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ろっくす特選盤



日本盤

*時は72年、グラム・エラ真っ盛り、な時にルー・リードさんの2ndはジギイ・スターダストで飛ぶ鳥を落とす勢いのデビッド・ボウイ&ミック・ロンソン両氏のプロデュースで製作されました。ジャケもご覧の通りお化粧まっちろでグラームでござりますが、まず最初にこいつはとんでもなき名作です。ルー・リードさんを元来嫌いな人でもこれだけはやられる可能性大、誰が歌ってようが誰が絡んでようがどこの誰だかやってるのか知らなかったとして聴いてもまずもって捕まってしまいます、きっと。まだ未聴の方はだまされたと思って買ってしまわれるのが一番近道\(^o^)/。大丈夫です。怖い音楽でも暗い音楽でも鼻につく音楽でもありません。ただ男の人が歌っていてそれが素敵な曲ばかり。聴いた後はいつのまにかサテライト・オブ・ラ〜ブって鼻歌歌っちゃってる自分発見です。とんでもないとこでやっちゃって赤面したりして(^0^)。製作担当のボウイちゃんはルーさん、ルーさんて書くと大柴さんみたいだけど、はは、すげえ大ファンだったりして、えー、ルーさんのいたヴェルヴェット・アンダーグラウンドの大ファンだったそう。で、大好きな人のプロデュースで「お願い、どーかヴェルヴェッツみたいにやって〜、おねがいー」と。よっしゃっと世紀の都会わらべ唄バンドだったヴェルヴェッツと同じ精神の総わらべ唄状態。70年代を通じて脱力ヴォーカル選手権大会チャンピオン保持者のメンツにかけてだらーっと気合を入れてまあしかし良い曲ばかり作ったもんだ。ボイさんミックさんもそれに答えて自身のアルバムでの派手な展開はぐっと抑えて好サポート、そこにはこれだよのアレンジとてもとても素敵です。ボイちゃん発見つうのは前記サテライト・オブ・ラブでの「あーあっうおおおー」くらいだもんなあ。シングル・ヒットも出ました。「ワィルドサイドを歩け」。子供は内側大人は車道側ね。あ、それは知ってるって方はなお安心、あれに匹敵するやつばかりがこれには詰まっておるのだ。あ、あと一つだけ。ジャケはこうだけど中身は派手派手グラマーしてません。いたって落ち着いた、落ち着いたって言っちゃあれかもしれんが、音楽です。とにかく形容でけん。大好きです。

(マスター)04.4.5

みなさんオピニオン
マスター> まあ家族会議まで。ありがとうございました。
name : くまっち
comment : 「メタルマシーン・ミュージック」は置いといて、ベルベット卒業後、「ベルリン」への移行期に、ちょうどボイたんがプロデュースしてくれたよね、と家の者と背景を語り合いました。樂曲的には、プリティなナンバーが多いですね。「ワイルドサイド、、」はウォホール・ピープルへの賛歌(このファミリーの特集、いつか組んで頂けたら、思い残す事はございません) Candy Darlin No return♪  そしてルーおじさんにとって難産であったと、後に語っていたパーフェクト「ベルリン」は、バックのメンバーにも恵まれ、都市生活者の心の闇を抒情詩として、時に突き放すように描ききったのでした。けだるい感情移入のなさが、悲しみを誘います。これに対して「トランスフォーマー」は「明」な作品であると家族会議がまとまりました。
how : rocks
マスター> 音楽のばやいそのアルバムを聴くとゆうことが最大の思い出かと思いますです。そしてボイちゃんはかなり良い人かと。はい。頭もかなり聡明かと。やはり。覚悟もかなりかと。 [04/06 07:25]
s.maria> 自分に実際にそんなすばらしい思い出があるわけじゃないけれど、パーフェクト・ディは泣けますぅ。ボウイは好きな人の作品に参加すると惜しげもなく愛と尊敬を提供しますよねーぢつはイイ人なのかしら(笑) [04/05 23:37]
マスター> 本日はルー・リードさん。聴いたら最後、もう知らないよの名作だ。 [04/05 08:48]







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