*ジョージさん、バングラデシュから遥か時を経て2枚目のライブ盤。しかもライブ・イン・ジャパーンだー。しかもエリック・クラプトン・バンドがバックに。ほぼその時点で理想的な状況です。にも関わらずわたしゃ見に行けなかった。確かこの時分今の仕事始めたばかりで生き残りに必死だったのね。んな人間にとってもとっても嬉しい盤です。わー、あれも知ってるこれもやってるきゃあきゃあとミーちゃんハーちゃんになってしまうわ。ピギイまでやってくれてまー。見に行った人がほんとうらまやしい。支える演奏はほんとうまい。うま過ぎるって文句言いたいくらい。最近のライブに共通するどっかビニールみたいな楽器の音が気になるけど。しゃあないわなあ。でももう少し別な音質進化の方向は無かったのかな。みんな同じ音いろになってしまうようで。な中やっぱジョージさんの変わらぬ朴訥ギター、そして声は健在です。人間の個性に勝るもの無し。しかしジョージさんのヴォーカルは全くジョージさん。ビートルズって4人のまったく違うスタイルの強力ヴォーカルが揃って。それだけでほんと凄かったんだって改めて思う次第。ピンでこれだけやっても余裕の至福時間です。さてクラプトンさん。実に控え目で。仲が本当に良くてお互いを尊重してたんだなって伝わってきます。あれデマだったんですってね。パティさんをめぐる三角関係って。そりゃそうだよなあ。それでもこんなだったらやっぱ変だもん。どっちかと言うとバックだとストローク、ソロできゅういーんの方なんでバックでの渋いキメはあまり目立たんがその分ジョージさんのギターが引き立ってる。時たまやってます。歌の合間合間にぽろぽろきゅうぃーんを。実は私これが苦手。モダンブルース・スタイルなんだけど本人が歌いながらやるのはギターとの対話で納得いたしますが人のバックでこれやると...演歌に(^0^)。でもなあ一切かっさいやるなちゅうてもやっぱ無理か。これが根っからのスタイルだし。って文句言うんじゃない。わはは。このスタイルだとやっぱ最近の曲の方がしっくり来るのは確か。往年の名曲で皆ぐっと来ますよそりゃあでも一番おおおと思ったのはセット・オン・ユー、クラウド9、ヒア・カムズ・ザ・サンと続くところ。これらはスタジオ盤より好きです。初めて買うのにこれで行くのはそうだなあいかがなものかと思ったりしますが最初はベスト盤最後はこれって〆るととてもとても染みてくるのではないでしょうか。そしてうーん次のアルバムは遺作になってしまう。実はまだ聴けてません。何か踏ん切りがつかなくて。このまま聴かずにそれがあるってことだけで行くかもしれん。遺作じゃなくて次のアルバムが聴きたかったです。ジョージさん。何よりも沢山の素晴らしい作品をありがとう。人生の時間の一部を確実にあなたの音楽と共有させていただきました。またいつでも会いに行きます。その時はよろしくー。毎度面倒かけますです。 (マスター)2004.7.3 |
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