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ろっくす特選盤

試聴はここで(輸入盤)


グッヅ


*ジェフ・ベックつう人は、周囲は早くZEPみたいなどハードロックやってくれーって思ってる。本人はとにかくソウル好きでバンドでかちっとした歌ものやりたい。その割りに己のギターははみ出しちゃうわそのはみ出すとこが魅力だわ、コミュニケーション下手つうか性格つうかバンドは長続きしないわその出会い頭のバッツンバッツンが魅力だわ、とにかくどっか思い通りに言ってないような、レコードでもどこかしらそれが出ているような気がしてるのですけどいかがなもんでしょう。その彼がベック・グループを作って以来ずっと求愛し続けていたのがこのカーマイン・アピスさんティム・ボガードさんの強力リズムコンビ。そのお二人のカクタス(これがまたど強力)が解散して、やこれで出来るとミドルトンさん以外のメンバークビにしてキムさんつうヴォーカル加えてさあ発進となりますが、どうもキムちゃんライブでださい。でテンチさん呼び戻すも今度はミドルトン氏と一緒にやめちゃった。ハミングバード行き〜。でポール・ロジャースさんってすげー案も。そりゃ実現したら涙もんでしたがこれもX。結果的に最強トリオ誕生になっちゃった。毎度毎度どうも(^_^;)。で今回も結果的にどうかって話になっちゃう訳で、そりゃ大丸花丸二重丸だがやー。歌はとにかく三人で回り持ちで頑張んなければならぬ。そりゃ弱いっていや弱いんでしょうけど。ええでー。わたしゃテンチさんの歌はロッドちゃんの影がどうしても見えちゃって時に辛いなあって。でもまあベックさんの歌はともかくボグさんカムさんお二人の歌は爽やかです。さすがプロ歌えばそれなりに行けちゃうんだねえ。このスタジオ盤の後ろには我々には忘れることの出来ないライブ・イン・ジャパーンがあります。なもんでどうしてもそっちが強烈印象ってのがあって。地味だがやつう思いが無いわけでもない。ですよねえ。でも少しでも一杯この3人の音、聴きたいぞってのはこりゃ当たり前だからこの盤もお宝なのだ。中身はですからこの二人とこれがやりたかったんですつうこれまでのベック史総決算。前作に引き続きのドン・ニックス氏ナンバー、黒猫の叫びは1期思い出すし2.のレディはこれがやりたかったんだのハードロック・ファンク。3.は2期ばんざい。4.迷信はこれやるためにBBAありきだったのでは無いかつう極上もん。ワンダーはんとの間で出すタイミングがどうのこうのあったけど全く別物だから揉める必要無かったよな。これ聴いてペイジ氏はどう思ったかな。ニンマリしたかそれとも。5.は再びニックス氏の曲。よっぽどお気に入り。黒と白の架け橋としてこれほど最適な人材はいなかったのかと。大上段の堂々たるバラードです。これロジャース氏だったらどうなったかな。ちょっと色が違うかな。6.はアメリケンな明るいロックンロール・ナンバー。こうゆうタイプでベックさんのギター聴けるつうのも貴重かも。ポペポポペポってやるだけでジェフ節なのは大したものだわ。7.はラフ&レディなどファンキイ。わうわう技冴えたり。当然カーティス・メイフィールドさん聴きまくってたのでしょう。8.出だしがZEP風、一丸リフハードロックブギー。これだこれだーって。ブギのノリたるや壮絶カツ快感す。ラストはどうしてもやりたかったんです今の件のメイフィールドさんの名曲、アイム・ソー・プラウド。トッド氏も呼んで来てーなんて。念願かなってベックちゃん、真っ向から真面目にギター弾きまくってますいたづら少ないのはちょっとあれかもしれんけど、これは一回はやって貰わねば世間が納得しません。そして次に新しいおもちゃに夢中になっての日本行きーと。

(マスター)2005.2.20

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