アオバズク Brown HawkOwl

4-10月日本に帰り、毎年同じ所で繁殖する渡り鳥で平地から1000メートルまでの標高にいます。

食性  
 ヤガ、スズメガ、ヤママユガのの成虫、ムネアカダイコク、オオモンキゴミダマシ、コダタノゲンゴロウ、クロコガネ、サクラコガネ、ヒゲコガネ、ガムシ、タガメ、アオオサムシ、クワガタムシ、アキアカネ、オニヤンマ、カトリヤンマ、シオカラトンボ、バッタ、クビキリギス、トノサマバッタ、トビケラの仲間、セミの仲間、キビタキなどの小鳥、ウサギコウモリ、テングコウモリ、など。

ホーホーと二声づつ区切って啼きます。比較的都会でもいるので、声を聞くことが出来ます。
5−7月頃、白い30×35前後の卵を3−5個産み育てます。

異名  みみずく、ふくろう、もほ、てつてぽっぽ、くろふくろう、めめづく、やぶもっこ、ふくろ、あおづく、つく、さつきどり、ねこどり、ぼんぼんどり、づく、とおすくぼう、あおば、ひぶくろ、あおずと、ぬりとら、ほーほーどり、みみつく、ほほどり、みゃーつく、


                 

アオバズクの見つけ方


アオバズクは、渡り鳥です。
フクロウの繁殖が終わった5月頃から姿を見せます。

1.声を聞いて見つける
 繁殖が始まると、ひっきりなしに啼くので、いる場所に行けばすぐに判ります。
 夜ですよ。夜。昼間は啼いてません。

2.巣を見つける
 ちょっとした公園や神社仏閣、森や林のあるところ、そして目の前に田圃があるところなど、蛾やトンボなど(上の囲み内で食性を見て参考にして下さい)の昆虫がいて、わずか10センチの穴の開いている樹洞があれば、彼らの繁殖のための条件が満たされるのです。
 巣を見つけたら、その近くで待っていさえすればひっきりなしに出入りするところが見られます。
 夜ですよ。夜。昼間は出入りしません。

 巣箱を掛けるという方法もあります。

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