との体重比で与えます。
 問題は野生の生き物は、少しよくなると動きまわるため、翼や足などの傷は再び傷が開くことがあります。そのため翼ごと、或いは可動部分ごと包帯か布で縛っておくのが一番です。



                                                              

 

 骨折はなるべく早く処理をしないと固まってしまいます。
 翼など固まってしまうともう二度と大空を飛ぶことが叶いません。それは鳥にとって一番哀しいことだと思いますよね。かといって素人が翼の骨折などを元通りに飛べるようにするのはなかなか難しいのです。(玄人でも難しいのです)。
 「鳥の骨は、犬に食わしてはいけない」といいます。これは、鳥の骨は中空でパイプのようになっていて、折れるとトゲトゲになってしまうからです。
 動物が骨折したときの整骨は、「ひっぱって、納める」という事をします。
 鳥の、このトゲトゲになった骨は、「ひっぱって」はできても元に納めるのは、トゲトゲでパズルのようなものですから、難しいのです。
 だから翼の骨折となると二度と飛べないと思わなくてはなりません。なるべく速くレスキュー団体に手渡して責任を逃れましょう。(~-~)
 

 しかし、いやだ、私の力でこの迷える子羊をなんとかしてやりたい。そう思う方もいることでしょう、そういう方は、足の単純骨折ぐらいなら、曲がった足の形を元通りになおして(少し引っ張り加減で繋ぎます)割り箸や、コノハズクなど小さな鳥には爪楊枝などで添え木をつくり、両側から挟むようにして縛ります。これでかたまれば万一完全に元通りにならなくとも、は生活するのに不自由はありません。ただし♂の場合、足の関節が曲がらないと交尾に支障を来すことがありますから、楽しい交尾が出来るように心がけてやりましょう。ま、それ以外はきちんと生きていけますから大丈夫です。そしてあなたのチャリティ精神も満足できることでしょう。
 骨折場所が翼だと、そうはいきません。二度と自然界での生活は不可能だと思って間違いありません。






最後に「フクロウの雛を助けてきてやった」について述べましょう。
 これは今までの傷病鳥とは全く異なる次元の「事件」です。
 四月、五月になると必ず「フクロウの雛が捨てられていたので可哀想だから助けてきてやった」とか、「落ちてたので拾ってきた」といった話をよく聞きます。
 新聞やテレビでも必ず一つや二つは報道されます。
 これは落ちてたわけでも、捨てられたわけでもないのです。
 フクロウは、まだ白い産毛の頃から(フクロウのページの桜の木にいるのは巣立ちした雛です)巣立ちして近くの枝や、地面にいます。
 だから必ず近くで親が見ています。自分の子供が連れ去られるのを見ているのですから、どれほど親が悲しむか想像に難くないですよね。いやいやこれは擬人化した話で、も少し自然科学的に云いなおしましょう。親は非常なストレスではあると思います。
 個体によっては、気の強いのがいて雛に近づく者に対して襲ってくることもあります。非常に危険ですから山でフクロウの雛を見ても、なるべく知らん振りして「小鳥はホントに歌が好きイー」とでも口笛で吹きながらその場から遠ざかることです。よりよい態度は、手に持っているもので頭や首を覆ってそれをやるとベターです。
 そういうわけで「助けてきた」というフクロウの雛がいたら、すぐに元の場所に返してやるのがなによりです。
 ただ、誘拐してきて三日も四日も経っている雛については、元の場所に連れていき、しばらく遠くから見ているのがいいかもしれません。それで親が現れたら大丈夫、待っていても現れなかったら野犬や他の哺乳類に襲われるのを避けるために、木の枝など高いところにとめて帰ります。翌日見に行っていなくなっていれば親が誘ったと考えていいかもしれません。同じ枝にいたらちょっと心配ですね。
 実際は、夜になると親か、雛かあるいはいずれもが啼くものです。そうすると反応して、大概は大丈夫なものですが、時間が経ちすぎていると(個体差にもよります)、こんどはなわばりの侵入者になってしまう可能性もあります。





 最後に、この救急ページで最も重要なことを述べます。
 もしこのページを参考にして、弱ったフクロウやその他の野鳥が元気になったとしたら、これほど嬉しいことはありません。
 手厚い看護の結果、瀕死のフクロウが元気になったときの嬉しさは、それはもう・・・・フクロウ界のナイチンゲールかマザーテレサにでもなったような気分になるものです。
 その頃には、フクロウはすっかりあなたを信頼してなつき、何とも可愛らしい存在になっていることでしょう。
 そしてあなたは、このフクロウを放してやる勇気が少しずつ希薄になっていることに気がつくことでしょう。
 ある人は、時に、このまま飼い続けたい「悪魔のささやき」に負けてしまうかもしれません。
 「ああ可愛いいわたしのオフクちゃん」
 でもあなたのオフクちゃんではありません。
 これでは救うという初期の目的とは逆の、拉致、監禁ということになってしまいます。


 参考までに、フクロウは飼育すると、どれほど可愛らしい生き物か、そして人間と仲良くなると自然復帰がいかに難しいかを詳しく、楽しく書いた福音館の「フクロウ物語」という本を紹介しておきます。

 なお、久則庵のゲストブック宛に頂いた、最近起きた傷病フクロウの顛末レポートを、了承を得てここに転載させていただきました。大変参考になることを書いて下さっています。是非ご覧下さい