前日のWANTED rocks  top back    


ろっくす特選盤


試聴はここで

*リズムの嵐が英国を吹き荒れている中、欧州ではその英国パンク勢が憧れていたドイツはCANのメンバー、ホルガー・シューカイさんはこんなかわいいアルバムを作っておりました。かんたるーし〜〜〜あ〜〜で始まるペルシアンラブでお馴染みムービーズ。その曲は日本でもCMで使われたことがあるんでシュウカイ?誰だーって方も曲を聴けばああこれかーと覚えていらっしゃるかも。CANと言っても愛は勝つでは無いことは確かでダモ鈴木とかヨーグルトみたいな名前の人がおった魑魅魍魎バンドでござりました。その後初のソロでありますここでシュウカイさんがやっておるのが偶然にも同時期海の向こうでイーノ&デビッド・バーン両氏がやっていた事と同じ市井の声を己音楽にのせてコラージュした音楽。これがまたえらく心地良いのです。音は優しく心安らぎかつどわどわっとパワーが湧いて来る。不思議でしゃあないのがこれはあれだいきあたりばったりに作ったのか?はたまた計算されつくして作ったのか、あまりに気持ち良いので思っちゃうのですけど、想像するに最初は確実におーいえで思い付いて作ったベーシックトラックに面白いなと録り溜めておいた素材テープをラジカセがなんかで流してリアルタイムで合成、さらに演奏もやっーと足して短時間でやっちゃった。偶然やひらめきでマジックが充満したデモテープが最初に有ったのでは無いかと。問題はその後でその鮮度を失わないまま、何つったってサンプラーなどまだ存在してない時代ですから根気良くテープ切り貼りして完成させる。さすがにへこんだようでもう駄目だーと思う事108回、その時激励したのがウルトラヴォックスのジョン・フォックスさんとゆうええ話も有りで涙を流しながら聴きます。奇跡のようにキラキラしてます。圧巻はやっぱりペルシアンラブ。このポップ感はいったい。怒涛の様に展開して最後になだれ込む様は正にムービーズ、六分でドクトル・ジバゴ一本分の映画を見たかのようで。クール・インザ・プールのそよ風ファンクも神様俺に金をクレーもほんとそうだそうだ、ハリウッド・シンフォニイの壊れそうで壊れない風情もどこをとっても美味しいとこだらけ、日本にとっても興味のある方らしいと聞きました、さすればこれは日本庭園の石配置音楽か?細部を見ても一見意味わからずでも全体を眺むれば何故か納得、感動の嵐で...うーん稀有です、他では味わえません。ジャンルわからんし、んなことどうでもいい。でしょ?

(マスター)2004.2.11

みなさんオピニオン








++ご意見をこちらより是非。後ほど掲載させていただきます++
名前:
オピニオン:

このページをどのようにして見つけましたか?