前日のWANTED rocks   top   back





*イーグルス加入直前の76年に発表された我らがジョーおじさんのソロ・ライブ盤です。私がおじさんのアルバムで最初に買ったやつ。まだWEWEしい高校生だったやに。なぜ買ったのだろう。まだ一枚買うのにも相当な覚悟が要ったときだけに何かあったんだな。アメリカンロックの魅力にずぶずぶ入って行った時でありました。えー裏ジャケでは巨大ライブ会場でやっておるかの雰囲気をかもし出しておりますが実はこの盤、このレコードの為だけのワンナイトスタンド、小ホールでやっったやつだと。知ったのはごく最近のこと。驚いたちゅうか納得したちゅうかメンツが豪華すぎるもんなあ。まあそれにしても演奏の息ばっちし。さすが歴戦のツワモノ揃いだ。まずは聴いてください。1曲目、ウォーカウェーでノックアウトです。彼がいたバンド、ジェイムス・ギャング時代の曲。わたしゃこっちのヴァージョンの方が好き。サビでリズム転換しないでスムーズなんで。リズムセクションが強力です。ドラムに旧知の相棒ジョー・ヴァイダル氏そしてそうだな一番有名なのは何だろロクシー・ミュージックのアヴァロンでのプレイかデビッド・ボウイのヤング・アメリカンズか私の中ではスティーブ・ウインウッド1stでのプレイのアンディ・ニューマーク氏そして彼の相棒のベース、ウイリー・ウイークス氏。微妙にずれたタイム感の両ドラムがでっかいスケール出してぐいノリのウイークスさんのベースが引っ張っていく。それだけでもうご飯賭け付け3杯。ギターの相棒はドン・フェルダーさん。ご存知イーグルスでコンビ組む間柄。全面的にサポートに徹してる。さすが人柄コンビだ。キーボードにジョジョガン出身、自らも78年にサンダー・アイランドのヒット持っておりますジェイ・ファーガソンさん。そして5.ではドン・ヘンリー、グレン・フライがコーラスで参加とまるで迎えに来たみたい。彼らそれまでのジョーさんの盤にもゲスト参加してますがプロデューサーのビル・シムジク氏つながりでお友達になってしまったようです。A面のハイライトは最後のロッキー・マウンテン・ウエイ。ピーター・フランプトン、ジェフ・ベックでお馴染みのトーキング・モジュレーターちゅうエフェクター大活躍だ。ギターアンプの音を袋で集めてチューブで口元に口の中でもごもごさせてマイクで拾うとゆう豪快な一品です。当然、音の圧力物凄く、その影響で頭部部分があのその。3人ともあのその。同じ会に所属しております。B面に入りましてちと雰囲気が変わってくる。豪快おばかさん一辺倒なイメージかもしれぬ人ですが実はかなりロマンティック、繊細な曲も多くて。その味が出てきます。それがまた魅力だ。初めて買った当時はまだピンと来なかったけどこの部分はこっちが歳取ってくごとに好きになってくみたい。元々カラッとしてる個性の人だけにベタベタし過ぎることありゃしません。で、これ聴いて大好きになったとたんイーグルス加入して。いやもうこれにはびっくり。一人イーグルスじゃないけどこれだけピンで世界を確立した人だし。どう納まるんだろうって。そのアルバム、ホテル・カルフォルニアには様々な複雑な印象有り。そしてジョーさんにとってはそれによって”バット・シリアスリイ・フォークス”って大名作を生むことが出来たってんで良かっただわ結局。それにしても今も入ってるんだよなイーグルスに。うーむ。役割は終わったような気がするんだけど。

(マスター)2004.07.06








++ご意見をこちらより是非。後ほど掲載させていただきます++
名前:
オピニオン:

このページをどのようにして見つけましたか?