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グッヅ

*バーケイズ、お化けズかー?つうのも当たらずとも遠からず、ホーリーゴーストってヒットもあるし。マーキイズ?ピンポーン!一文字違いのバンドです。マーキイズはブッカーT&MG’Sのホーン・セクション込みの時の名称、そしてバーケイズはそのマーキイズが所属してたSTAXレーベルの2番手お抱えスタジオ・バンドで出発いたしました。2番手だからBなのねきっと。元々メンフィスのローカルバンドだった彼らがSTAX自体のあまりの成功で録音の人手が足りなくなってスカウトされた模様です。この前紹介させていただいたアルバート・キングのプレイ・フォ・ヤ・アルバムでバックを付けてたのもこの方達。オーティス・レディング後期のツアーバンドも担当して悲運な事に一緒に飛行機事故に遭遇、ベーシストとトランペッター以外のメンバーを全て亡くするとゆう。生き残った二人は不屈の闘志でバンド復活、その日から俺たちゃ絶対に皆の為にもソウル界で生き残ってやるけんねと決意したのであるのです。STAXとの契約満了で次に移ったのが北のファンク総本山マーキュリー・レーベル。STAXが南のソウル梁山泊でしたからこれはもう。この日からブラック修羅道を歩み出したのだー。この盤はそのとてつもなく長い歴史を10曲で網羅しちまおうとゆうもの。そりゃもう誇大でなくブラック・ミュージックの歴史をそのまま見てしまえる超お徳盤です。BにはBの意地と腕がある。Bだからこそやれることがある。お聴きになると絶対笑ってしまわれる元ネタそのまんま連発ですけど、それはもうブラック・ミュージックはブラック共有の財産、パクってパクって下手すりゃ元より好きだよこれって言ってしまうわしらを見てきっと真っ黒い顔に真っ白い歯でニタっと笑うぞ。とこれくらい前振りしておけば安心安心(^0^)。えー冒頭ソウル・フィンガー、これはもうマーキイズそのものです。だって助っ人だったんですもの。似てますがもちろんそれだけで無いのは言うまでもなし。続いて聴いて行くといきなりリック・ジェイムス登場、アース・ウインド&ファイアのシャイニング・スターまんまのイントロで登場したりキャメオもいるぞプリンスもいるぞで何だかもう家内オールスター。怒るか喜ぶかは貴方の普段の生活態度にかかってくる訳ですが(^0^)、間違い無しは落ち着いて聴いていられないであろうちゅうこと。腰のあたりがむずむずしてぎゃおううういええいって最低でもヘッドバッキン開始してしまいま。これぞ実用ファンクです。かっこえー。かっこえー。かっつっつこえーーー。

(マスター)04.4.19

みなさんオピニオン






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